秋華賞2017予想 血統か実績かロマン馬券か

秋華賞

今週(2017年10月15日)は牝馬クラシック戦線最後の戦い第22回秋華賞2017(GⅠ)が京都競馬場(芝・2000m)で行われますのでその予想記事です(これまでの予想記事の一覧はこちら)。

先日もお伝えした通りこの世代で牡馬も含めて最強と目されるソウルスターリング(父フランケル)が毎日王冠から天皇賞・秋を目指したり、オークスの見どころある好走で秋の活躍が期待されたアドマイヤミヤビ(父ディープインパクト)が屈腱炎で引退するなど、最上位とも思われた二頭の参戦がありません。

逆にNHKマイルカップ(GⅠ)を制したアエロリットが、古馬も出走するクイーンステークス(GⅢ)でハイラップのまま逃げ切るなど衝撃のレースでその快速ぶりがフロックでないことを証明しました。

秋華賞2017展望 快速娘アエロリットのGⅠ二勝目なるか?
今週のメインレースは3歳牝馬の最後の一戦、第22回秋華賞(GⅠ、京都競馬場、芝2,000m)になります。 3歳牝馬のクラシック戦線と言えば、1600mの距離で行われ、...

個人的にはアエロリットにかつての快速馬サイレンススズカの影や父クロフネの強さを思い出すことになったわけですが、今回のレースはこのアエロリットという新たな快速のアイドルの誕生を期待するロマンを追いかけるのか、現実に春の実績馬を追いかけるのか、じっくり予想をしてみたいと思います。

最近は競馬の予想記事の検索順位が低いのでドンドン追記していってゴリゴリに長くなりますので気合を入れて読んでください(笑)。(画像引用:JRA公式サイト「秋華賞2017」より)

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 レース傾向と展望

傾向

ローズステークス組が非常に強く、荒れにくいレースとなっていますが、過去10年の人気別の連対率を見ると1番人気から3番人気の連対率が13/30で約43%。4番人気以下に限っては7/149と5%以下(勝ったのは一頭のみ)とハッキリとした結果が出ています。

京都2000mの内回りコースとなりますが、例年通りだと大体タイムは1分58秒前後であり、レースラップの上り3ハロンは34秒台後半で決着していますが、勝ち馬のほとんどは33秒台近くで上がっています。

つまり勝ち馬は大体1000mを平均ラップの60秒前後で通過しているので、このあたりのペースで行って決め手を発揮できる馬が勝利に最も近い可能性があります。

また、ペースは3コーナーから一気にペースが速くなるので追い込み馬かなりのロングスパートをかける必要があり、一瞬のキレ味で勝負する馬には不利だと言え、ヨーイドンの競馬にはなりにくくポイントはやはりスピードの持続力でしょう。

展望

ポイントはやはり逃げるであろうアエロリットですが、溜め逃げするよりも思い切って平均ラップを突き進んだほうがこの馬にとっては合っているような気がしますし、追走する馬もついていくと地獄しかまっていないので難しい点はあるでしょう。

すべてのカギをアエロリットが握っているのは間違いありませんが、大逃げを打つアエロリットに鈴をつけに行く馬がいるのか、また、それを追走する追い込み馬が速めに仕掛けて足が持つのか非常に面白いレースになるような気がします。

恐らく二番手集団のペースが遅くなりそうな気がしますが、各馬けん制しあうと最後12秒後半でヘロヘロになりながらも逃げ切ってしまうアエロリットの姿も想像できますし、早めに捕まえに行って有力馬が最後脚をなくしたところをインから思わぬ馬が差し込んでくるレースも予想できます。

今回はジョッキーどおしの駆け引きも非常に注目です。となると、最近好調の武豊騎手が非常に怖いところですね。

出走馬の血統評価と寸評

アエロリット(1枠1番)

父:クロフネ 母の父:ネオユニヴァース

すでに何度もこのブログに登場しているアエロリットですが、今回は初の2000mということもあり今回は血統面をクローズアップしてみたいと思います。

まず父クロフネはジャパンカップダート(GⅠ)で出したスーパーレコード(ダート2100mで2分5秒9)の印象が強すぎてダートのスピード馬というイメージがどうしてもあるのですが、毎日杯やNHKマイルCなども勝っていますし、ダービーでもしっかり5着にきています。この世代にはアグネスタキオンとジャングルポケットというかなりの実力馬がいたので、時代が違えば芝の中距離でもかなり活躍はできたでしょう。

