トヨタのスープラがスポーツカーとして完全復活! でもいまいちカッコ悪い件

TOYOTA(トヨタ)のロゴ

”スポーツカー”「スープラ」が17年ぶりの復活

1970年台後半の”スーパーカーブーム”、僕が青春時代を過ごした90年代にはマンガ「頭文字D」を火付け役とした”走り屋ブーム”が存在しました。

当然のごとく”スポーツカー”やそれに準ずるような”スペシャルティ―カ―”が数多く存在し、特に男性の方にとってそれらは一種の憧れであり、自己主張の道具のひとつでした。

僕のように給料の使い道はまず車のローンということで、収入を考えれば少し背伸びした車に乗っていた方も多いでしょう。

二十年前は本当にたくさんのスポーツタイプの車が走っていましたし、車好きの若者からはいわゆる大衆車は”オヤジ車”として少し小馬鹿されていましたね。

ただ2000年台になると状況が変わりました。

各自動車メーカーのスポーツカー達は販売台数の落ち込みなどから、ほとんどが生産中止に追い込まれましたが、若者文化の変化や車メーカーの迷走もその原因の一つであったでしょう。

そういった中、世界に誇る日本最大の自動車メーカーTOYOTA(トヨタ)にも、トレノ・レビンや、セリカ、MR2、ソアラ、スープラなどいくつかスポーツ(タイプ)カーが存在しました。

いずれも一度はそのシリーズの生産が終了して、最近は形や名前を変えて復活していることも多いのですが、今回はかつてのトヨタのスポーツカーの中でもボス的存在であったスープラが2019年の4月に復活するとこうことで、取り上げてみることにしました。

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トヨタ スープラとは

初代セリカXX(スープラ) 二代目スープラ(セリカXX)であるA60型(Wikipediaの「スープラ」より)

ベースは「セリカXX」

1978年頃に日本初のスペシャルティ―カーとして人気を誇ったセリカを発展させたモデル「セリカXX(ダブルエックス)」がそのベースとなります。

アメリカではXXという表現があまりよくない印象とのことで、海外のほうが先に”スープラ”という名称を使っていたそうですが、日本国内では「セリカXX」として発売されていた時期もあり、この名称を聞いたことをある方も多いでしょう。

僕も当時週刊少年ジャンプ(集英社)で連載されていた「俺たちメカドッグ」(日本初の車のチューニングマンガかも)で主人公がこの車(確か主人公が載っていたのは二代目だったはず)を操っていたのはよく覚えていますし、この頃からジャンプを読んでいたのかと考えると相当早い時期から読んでいたことになりますね(笑)。

実際に日本国内で”スープラ(SUPRA)”の名称が使われるようになったのは1986年に発売された三代目(A70型)からとなります。

三代目スープラ(A70 )
三代目スープラであるA70型(Wikipediaの「スープラ」より)

2002年に生産終了

その後1993年に四代目(A80型)にモデルチェンジされたあと2002年に生産が終了しました。

特徴は、当時の日本の自動車の中では大排気量とも言える3リッターのエンジンに加えてそれにターボで過給するなど圧倒的とも言えるパワーであり、当時の日本の自主規制枠の上限であった280馬力を誇るなど、トヨタが誇るラインナップの中ではスポーツカーの最高峰とも言える存在でした。

当時の個人的なイメージでは日産のGT-R、ホンダのNSXに車のポテンシャルで迫れるトヨタのはやはり「スープラ」だという印象でしたね。

だから普通の仕事をしている20代には若干高くて手が伸びない車でした(笑)。

さて、前置きはこれぐらいにしていよいよ新型モデルについて触れていきましょう

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五代目は2019年春発売予定

スープラA90

後ろから見た新型スープラ

すでにトヨタから公式発表されていますのでこれで確定であり、発売時期も今年の春ということがアナウンスされています。

ということはもうすでに何台か出来上がっていて最終調整している段階でしょう。

型番もこれまでのシリーズを引き継ぎの四代目のA80型に対して、A90型になるようなので正統後継モデルとなります。

販売価格はまだ判明していませんが、ベースモデルで400万円台で一般的には大体500万円台になるのではと予想されていますね。

イマイチカッコよくない

来ましたね新型スープラ。上の画像が公開された画像になります。

何週間か前に見ていつか記事にしようと思ってたんですが、

正直第一印象は

ちょっとカッコ悪い?

という印象をうけました。

シルエットは最近トヨタと関係の深いBMWに近い感じもしますし、曲線的なボディはマツダのRX-8ぽくも感じます。

あと何と言っても気になったはライト周りですね。

最近はやりの切れ目といっても

下に伸びたスリットみたいなのは一体なんなんじゃ!?

