ハリルJAPANアカン!ヨーロッパ遠征収穫ナシで大丈夫?

ロシアワールドカップ2018まであと三か月しかない

3月24日と27日にヨーロッパのベルギーなどに遠征して親善試合を行ったサッカー日本代表ですが、一戦目のマリ(対戦時点での世界ランクは67位)は1対1のドロー、二戦目のウクライナ(同世界ランク35位)戦は2対1に終わりました。

現在世界ランク55位の日本ですが、今回戦ったチームはいずれも今年の6月14日から開催されるロシアワールドカップ2018に出場さえしない国です。

果たしてこのままで大丈夫なのか、平均的サッカーファンの僕の個人的な感想と願望を書いてみたいと思います。

今回は完全に独り言的な記事となりますので、温かい目でお見守りください。

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そもそも今回戦った国はどんな国だったのか?

マリ

対戦時の世界ランク:67位 日本との対戦成績(今回の対戦前):初対戦

今回日本と初対戦となったマリですが、これまでワールドカップへの出場経験はなく、アフリカネイションズカップの3位が最高で、アフリカでは中堅国となりますね。

今回日本代表は本選でセネガルと対戦することになりますが、アフリカの一流国カメルーンやナイジェリア、コートジボワールほどのタレントがいるわけではなく、当然セネガルから落ちる相手であり勝っておかなければいけない一戦でした。

ウクライナ

対戦時の世界ランク:35位 日本との対戦成績:1勝1敗

ウクライナと言えば90年代初頭にソヴィエト連邦から独立した国で比較的新しい国ですが、ワールドカップ本選への出場は一回のみでちょうど今回の代表監督を務めていたシェフチェンコが活躍していた時代になりますね。

今回のロシアワールドカップヨーロッパ予選では3位に終わってますが、正直なところヨーロッパでは強すぎずかといって弱すぎずといった中堅国になります。

チームの個人的なイメージとしては、このチームの試合もほぼ見ることがないため、シェフチェンコ引退後はこれといった特徴のない平均的なヨーロッパのチームなのですが、だからこそ中身のある試合をしなければいけないチームでしたね。

今回の対戦相手を見た印象

今回相手チームを見た上での感想としては、どちらもそれほど気になるような選手はいませんでしたね。

若手中心だったせいかもしれませんが、どちらも良くも悪くも、マリはアフリカらしくウクライナはヨーロッパの平均的なチームといった印象でした。

つけいる隙は十分あったと思いますし、ここぞというところで得点してくるのはさすがという感じでしたね。

日本代表が勝てなかった原因

主力の不在

さてここから個人的な分析をしてみたいと思いますが、今回日本代表にはセンターバックの吉田麻也、右サイドバックの酒井宏樹が怪我で呼ばれていませんでした。

またこれまで10番を背負っていた香川真司も怪我がなければハリルホジッチ監督が呼んでいたと発言していますので、いわゆる飛車格落ちだったことが分かります。

清武や岡崎慎司もいませんでしたね。

今回は攻撃面だけでなく、守備面でも連携の悪さを見せたことを考えると吉田や酒井宏樹の不在は大きかったと思います。

選手層の薄さ

今回主力選手の不在や、新戦力の最後のテストの場として重要なヨーロッパ遠征でしたが、国内組中心のDF陣は危機管理が甘いだけでなく、どこかプレイが軽い印象を受けました。

よく言われるように相手選手との距離を取って守るJリーグのやり方と、あくまで個人の1対1の守備がベースとなっている世界基準の戦い方の違いが、相手にシュートを打たれてピンチを招く原因になっていたと思います。

攻撃陣より守備陣がやっぱり重症な感じでした。

攻撃陣に関しては久保や森岡、小林、杉本、中島といった当落線上の選手が試されましたが、香川や本田、岡崎が主力をつとめていた前回大会のサッカーと比べてみると、止めて蹴るといった当たり前のことが当たり前にできていない印象で、パスワークや攻撃のダイナミズム以前の問題という印象を受けました。

評論家や選手の一部も発言しているように、そんなにチンタラやっている場面じゃないだろと感じるシーンが多かったですね。

監督が信頼されていない?

これまでのサッカー日本代表を見ていると強さや自由度の違いはあれ、何らかの監督の色が間違いなく見えていました。

古くは、トルシエはガチガチにシステマチックにしてサイドアタックを中心にした攻撃を目指せば、ジーコは選手の能力を活かしたいかにも南米型のサッカー、オシムは日本人の特性を活かした走れて考えられる選手を集めた適材適所の人選、ザッケローニはボール保持によるパスサッカーを目指して、どのチームも見ていて面白いチームではありました。

ただ、今回のハリルジャパンに関しては縦に速いサッカーを目指しているといいますが、そのスローガンに合ったようなサッカーをしているようにはいまだに見えませんし、試合そのものがつまらないことが多くなっています。

これまでの代表は打たれ弱さやポカみたいなものが多かった半面、強豪チーム相手でも”もしかして・・・”と思わせるシーンやメンバーがあったはずですが、最近の代表チームにこれを感じません。

それこそ今回のヨーロッパ遠征では攻撃に関して手詰まり感しかなく、かと言ってなんとしても点をとってやろうという選手も少なく、目立つのは監督からの指示に対するピッチ上での柔軟な戦術変更ができなかったという声ばかりで、どこかハリルホジッチ監督のカリスマ性や選手からのリスペクトが足りないような印象を受けました。

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本番に向けてどう戦うか?

