ホープフルステークス2017 血統メインでさっと予想します(薄味)

ホープフルステークス

GⅠ昇格一発目&平日開催&今年最後のGⅠレース

中央競馬はいつもなら有馬記念で一年の大団円(だいだんえん)を迎えますが、テレビCMでもやっているように、今年から追加されたGⅠレースがあります。それが今年からGⅠレースに昇格したホープフルステークス(中山競馬場、芝2000m)になります。

これまで2歳馬のGⅠレースと言えば、先日も予想した阪神ジュベナイルフィリーズや朝日杯フューチュリティステークスが昔から存在しましたが、あくまでマイル戦ということで、将来的にダービーやオークスを目指す馬たちには敬遠されることも多々ありましたが、今年からついに2000mのGⅠレースが用意され、来年のクラシックレースを目指す馬たちが激突します。

GⅠとして第一回目を迎える今回の第34回のホープフルステークスは2017年12月28日木曜日の平日開催となりますので、お間違えの無いように!これで今年の中央競馬もいよいよ最後です。

今回はレースまで時間がないのと、2歳馬なので悩んでもしょうがなく、血統中心にバシッと予想してきます(画像引用:JRA公式サイト「ホープフルステークス」より)



出走馬の血統と寸評

リュヌルージュ(1枠1番)

父:モンテロッソ(Seeking the Gold系) 母の父:メジロマックイーン

2戦1勝未勝利戦を勝ったばかりです。

父モンテロッソはドバイワールドカップの勝ち馬で、祖父は1世代残したのみで早世した名馬Dubai Millenniumでその貴重な血を持つ種牡馬が日本で繋養されています(種付け料は150万円とのこと)。父系は元々短距離血統のSeeking the Goldにスタミナを補完していく形で形成されており日本競馬の2000mなら気性次第ではありあますが、楽々対応は可能でしょう。

問題は母系であり、母の父メジロマックイーンは説明不要なものの母および祖母は地方馬であり近親も含めて中央での実績がありません。

モンテロッソの種牡馬の能力次第というところはありますが、明らかに下級馬に安い種馬をつけた配合であり、ここでは厳しいでしょう。

トーセンクリーガー(1枠2番)

父:トーセンロレンス(ダイワメジャー系) 母の父:フレンチデピュティ

4戦1勝で未勝利を勝ったばかりです。

トーセンロレンスって何?(笑)と思ったら父ダイワメジャー、母はウインドインハーヘアということでディープインパクトの弟のようですね。出走歴はありません。母系もトーセンの馬なので自家製の馬となりますが、父トーセンロレンスの2017年の種付け頭数は情報によると7頭のようで、全く期待されていませんね。

母系は伯母にダートで活躍したレマーズガールがいるぐらいで血統的見どころはありません。ここは厳しいでしょう。

ウォーターパルフェ(2枠3番)

父:ルーラーシップ 母の父:ネオユニヴァース

前走5戦目で未勝利戦を抜け出すことに成功しましたが、それまで3戦続けて2着と完全に決め手が甘いということが分かります。いかにもルーラーシップぽいですね。

母系に目立った活躍馬は見当たりませんが、ルーラーシップ産駒はは意外と相手なりに走る印象があるのと、母の父ネオユニヴァースは時計勝負にはつよくないのに、時折勝負強さを発揮するのが怖いところですね。

内枠&2歳戦ということ条件が重なれば内枠の馬の中では、2着3着要員としてなら面白いとは思います。

ロードアクシス(2枠4番)

父:ブレイクランアウト(Smart Strike系) 母の父:arch(Roberto系)

2戦1勝未勝利戦を勝ちあがってきました。

父ブレイクランアウトは数年前にそこそこ活躍した外国産馬ですが、種牡馬成績はもちろん振るいませんね。母系も活躍馬はいません。

全体的には仕上がりの早いマイルから中距離タイプに感じますね。特に目立った感じがありません。

トライン(3枠5番)