ただ産駒はホエールキャプチャやフサイチリシャールなどをはじめマイルのGⅠまでしか勝っていないのは不安です。上級馬は決め手というよりも天性のスピードを活かしたレースぶりが武器に感じます。

母の父ネオユニヴァースは名手デムーロが今でも一番好きと言うダービーも制した二冠馬ですが、産駒にはビクトワールピサやロジユニヴァースなど鋭い差し脚というよりも、ここぞというところで競り合いを抜け出す底力型の中距離馬を送り出しています。

母の母の父NureyevはかつてDanzigとともにスピード種牡馬として一世を風靡した大種牡馬ですが、Danzigがあくまで単調なスピード馬を多く残したのに比べて、Nureyevの産駒は元々マイルで活躍する馬が多かったものの代を経て、クラシックディスタンスをこなす馬まで現れるなど配合次第では距離に融通がきき、スタミナを内在しています。

母の母の父Alydar(アリダー)は1970年代にアメリカで活躍した名馬であり大種牡馬ですが、色々な不幸も重なり直系のサイアーラインは伸びていない印象ですが、母の父として凱旋門賞馬パントレセレブルを出すなどさすがの底力を感じさせます。ちなみにこのパントレセレブルの父は前述のNureyevです。

このようにアエロリットは父クロフネのスピードを母系の底力あふれる血統が支えているわけですが、母系だけ見ると2400mの距離なら対応可能に感じますが、毛色や走りっぷりから父クロフネが多少強く出ているような印象を受け、中団に控えるのが難しそうなところに不安を覚えます。

また特徴的なのが、母系に後方一気で来るようなタイプの種牡馬が見当たらないことで、切れ味勝負ではディープインパクトを始めとするサンデーサイレンスの系統には劣るでしょう。そう考えるとやはりスピードの持続力を活かすような逃げはピッタリと言えるかもしれません。

最後に逃げて2000mが持つかという点ですが、個人的には3コーナー坂上から消耗戦になりそうな気がするので、ここ二走のように自分のペースで逃げると若干スタミナが持たない(最後の100mで止まりそう)ような気がしますが、そこはベテラン横山典ジョッキー何とかしてくれると信じます。

着順の予想そのものは後ろの馬の仕掛けどころの問題もあるので、勝つ可能性もあれば二、三着、大敗も大いにあり得ますが、今回はサイレンススズカの夢再びとばかりにこの馬を本命とします!

ラビットラン(1枠2番)

父:Tapit 母の父:Dixieland Band

ローズステークスでは捲り気味に4コーナー手前から仕掛けてきて一気に差し切りましたが、時計を見ると千メートルを1分12秒0からの上り33秒5で、非常に優秀なレースぶりに感じます。

ただ、ローズステークスではリスグラシューも同じような位置にいましたが、結果の差はスパート位置の差だと感じるので、この馬が飛びぬけて強いと評価するのはまだ時期尚早で、あくまでリスグラシューと同程度の力があるという判断でいいと思います。

血統的にはいかにもアメリカンな血統ですが、父Tapitは種付け料が30万ドルといわれるほどの大種牡馬です。日本でまだ産駒があまり走った実績がないため評価はしにくいところですが軽視は禁物でしょう。

ブラックオニキス(2枠3番)

父:ブラックタイド 母の父:チーフズクラウン

前走紫苑ステークスの4着馬でオークスも7着に来ていますが、やはり上級馬との差は決め手の差でしょう。大負けはしませんが、どうしても直線の勝負所で離されてしまいます。

このあたり血統をみれば納得なのですが、父はディープインパクトの兄ブラックタイド、母の父は名種牡馬チーフズクラウン(Danzig系)の息子チーフベアハート(名馬ですが日本で結果は残せませんでした)、母の母の父は日本の名種牡馬ノーザンテーストの初期の活躍馬アスワンと、全体的に本来生産者がつけたかった馬の代替種牡馬で構成されているところが面白いところで、こういったタイプの馬はそこそこ走る場合があるものの、底力がない(大きなレースで決め手に欠ける)というケースがほとんどです。

