天皇賞・春2018の展望と血統予想(軽めです)

GⅠシリーズ六連戦第一弾は長距離王決定戦

天皇賞・春
最近はGⅠレースの数が増えてきたので時期によっては毎週行われている感じがありますが、先週のお休みから一転して六週連続のGⅠ開催となります。

今週4月29日(日)には第一弾として京都競馬場にて第157回天皇賞・春(芝3200m)が行われるのでこのレースの展望と現時点での予想を軽くしておきたいと思います。

詳細な予想や血統分析についてはいずれ競馬特化サイトであるウマナミのほうで行いますので、興味のある方はそちらをご覧いただきたいと思います。

(画像引用:JRA公式サイト「天皇賞(春)」より)

スポンサーリンク


絶対的主役不在で手薄なメンバーに

今回の天皇賞(春)ですが登録段階で17頭しかおらずGⅠホースはシュヴァルグランのみの参戦となりますが、このシュヴァルグラン自体も昨年こそジャパンカップでGⅠ初勝利をあげたものの、休み明けで予想以上に大敗するなどまだまだ王者としての貫禄には欠けています。

逆に言えば、各馬にチャンスがあると言えるものですが、かつては真に強い馬が勝つレースとしてファンの間に定着していたこのレースの登録馬の質がここまで低いのは個人的には残念でしかたありません。

最近は香港などをはじめとする海外競馬への参加の影響もあると思いますが、レースの歴史や伝統、格を守る意味でもJRAはもうちょっとスケジュールの調整などに関して慎重になってもらいたい気がしますね。

阪神大賞典組

今回参考となるのはやはり今回のレースと距離的に近い阪神大賞典(GⅡ、阪神競馬場、芝・3000m)ですが、ここから多数の馬が出走しています。

注目はまずこのレースを勝ったレインボーライン(父ステイゴールド)と2着のサトノクロニクル(父ハーツクライ)および、このレースの3着であり前々走の京都記念を勝利しており同じ京都競馬場で行われて距離も近い菊花賞で2着にきたクリンチャー(父ディープスカイ)ですね。

1番人気で3着だったクリンチャーや4着に入ったアルバート(父アドマイヤドン)あたりは距離適性に関してはピッタリなんでしょうが、どうしても決め手という部分ではGⅠでは足らないような気がしますし、先週のマイラーズカップの時計などを見るとかなりの高速馬場であることが予想されます。

そのあたりがこの二頭に関してはマイナスに働く気もするので勝ちきるまでは難しいような感じはしますね。

また2着のサトノクロニクルはこの二頭より勝負所では動けるものの、それでもGⅠ級の決め手かというと微妙な感じはしますが、血統的に天皇賞(春)で相性のいいハーツクライを父にもつだけにここがどうプラスにはたらいてくるか気になります。

阪神大賞典を勝ったレインボーラインに関しては勝ち馬なのでケチはつける部分はありませんが、ステイゴールドは超大物を出す反面、GⅠの壁にあたってくる馬も多く、勝てる条件のはっきりした馬が多いので、昨年このレースで12着にやぶれているように果たしてこの天皇賞という舞台に合っているかというと危険な香りもします。

血統的には母系にスプリント系の血がないので高速馬場はどちらかと言えば歓迎はできません。

スポンサーリンク


日経賞組

日経賞(GⅡ、中山競馬場、芝・2500m)からもこのレースを勝ったガンコ(父ナカヤマフェスタ)など何頭か出走がありますが、やはり阪神大賞典組から比べると少し落ちる感じはありますね。

ただいつものGⅠレースに比べるとそこまで差があるメンバーとも言い難いので、今回は距離適性や馬場適性の問題も逆転の要素になりそうです。

まず勝ったガンコにかんしては父がステイゴールド系のナカヤマフェスタということですが、今年に入って一気に充実してきた5歳馬です。

血統構成上は切れる脚のない洋芝向きのスタミナタイプなのは間違いないでしょうが、今回行く馬がヤマカツライデンだけになりそうなので、スローになって前でどこまで粘れるのか、底がまだ見えていない点では軽視はしにくいですね。

ただやっぱりどうしても展開の助けは欲しいですね。

このレースで2着だったチェスナットコート(父ハーツクライ)ですが、こちらはガンコとは違って後方からの競馬になります。

この馬も成長力や距離適性に定評のあるハーツクライですが問題は同じ父を持つシュヴァルグランやサトノクロニクルほどの馬かというとどうしても見劣りする感じがします。

血統的には母系に一発のある血が揃っているものの、ここまである程度の距離のレースに使われながら先行できていない点などを見ると若干スピードが足らないような気がします。

そしてこの馬に比べるとどちらかといううと不気味なのは5着のトーセンバジル(父ハービンジャー)ですね。

日経賞でこそチェスナットコートと同じ位置から5着でしたが、香港ヴァースでは同じ日本から出走して9着だった菊花賞馬キセキを上回る3着と力はあるような気がします。

デムーロ鞍上で操作性に優れたハービンジャー産駒ということからも面白い一頭だと思います。

大阪杯組

前述のレースに比べると一気にメンバーの質があがった大阪杯(GⅠ、阪神競馬場、芝・2000m)ですが、このレースはかったスワーヴリチャードの強さのみ目立ちましたのでほとんど参考にならないような気がしますね。

前半スローからの後半持久戦という勝負だっただけに休み明けだったシュヴァルグラン(父ハーツクライ)、スマートレイアー(父ディープインパクト)には最悪のレースでした。

そしてこの二頭ですが正直なところ二頭とも面白いような気がします。

前年二着であり血統的に距離適性のあるシュヴァルグランはもちろんですが、去年の京都大賞典(GⅡ、京都競馬場、芝・2400m)ではスマートレイアーが内をついてシュヴァルグランを向こうに回して勝利しているなど、京都コースに適性を感じます。

問題はシュヴァルグランが前走負けすぎている割に人気し過ぎている点ですが、このメンバーだとスマートレイアーまで押さえておいて面白いような気がします。

予想

以下はあくまで登録馬を見た上で、良馬場、全頭が出走するという条件での予想です。

◎ サトノクロニクル
〇 シュヴァルグラン
▲ レインボーライン
△ トーセンバジル
× クリンチャー
注 スマートレイアー、ガンコ

関連記事