父:ディープインパクト 母の父:Kingmambo

1戦1勝で特に時計も出ていたわけで、それ以外は判断材料がありあません。

血統面は結構見どころ沢山で近親に種牡馬でもあるアルデバランⅡやスピニングワールドがおり母の父Kingmamboも日本での適性を見せているので、軽視はできません。

あとはどれほどの馬かということですが、全体を通してはマイルあたりが合いそうなものの、上手く足を溜めれば距離もクラッシックディスタンスまでは十分対応できそうな感じがします。

このレースが試金石とはなりますが、血統的には今回の出走馬の中でもトップクラスです。

マイハートビート(3枠6番)

父:ゼンノロブロイ 母の父:Intikhab

サトノラーゼン(父ディープインパクト)、サトノクロニクル(父ハーツクライ)の下になります。

前走ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(GⅢ)は後方のまま9頭中7着と大敗しました。今回のレースにも出走している2着のタイムフライヤーからだけでも1秒3もはなされているので底が割れている印象です。

血統面は父ゼンノロブロイはGⅡ以下でたまに鋭い決め手を発揮している馬を輩出していますが、どちらかというと大物感には欠けます。母の父Intikhabは最近よく見ますがRoberto系らしく自己主張はそれほど強くなく、中距離での適性と洋芝への適応力を高めている印象がありますが、切れ味勝負には強くありません。ルーカスと対戦した新馬戦ではルーカスが馬なりで先行集団にとりついたのに対して、3コーナーあたりから追い出しても中々エンジンがかからなかったのがいい例でしょう。

差してどうにかなるような血統ではないと思うので、いかに道中紘一をキープできるかが好走のポイントでしょうが、能力的には難しそうですね。距離はもっと長いほうがいいと思います。菊花賞やステイヤーズステークスまで待ちましょう。

タイムフライヤー(4枠7番)

父:ハーツクライ 母の父:ブライアンズタイム

4戦2勝。前走京都2歳ステークスは2着でした。伯父にダートで活躍したタイムパラドックスがいますが、近親に芝で活躍した大物がいるわけではありません。

母系を見るとブライアンズタイムにリファール系のAlzaoにボールドルーラー系の配合ということで、悪くはないと思うものの若干軽さや柔軟性に欠ける印象があります。こういったタイプは強い時は強いものの、あっさり負けるようなこともあり、少し信頼度は欠けますね。

問題は父ハーツクライが東京コースのGⅠでしか勝っていないことであり、2着3着の非常に多いタイプということですが、スピードの血が少ないだけに十分この結果もあり得ますね。

シャルルマーニュ(4枠8番)

父:ヴィクトワールピサ(ネオユニヴァース系) 母の父:サクラバクシンオー

どこかのサイトでキタサンブラック2世という記事を見たのですが、母の父がキタサンと同じサクラバクシンオーであり清水きゅう舎というのが理由みたいですね(それだけかよ・・・)。

近親に活躍馬は見当たらず、母の母の父は”気まぐれジョージ”ことミルジョージですが、血統だけなら決め手はなさそうですし、それならば自在性で勝負やスピードの持続性で勝負するしかないとは思いますがどうなんでしょう。

これまで先行して粘る競馬をしていますが、前走東京スポーツ2歳ステークスも善戦したものの3着。血統面だから総合しても少し時計勝負には強くないような気がしますが、今回も展開次第でどこまで粘れるかでしょう。

5戦中4戦乗っていた武豊ジョッキーがジャンダルムを選択してこともあり、掲示板はあるかもしれませんが、逆に勝ち負けまでは難しいような気がします。

サンリヴァル(5枠9番)

父:ルーラーシップ 母の父:アグネスタキオン

2戦2勝芙蓉ステークスの勝ち馬です。

血統はいいですねぇ(笑)。1枠から見て行っていますが、何となくパッとしないなと思ってたらやっとまともそうな馬がでてきました。祖母ウメノファイバーは僕がガッツリ競馬にのめり込んでいたころのオークス馬で懐かしくもありますが、そこに僕も早逝の天才馬だと思っていたアグネスタキオンが配合されています。いいですねぇ(しつこい)

父ルーラーシップはおそらく自身と同じように若干詰めの甘い産駒をだしてはいますが、ここまでの傾向を見ていると、キングカメハメハらしい自在性とスピードの持続力を上手く継承している印象で、そこにスタミナを追加している感じがします。