秋華賞も中段から前につけてジワリと伸びては来るでしょうが、8着とか9着に終わりそうなタイプですね。こういったタイプはローカルのハンデ戦なんかで強い競馬をしそうな気がします。

モズカッチャン(2枠4番)

父:ハービンジャー 母の父:キングカメハメハ

息の長い末脚が最大の特徴の同馬ですが、逆に言うとトップギアへのシフトチェンジに時間がかかる点が弱点とも言えます。前走ローズステークスの凡走も休み明けで馬体重が増えていたことがこのあたりに影響したのでしょうが、こういったタイプは一旦ブレーキがかかると再加速に時間がかかるのでコース取りは重要になる気がします。

最近重賞レースの有力馬でもよく見かけるハービンジャー産駒ですが、どれも好走するものの勝ちきれないところが血統的な傾向のような気がしてきましたが、ある程度前にポジションを取れるところは他の差し馬に比べて魅力ではあります。

問題は前走叩いた効果が出ているかどうかでしょうが、あまり馬体重が減っていないようだと、まだレースで寝ていそうな気がするのが心配ですね(笑)。

またローズステークスのレースで気付いたのですがこの馬も先週のソウルスターリングと同じように上りが33秒前後になるような究極の上り勝負には向いていないのかもしれません。

ブラックスビーチ(3枠5番)

父:ディープインパクト 母の父:Kingmambo

春にはオークストライアルであるスイートピーステークスを鋭い末脚で勝利していますが、オークスは9着、ローズステークスは15着に終わっており、速いペースのレースにまだ対応できていないという印象を受けます。

いかにもよくいるディープインパクトの中級馬という感じですが、近親にこれといった活躍馬がいない、母系がアメリカ色が強いということで一変は期待しにくいような気がします。

メイショウオワラ(3枠6番)

父:ディープブリランテ 母の父:タイキシャトル

血統表をじっくり見てみると上記の馬の他にウインドストース、ダンサーズイメージなど日本になじみの深い名前が並びます。言ってしまえば日本ではぐくまれてきた血統ということで感慨深くはありますが、どうしてもちょっとインパクトに欠けるかなという感じがしますね。

近親にもこれといった目立った馬がいないのはつらいところですが、戦績に関してはまだ大崩れしたことなく(スイートピーステークスの10着は極端にペースが遅かった)、簡単には切りにくいところです。

前走ローズステークスの5着はおそらく血統的な決め手不足が原因なのでしょうが、こういった特に目立った実績や血統的魅力のない(よく分からない)馬を無視すると馬券に絡んできたりするので油断はできないものの、さすがに買えませんよねぇ。

リスグラシュー(4枠7番)

父:ハーツクライ 母の父:American Post

オークスは差して届かず5着に沈んだものの、桜花賞や阪神JFなどGⅠですでに二回ほど2着があり、安定感では出走馬中随一の馬となります。

オークスのレース内容から判断すると、自分より後ろ前にいたモズカッチャンより上りタイムが遅かったなどいい脚は使えるものの、同じハーツクライ産駒のシュヴァルグランやスワーブリチャードと同じようにそれが長く使えないタイプなのではと思います。

こういったタイプは得てして大きなところを勝てないものなんですが、戦績をみると京都コースが初めてのようなので、これがプラスと出るかマイナスと出るか分からいものの、一発狙ってみても面白いでしょう。

レース展開のポイントはアエロリットになりますが、馬券的なポイントはリスグラシューが善戦マンと割り切りバッサリ切れるか、この馬次第次第といったところでしょう。

展開的に後続馬と同じようなポイントで上がっていくと末が甘くなるような気がしますが、そんなことは武豊騎手なら十分分かっているでしょうし天才がどう料理するか注目です。

カワキタエンカ(4枠8番)

父:ディープインパクト 母の父:クロフネ

前走ローズステークスで2着に残り優先出走権を獲得した同馬ですが、レース内容は58秒6で行って35秒1で上がるなど、中々素質を感じさせるものでした。実際上位に来た馬が差し馬ばかりだったことを考えるといいスピードとスタミナをもっていることが分かります。

この馬に関してはファンディーナ同様ディープ産駒らしくないレースぶりですが、レース内容は平均以上のペースで行ってそのまま流れ込むなどアエロリットと同じようなレースぶりで、クロフネの良質なスピードが出ているのではないかと思います。