と思ってしまいいました。

分かってはいたことなんですが、いつもながら国産車のデザインセンスは何とかならないもんなんでしょうかね。

角度によっては見れるし、若者受けはもしかしたらするかも

ただ最近アメリカのデトロイトモーターショーの画像を見る機会があったんですが、下の画像を見るとそこまでダメという感じはしなくもないですね。

リアのライト周りはトヨタらしく徹底的にダサいんですが、フロントや斜めから見るとそうでもないので、若者にはもしかしたらウケるのかもな?という気もしてきました。

新型スープラ

(画像引用:デトロイトモーターショー2019( North American International Auto Show)公式サイトより)

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新型スープラの特徴

最後はこの新しいスープラを僕なりに調べてみて気になった点を書いてみたいと思います。

2シーターで完全に二人乗り仕様に

これまでのスープラは他の日本のスポーツカーにありがちな、クーペでありながら後部座席もある”なんちゃって”四人乗り仕様(とりあえず四人乗れるけど実用的ではない)だったわけですが、今回は完全にスポーツカーと割り切った仕様になっていますね。

かつては家族で旅行にも行けないということで、奥さんの了承を貰うためほとんど四人乗りスポーツカーばかりだったわけですが、新型はある程度エグゼクティブな人にターゲットを絞ったのか割り切った設計になっていますね。

個人的にはスポーツカーは四人乗りである必要もないし、ほぼ後部座席に人を乗せることもないのでこれでいいと思います。(僕が初めて買った車は二人乗りのMR-2でしたが、後部座席がなくて困ったなと思ったことはほぼありませんでした)

「86」より短いホイールベース

新型スープラ(A90) 四代目スープラ(A80) 86
全長 4,380 4,520 4,240
全幅 1,865 1,810 1,775
全高 1,295(RZ)
1,290(SZ-R/SZ)
1,275 1,320
ホイールベース 2,470 2,550 2,570
車両重量 1,520(RZ)
1,450(SZ-R)
1,410(SZ)
1,510 1,210-1,270
乗車定員 2 4 4

全長が全モデルより10㎝以上短くなり、逆に車幅が5㎝広くなったのは目を引くところですが、何と言っても注目はホイールベース(前輪から後輪までの長さ)が短くなっている点ですね。

現在トヨタ車の中でも最もスポーツタイプである中型の「86」より短いのは驚きです。

一般的にホイールベースが長くなると直線で安定すると言われていますが、逆に回頭性が悪くなり小回りがききません。

また「86」より車高が低く車幅は広いので、おそらく実物はかなりスポーツカーとしての存在感を放つのではないかと思いますね。

このあたりから見える点としてはかなりコーナリングにこだわった作りになっているような印象を受けます。前後バランスも理想の50:50になっているそうですが、これも2シーターにした影響でしょう。

トルクは圧巻の500N・m (51.0kgf・m)

スバルと共同開発した「86」と違い、今回は水平対向エンジンではなく直列6気筒になるようです。

あくまで最上位モデル(RZ)になりますが、トルクは500N・m (51.0kgf・m)/1,600-4,500rpm、馬力は250kW (340PS)/5,000-6,500rpmということで、「86」より心臓部分は二回りぐらい強力だということが分かります。

ちなみに「86」は320N・m (32.6kgf・m)で145kW(197PS)というスペックになっています。

分かりやすく説明するとトルクは加速性能にあたり、馬力はエンジンの最高出力みたいなもんなんですが、トルクの500N・m (51.0kgf・m)というのはとんでもない数字です。

経験上40kgf・mを超えてくると一般人にとってはトンデモナイ加速に感じてしまうもんですが、51kgf・mというのは一般道だと凶悪に早いはずです。

恐らくこのスペックだと、ハンドルをちょっと切ってアクセルを踏み込めば車はその場で簡単に半回転して向きを変えられます。

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まとめ

昔は僕もかなりの車好きだったのでスープラを取り上げてみましたが、値段度外視で欲しいか欲しくないかでいうと

欲しい

もしくは

乗ってみたい

スペックの車に感じますし、トヨタの本気を感じます。

さすが無類の車好き、実戦派社長である豊田章男(とよたあきお)さんが作り出した車だなと感じますよね。

恐らく社長の性格からして自分で運転しみているはずは間違いないんでしょうが、おそらくものすごい車のはずでしょう。

まぁスペック的には雪道や雨の時など相当腕がないと危ないような気がしますが、やっぱり後ろから見たフォルムはもうちょっと何とかならなかったかなぁ・・・というのが最終的な感想です。

狙うとしたらビッグマイナーチェンジでライト周りを改良した二代目でしょうか(笑)。

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