今回本番ではセネガル、ポーランド、コロンビアという国と対戦していますが、今回のメンバーで臨むと三戦全敗が大いにありうるでしょう。

実際のところ今のメンバーだと自然にラインが下がる形になり、結果的に守る形の亀サッカーになるような気がするので、結果的にスコアはロースコアで終わりそうな気がします。

悪くても2点ぐらいしか取られれないような気はするのですが、おそらく得点の臭いのしない非常に退屈な試合になるのではないのかと想像します。

良くて1分け2敗でしょうが、得点は入らないでしょうね。

言ってしまえば伸びしろがないと思います。

パスサッカーのほうがいいのでは?

今回のハリルジャパンはどちらかといえばカウンター型の縦に速いヨーロッパ型のサッカーを目指しています。ただこれまで結果が出ていませんし、かといってこの戦術で可能性を感じさせる選手もいませんよね。

そう考えるとザッケローニの時にやっていたパスワーク主体のポゼションサッカーのほうが個人的に大分可能性を感じてしまうんですよね。

コロンビアこそポゼションサッカーで戦うのには難しい相手だと思いますが、セネガルやポーランド相手だと逆にパスで揺さぶったほうが何かが起こりそうな気がしますし、相手のエースレヴァンドフスキをある程度抑え込めれば打ち合って何とかなるような気もします。

まぁ結局今回の試合で縦に速いサッカーと謳っておきながら攻撃時にはあまりにもこね回し過ぎて相手の守備ブロックが毎回整っていたのには僕もいい加減ウンザリしたわけです。

香川真司は必要

今回香川真司は怪我のため呼ばれていませんでしたが、ハリルは呼ぶ気でいたようではあるものの、いまだにファンの中には彼が不要という意見があります。

ただ個人的にはこの意見には反対です。

彼は独力で何かをする選手ではありませんが、おそらく対戦国の選手が実際に戦う上でいの一番に気にしてくる選手は彼であり、彼しかいない思うんですよね。

それこそゴール前で動けば一人はついてくるでしょうし、ボールを持てば詰めなければいけないという心理が働くでしょうし、それだけで味方のマークが甘くなります。

つまり今回のメンバーで足りなかったのはその部分であり、相手はゆっくりブロックを作って”バッチコーイ”で精神的余裕をもって守れたと思うんですよ。

こういった点で間違いなく呼ぶべき選手だと思います。

またもう一点呼ぶ理由は、何かを起こしてくれそうなこと。

今回の遠征で見ていてつまらなかった点は攻撃では新戦力の中島選手が持った時以外は何も起こらなさそうだったところだと思うんですよね。

特にワールドカップのような大きな舞台になれば、どちらも責任をもって守って守備は固くなりますし、最後の差は精神力やいかにして違いを生み出すかになると思います。

そういった点で香川真司という違いを生み出せる才能はなくてはならないものだと思います。

彼が出ても何も起こらないこともありますが、他に何かをやってくれたりブレイクスルーする選手があまりにも少なすぎます。

オプション性があがる本田圭佑

僕個人としては本田が出てしまうと、香川や柴崎、乾などの持ち味が消えてしまうので使い方は気をつけなければいけないと思うのですが、必要な選手であるのは間違いないと思います。

恐らく今回はいつものように右サイドの持ち場を放棄して中に入るなときつく言われていたと思うのですが、ボールキープ力や体の強さは他の選手にはないものです。

反面攻撃スピードや監督の目指す戦術が消えてしまうというデメリットを抱えてはいるものの、やはりこういった日本人としては特異な能力は貴重であり、かつて南アフリカでプレイしたFWでの起用や、本来の持ち味を活かせるであろうボランチとしての起用という面で面白い存在であると思います。

強力なボランチが欲しい

日本代表には様々なポジションで人材不足な感じがしますが、一番危機的だあと思うのはやっぱりボランチですね。

現在長谷部や山口蛍がつとめていますが、代表レベルになるとどうしても両者ともあとちょっとが足らないように感じます。

全盛期の長谷部であればもう少し前への推進力を感じさせてはくれたんですが、どうしても現在はバランサーとしてのエッセンスが強く、それこそチームを”整える”ことには成功しているとは思いますが、彼がいないことによる何とも言えない不安感はあっても、いたからと言って前にボールが出てくるようになるという選手でもないので、どちらかと言えば守備的に感じます。

もう一人の山口蛍は実際のところ長谷部より守備力はあり、貢献はしていると思うのですが、長谷部に比べると自分のエリアに入ってきた選手はしっかりと守っているだけという印象があるんですよね。

これで真ん中でボールを持った時にイングランドのセントラルミッドフィルダーのようにガツーンとサイドチェンジや溜めを作ってコントロールでもできればいいと思うんですが、どうしてもボールもしくは彼自身の機動力が物足らないような気がします。

彼らレギュラー二人は最低限のことは出来ているとは思うんですがやっぱりもうちょっとあと一つ何かが欲しいですよね。

しかもこれでちゃんとした三番手がいるかというと、若手にあまり適任者が見当たりませんよね。

前なんかはオランダでプレイしている小林祐希なんかが面白いかなとは思ったんですが、かと言って彼を使うと若干守備面がが不安になるので誰と組ませるのかも重要になりますよね。

ほんと某解説者も言っているように体も強くてキープできて蹴れる本田圭佑は適任だと思うんですが、このあたりは本人がウンと言わなければないんでしょうかねぇ。

あと個人的には中村憲剛や中村俊輔、遠藤保仁もいまだに面白いとは思うんですが、なぜ日本の代表監督は35歳ぐらいになった選手は呼ばなくなるんでしょうかねぇ。

今出ている若手選手より下手で足を引っ張るようであれば選ぶべきではないと思うんですが、この三人のように何かをもった選手を一人ぐらい入れておいても損はないような気がします。

以上おっさんの勝手なサッカー日本代表論(in 殴り書き)でした。


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