母の母の父は日本では大成功しませんでしたが名馬であり種牡馬としてのアメリカでの実績もあるフォーティーナイナーでイケイケどんどんの血もこのあたりの影響もあるかもしれませんね。

アエロリットに比べると血統的には若干底力の面で淡泊さを感じなくもないのですが、父ディープインパクトがどれだけ影響を与えているか面白いところですね。

展開的には同型のアエロリットがどうしても気になりますが共倒れだけは避けてもらいたいところです。

ハローユニコーン(5枠9番)

父:ハーツクライ 母の父:パントレセレブル

近親にはレインボーペガサス(父アグネスタキオン)なんかがいて懐かしいなと思いましたが、3勝馬ながらどのレースも平凡なタイムで勝っているので、本番で好走する要素が見当たりません。

前走ローズステークスも後方のまま17着に沈んでおり、オープンという条件すら厳しいような気がします。

タガノヴェローナ(5枠10番)

父:クロフネ 母の父:キングカメハメハ

3勝馬ですが初の芝でのレースとなり、その適正が全く分かりません(笑)。恐らく厩舎関係者も同じだと思いますが、こればっかりは走ってみないと誰も分からないでしょう。

今まで9戦してダートながらそこそこ負けているのであっさり切ろうと思いましたが、血統を見ると意外と良血です。兄は大活躍とは言いませんが重賞を勝っているタガノトネール(父ケイムホーム:武蔵野S勝ち)やタガノエスプレッソ(父ブラックタイド:デイリー杯2歳S)などがおり、一族にはあの名牝トゥザヴィクトリーがいます。

つまり他にもたくさん活躍馬いるわけで、血統的には激走があってもおかしくないバックボーンが存在します。それがこのGⅠの舞台というのは少々出来過ぎでしょうが、超大穴狙いなら買っておいても面白い馬ではあります。

ミリッサ(6枠11番)

父:ダイワメジャー 母の父:シングスピール

オークス馬シンハライト(父ディープインパクト)の妹で早い時期から注目されていた同馬ですが、前走ローズステークス(4着)を見る限りやはり力がありますね。

ローズステークスでは結果的にリスグラシューに競り負ける形で4着に終わりましたが、直線は絶好の手ごたえのまま追い出そうとしたところで都合2回ほど進路変更を余儀なくされました。おそらく素直に追えれば最低2着はあったでしょうが、勝ったラビットランとともにかなり目にとまるレースぶりでしたし、本番も期待できます。

血統的には母系はスタミナに優れたヨーロッパの血統ですが、母の父シングスピールは外国調教馬ながらジャパンカップにも勝っているので、ある程度のスピードも持っているでしょうし、そこにスピードと底力のあるダイワメジャーが配合されており、バランスのいい感じがします。

スローの直線勝負みたいなのは得意ではないのかもしれませんが、ある程度乱ペースになったときに最後延びてくるはこういったタイプが向いているような気がします。

レーヌミノル(6枠12番)

父:ダイワメジャー 母の父:タイキシャトル

秋華賞を好走することも多い桜花賞馬ですが、ここ二走の内容に見どころがありません。

父ダイワメジャーはある程度の距離の対応は可能でしょうが母系がタイキシャトル×ロイヤルスキーということで距離的な不安とともに成長力にも少し疑問を感じます。

これまでのレース内容を見ても33秒台で上がった実績もありませんし、スピード、スタミナ、決め手すべての点で押せる要素がなく馬券からは切ります。

リカビトス(7枠13番)

父:ディープブリランテ 母の父:エンドスウィープ

3戦3勝馬ですが一線級との対戦がないため判断できませんし、レースの時計もそれほど悪くないのであっさり切るのには気が引ける馬ですが、正直分かりません(笑)。

となると血統がポイントなんですが、父ディープブリランテも産駒がデビューしたばかりでイマイチ傾向が分かりませんし、エンドスウィープもイマイチつかみどころがなく、謎×謎配合で距離が持つだろうなということぐらいしか読めません。

おそらく究極の切れ味はないでしょうが、ある程度のスピード競馬には対応できるような気がします。しいて言えば近親に活躍馬がいないのがどうかということですね。

馬券的にはこういった負けてない馬は切るべきではないですが、どうしましょう?(笑)。

ディアドラ(7枠14番)