キングカメハメハほどの底力には期待できませんが、素性の良さや距離適性を考えると非常に買ってみたい一頭です。あとはどれほどの素質があるかというところですね。

ルーカス(5枠10番)

父:グラスワンダー 母の父:カーネギー(Sadler’s Wells系)

あのモーリスの弟ですが、調教中に落馬&放馬影響した影響なのか、前走で底が割れた印象なのか思ったほど人気はしなさそうですね。ただ、僕としては愛馬(笑)ジャンダルムより血統的なポテンシャルは感じます。

2戦1勝で前走東京スポーツ杯2歳ステークスはワグネリアンには完敗しているものの、兄同様にこの時期に完成するタイプでないのは明らかでしょう。当然上積みがあるはずで、中山競馬場にも強いRoberto系ということになれば逆に信頼度は上がります。

放馬の影響も心配ですが、スタートがいまいちよくないのと、追ってからジワジワとしか伸びないようなので切れ味勝負は避けたいところですね。ピークはやっぱり来年でしょう。

フラットレー(6枠11番)

父:ハーツクライ 母の父:Halling(エタン系)

2戦1勝、姉にオークス3着馬のバウンスシャッセ(父ゼンノロブロイ)がいます。前走アイビーステークスは不良馬場ということもあり5着に敗れましたが、あれだけ馬場が悪いと判断材料としては参考になりません。

血統面や戦績からするとソコソコの馬という判断になりますが、この馬の予想を難しくさせているのは鞍上ルメールで藤沢和雄きゅう舎という点でです。これだけで予想が三割増しになっているような気がしますが、血統面からは何となく上級馬という香りがしないんですよね。

血統的にはバランスは悪くはないもののスピード血統や少しづつ底力が不足している印象があります。

ジュンヴァルロ(6枠12番)

父:New Approach(Sadler’s Wells系) 母の父:ロックオブジブラルタル(デインヒル系)

2戦2勝の逃げ馬です。

父New ApproachはGalileo産駒の活躍馬ですが、今年は3歳戦戦でベストアプローチが名前を連ねていたので記憶には新しいところですね。

母系はデインヒル系のロックオブジブラルタルやIcecapade系のPhone Trickでスピード型ではありますが、あまり日本向きではないですね。この時期の中山の2000mは合ってるとは思いますが、もうちょっと日本向きの血が欲しいところです。

ステイフーリッシュ(7枠13番)

父:ステイゴールド 母の父:キングカメハメハ

1戦1勝。新馬戦を勝っただけですが、伯父にブラックホーク(父Nureyev、安田記念など)、伯母にピンクカメオ(父フレンチデピュティ、NHKマイルC)がいる良血です。

母系はキングカメハメハ×Silver Hawkという配合で大舞台にも強そうですが、ありそうでなさそうな配合なのでこのあたりがどうかというところですね。

血統的なポテンシャルは高そうなものの、ステイゴールドの場合超大物か中級馬なので、取捨の難しいところです。

ワークアンドラブ(7枠14番)

父:シスターミニスター(Seattle Slew系) 母の父:Medaglia d’Oro(Sadler’s Wells系)

4戦2勝ながら走ったレースはすべてダートです。

父シスターミニスターはA.P Indy産駒の中級種牡馬オールドトリエステの子供で今のところ完全にダート系種牡馬として活躍し、中央の重賞を6勝。母の父はアメリカの名牝レイチェル・アレクサンドラを送り出したMedaglia d’Oro(メダグリアドーロ)どこちらはSadler’s Wells系種牡馬の中でもアメリカで成功しているEl Pradoの系統で芝・ダート兼用の種牡馬です。

母系は比較的底力もありそうな配合ですが、父系が少し底力不足であり、今後ダートの重賞戦線でも長く活躍する可能性はありますが、この中山の2000mは少し決め手不足で厳しそうな気がします。

ジャンダルム(8枠15番)