父:ハービンジャー 母の父:スペシャルウィーク

前走紫苑ステークスは壮絶な叩き合いを制し、クラストップクラスの決め手があることは間違いありませんが、スパッと切れるというよりモズカッチャンと同じく重厚感のある末脚と言う感じがしますね。

このあたりはレースセンスのいいキングカメハメハあたりとは少し違いを感じますが、問題はやはりポジショニングや加速が若干スムーズじゃないところでしょう。

4コーナーで馬なりで上がって行ってちょい差しを決めれるほどのスケール感のある馬には感じないのですが、こういったタイプは展開やペースにどうしても影響されるので、少し馬券の軸にはしにくいですね。

血統的にはあくまでロングスパートの得意な血統であり、前が空いたからその瞬間に間をつけるような器用なタイプでもないような気がします。あくまで広いところを雄大に伸びていくのが向いているのではないでしょうか。

ヴゼットジョリー(7枠15番)

父:ローエングリン 母の父:サンデーサイレンス

デビューから2連勝したものの、イマイチぱっとしない結果がつづいており評価しにくいですね。血統的も母の父サンデーサイレンスはいいとして全体的に若干重たい(スピード勝負が得意でなさそうな)馬ばかりが並んでいる感じがします。

大負けしていないところは評価はできますが、これまでのレースぶりから決め手不足はあきらかでしょうし、ちょっと買いにくいですね。

ファンディーナ(8枠16番)

父:ディープインパクト 母の父:Pivotal

春のフラワーカップ(GⅢ)の勝ちっぷりが良さ過ぎて皐月賞にも出走しましたが、前走ローズステークスとともにイマイチな結果に終わりました。

特徴はディープインパクト産駒らしからぬ先行力をもっていることころですが、ここ二走は相手が強くなったこともあり逆に先行力がアダになっている印象を受けます。こういったタイプは抑えようとしても抑えられないのが競馬の難しいところでしょう。

ディープ産駒の上級馬はごくまれにジェンティルドンナなど先行力に優れたタイプがいますが、こういったタイプは母系のイメージで判断するとうまくいくことがよくあります。

こういった観点で見るとディープ産駒にしても体が大きいですし、母の母の父あたりのA.P.Indyの影響が強い感じがします。これまでの戦績を見ても目立った時計や決め手(上りタイム)を見せていませんが、もしかしてダートのほうが走ったりして?と思ったりもしますね。

思い切って馬券から切ってもいいでしょうが、春には騎手からの評価も高かった馬なのでもう一回だけ我慢しようか悩み中です。

ポールヴァンドル(8枠17番)

父:ダイワメジャー 母の父:ファスリエフ

前走紫苑ステークスはディアドラとの叩き合いに敗れ3着には終わりましたが、上り3ハロンのタイムはディアドラより速い時計を記録するなど面白い存在が出てきました。

これまで大崩れしてないところが魅力ですが、気になる点は血統面で母の父ファスリエフがあまり活躍馬を出していない点でしょうか。叔母にはあのファビュラスラフィンがいるなど良血ではありますが、あまりスタミナを感じさせる馬が見当たらないなど主流血統ではない点でもあり、完全には信用しにくさもあります。

こういったタイプは人気がなければ面白かったのですが、先ほどオッズを見てみると意外と人気しているようで、結局ディアドラベースで比較していることを考えるとあまり評価し過ぎてもいけないのかなという気もします。

カリビアンゴールド(8枠18番)

父:ステイゴールド 母の父:Cape Cross

紫苑ステークスの2着馬ですが、差してきたディアドラやポールヴァンドルと違い前に行っての結果だったので差し馬よりは評価は出来ます。ただ戦績を振り返ると相手が強くなると大敗している点や好走はするものの勝ちきれていない点などがいかにもステイゴールド産駒らしく、好走には一定の条件が必要な気がします。

多くのステイゴールド産駒に共通していますが、時計は早いよりもかかったほうがいいタイプでしょうし、軽い馬場よりはパワー系の芝のほうがいいでしょう。

血統的にはこの馬も母系がスピードよりで最近のトレンドから外れている点などが気になります。この馬も簡単には切れないところですが、そうすると手を広げすることになるので、思い切って紫苑ステークス組を切るのも一つの手のような気がしてきました。