父:Kitten’s Joy(Sadler’s Wells系) 母の父:サンデーサイレンス

実はこの馬は某サイトで僕がPOG(ペーパーオーナーゲーム)のオーナーになっている馬です。だから気分的には一番応援しています(笑)。騎手も日本から逃亡したアッゼニから武豊ジョッキーに戻っており期待は高まります。

父Kitten’s JoyはEl Pradoの流れを引くSadler’s Wells(サドラーズウェルズ)系の芝系種牡馬ですが、アメリカが鬼門とされたサドラーズウェルズ系の常識を覆して活躍しており北米リーディングは常に上位をキープしています。産駒はダートもこなせますが、Robertoの血も強く出ており芝での圧倒的な活躍が目立ちます。

母系を見ると母は日本でも活躍した快速馬ビリーブですが、そのビリーブがアメリカで繁殖生活を送り戻ってきたのがこのジャンダルムとなります。血統上はスローになって33秒台前半の上り勝負になるとつらいとは思いますが、中団で脚を溜めるとしっかりとした決め手を発揮してくれるタイプですね。

POGオーナーなので期待はしていますが、正直なところ大外をぶん回して雄大に伸びてくるタイプではないと思うので、外はイヤですね。ただビリーブの母の父はDanzigで有馬記念の相性も良かったので馬場適正はピッタリです。

心情的には応援したいものの、1番人気としては少し危ないタイプですね。内なら堂々と本命筋にできたのですがどうなんでしょう。

2戦2勝。デイリー杯2歳ステークスの勝ち馬です。

シャフトオブライト(8枠16番)

父:ディープスカイ(アグネスタキオン系) 母の父:タイキシャトル

2戦1勝未勝利を勝ったばかりです。

父ディープスカイは現役時代は安定した活躍をしましたが、これまでの産駒成績を見るとその父アグネスタキオンの劣化版という印象があります。母系は元祖”華麗なる一族”であるハギノトップレディにさかのぼる系統ですが、調べてみると最近この系統は完全没落していますね。

この馬の母ブリリンも地方馬のようなので、厳しいでしょう。

ナスノシンフォニー(8枠17番)

父:ハーツクライ 母の父:Unbridled’s Song

新馬戦も勝っており、ハーツクライ×Unbridled’s Songという配合は有馬記念で4着に来た素質馬スワーヴリチャードと同じということでお!と思いましたが、生産牧場を見ると那須野牧場ということで自家製種牡馬のようですね。当然母系はあまりぱっとしません。

あとはいかに父ハーツクライの血が爆発してくれるかということになりますが、大外は痛かった所ですね。単純に考えると難しそうですが、他の馬次第ですね。

ただ血統的なバランスは主流血統ばかりで悪くはないです。

ホープフルステークス2017最終予想

血統的なポテンシャルであればルーカスが一番魅力ですが、今のところじわじわとしか伸びないので、最後イマイチ詰めが甘くならないかは心配ですが、掲示板には確実に乗ってくるでしょう。大崩れはしなさそうなものの、まだ馬が若そうなので、本命(◎)にしようと思いましたが、対抗(〇)までに変更です。

同じく血統面で素晴らしいのはビリーブの仔ジャンダルムですが、外に入ってしまったのでちょっとだけ割引は必要ですね。また本命筋の血統としてはディープインパクト産駒なんかに比べると若干信頼はしにくいですね。あっさり勝つ可能性もあるとは思いますが、逆に凡走もありえます。ということで単穴(▲)まで。

タイムフライヤーは実績はこれまでのところ出走馬中トップクラスですが、血統的にやや地味さが見え隠れするので阪神JFの時のロックディスタウンみたいに前走止まりぽくなりそうで×まで。

あとは血統順に並べる形で本命はディープインパクト産駒のトラインです。ここの所ディープ産駒もパッとしないんでソロソロあるでしょう。

◎ トライン(5)
〇 ルーカス(10)
▲ ジャンダルム(15)
△ サンリヴァル(9)
× タイムフライヤー(7)
注 シャルルマーニュ(8)

仮想投票

今回も手広く行き、BOXで上記6頭各100円の計1,500円で行きます。

本当はステイフーリッシュまで手を伸ばしたいところですが、記事上ではここまでにしておきます。

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