参考レース

桜花賞

1着 レーヌミノル
2着 リスグラシュー
5着 アエロリット
6着 ディアドラ
7着 カワキタエンカ
10着 ヴゼットジョリー

このレースは稍重で近走パッとしないレーヌミノルが勝ったという点であまり参考にはなりませんが、ディアドラが同じような位置にいて後方待機していたアエロリットに先着を許している点が気になりますね。

本番も雨が降りそうということで、個人的にディアドラが少しあてにならない気がするのもこのレースの印象がありあます。

オークス

2着 モズカッチャン
4着 ディアドラ
5着 リスグラシュー
7着 ブラックオニキス
9着 ブラックスビーチ
11着 カリビアンゴールド
13着 レーヌミノル
14着 ハローユニコーン

このレースは前半の1200mの先頭の通過が1分14秒でありながら後半の1200mが澱みのないラップで進み1分10秒という完全に持久力を問われるレースでしたが、こういったレースは底力などを見るのに非常に参考になるレースだったと感じます。

上位に来た馬は先行していればかなりスタミナがあるとも言えますし、後方待機馬も後半の早い流れをさらに差してきたという点でどちらも評価ができると思います。

7着ブラックオニキス以下は少し離されての着順なのでこの馬より下だった馬は本番正攻法では少し難しいような気がしますね。

クイーンステークス

紫苑ステークス

1着 ディアドラ
2着 カリビアンゴールド
3着 ポールヴァンドル
4着 ブラックオニキス

1番人気ディアドラが叩き合いを制した形になりましたが、相手も弱く、特段早くも遅くもないレースでありながらギリギリだった点は個人的には評価できませんし、レースの反動が心配です。

逆2着や3着入ったカリビアンゴールドやポールヴァンドルがディアドラぐらいの力はあるということが分かったのが収穫ですし、前に行けるカリビアンゴールドが本番では一番面白いように感じました。

ローズステークス

1着 ラビットラン
2着 カワキタエンカ
3着 リスグラシュー
4着 ミリッサ
6着 ファンディーナ
7着 モズカッチャン
9着 レーヌミノル
16着 ブラックスピーチ

2着に粘ったカワキタエンカ以外は、後方待機馬が上位を占めるなど、先行馬にはつらい展開になりましたが、カワキタエンカに関しては前半58.6で行きながらフラットなペースのまま最後まで粘ったことは評価できます。

逆にラビットランの末脚は目立ちますが、仕掛けどころ、通ったコースや展開などすべてがハマったような感じがします。3着リスグラシューは若干追い出すのが勝ち馬より遅かったのが痛かったですし、4着ミリッサは内に入ってしまったため直線で2度ほど前が狭くなり満足に追えていない中での着順なので評価できます。

5着以下に関しては見どころはなかったですが、モズカッチャンは休み明けということで度外視して大丈夫でしょう。

秋華賞2017最終予想

新たな最強牝馬伝説の幕開けを期待してアエロリット本命で行きますが、本音ではミリッサが本命です(笑)。今回印をつけた馬はどちらかというと1着になる可能性がある馬がどれかと考えたらこの6頭のうちのどれかかなという感じでつけましたが、実力は拮抗しているようなので印の順番はそれほど意味はなく、勝って納得できる順に並んでいる感じがしますね。

◎ アエロリット(1)
〇 ミリッサ(11)
▲ リスグラシュー(7)
△ モズカッチャン(4)
× ラビットラン(2)
注 リカビトス(13)

仮想投票

今回は本命馬が逃げる可能性があるので少し手広くいきボックスで行きます。

1、2、4、7、11、13

各100円の計15点の1500円です。

現在の収支

投資15,000円 回収10,000円(14戦5的中)

回収率66.6%

毎日王冠はソウルスターリングに入れ込み過ぎたため▲-△の印でも外してしまいました。予想そのものは切った馬はしっかりと凡走してくれたり、本命馬がしっかり当たっているもののどうも馬券的なかみ合わせがうまくいっていません。

今回は牝馬限定レースとの相性は悪いので多分外れるでしょうが(笑)、納得のいく馬に勝ってほしいですね。ただ京都のレースとの馬券的相性はいいので、どっちに転ぶことやら・・・。