有馬記念2017予想と血統 キタサンブラック有終の美なるか?

有馬記念 サトノダイヤモンド対キタサンブラック

僕の本命はもちろんキタサンブラックです!

第62回有馬記念(2017年12月24日、中山競馬場、芝2,500m)の予想記事になりますが、馬券予想に入る前にみなさんの思い出の有馬記念はどのレースでしょうか?

たしか僕が初めて見た有馬記念は1992年のメジロパーマーが逃げ切ったレースでしたが、あれから25年が経ちますが、思い返すとグランプリレースと言いながら、個人的にはお祭りというよりも名馬の最後の雄姿を見るレースとしての印象が強い有馬記念です。

ディープインパクトやオルフェーヴルといった三冠馬たちは最後をしっかり決めてくれましたが、今回の注目は何と言ってもラストランとなる、現在GⅠ6勝、平成の最後の怪物と言えるキタサンブラックでしょう。

果たして10数万を超える観客の前で”まつり”は鳴り響くのでしょうか。

ただ、今回の予想に関しては本命馬だけはハッキリしています。本命はキタサンブラック以外にありえないでしょう。展開?、血統?、体調?そんなものはどうでもいいんです。

僕はただキタサンブラックが勝つのを見たいんです!

(画像引用:JRA公式サイト「有馬記念2017」より)



有馬記念とは

中山競馬場で行われる3歳以上のサラブレッドを対象としたGⅠ競走であり、出走馬はファン投票上位馬が優先(上位10頭まで)して出走が可能ですが、海外調教馬も出走は可能です。

1960年代までは2600mで行われていましたが、途中から2500mに距離が短縮され、1966年以降は一貫してこの距離で行われています。

レースの特徴

特徴はまず中山競馬場独特の2500mという特殊な距離でしょう。非根幹距離のせいなのか、単純なマイル血統ではごまかしのきかないタフなレースであり、近年の競馬にしては珍しく、唯一と言っていいぐらい上りのかかるレースとなります。

初見での馬券予想

◎ キタサンブラック
〇 サトノクラウン
▲ シュヴァルグラン
△ レインボーライン
× スワーヴリチャード

キタサンブラックの本命は揺らがないところですが、パッと見た感じ今回は有力馬とそれ以外の馬で実力差が大きいような気がしますね。馬券を取るならキタサンブラックがしっかりと勝つパターンと飛ぶパターンを考えれば簡単に取れそうな気がしますが、そう簡単にいかないのが競馬ですよね(笑)

過去の有馬記念の勝ち馬と上位馬

さて、ここからレース考察を進めていきたいと思いますが、下のデータを見てもらうと分かるようにほぼ勝ち馬は4コーナーで五番手以内にいます。過去10年間でも2012年のゴールドシップや2009年のドリームジャーニーが差してきたぐらいで、ある程度の機動力は必要でしょう。

サトノダイヤモンド(2016年)

サトノダイヤモンドはディープインパクト×Orpen(Danzig系)×サザンヘイロー(Hail to Reason系)というバランスのいい配合で、3歳馬ながら直線で道中マークしていたキタサンブラックを差し切りました。

2着キタサンブラック(ブラックタイド×サクラバクシンオー)、3着ゴールドアクター(スクリーンヒーロー×キョウワアリシバ)で三頭とも先行していました。勝ちタイムは2分32秒6で勝ち馬の上りタイムは35秒5(全体で三番目)でした。

ゴールドアクター(2015年)

勝ったのは4歳になった上り馬ゴールドアクターでしたが血統はスクリーンヒーロー(その父グラスワンダー:Roberto系)×キョウワアリシバ(Alyder系)×マナード(Turn-to系、アイルランド産)というかなり特殊な配合でした。全体的に大物か駄馬かというような一発向きの配合ですね。

2着はサウンズオブアース(ネオユニヴァース×Dixieland Band)、3着はキタサンブラックでした。勝ちタイムは2分33秒0。逃げたキタサンブラックを三番手で追走した二頭が交わすというレースでした。勝ち馬の上りタイムは34秒8(全体で四番目)でした。

ジェンティルドンナ(2014年)

名牝ジェンティルドンナが先行して勝ったレースでしたが、血統はディープインパクト×Bertolini(Danzig系)×リファーズスペシャル(Lyphard系)という配合でサトノダイヤモンドと若干似てますね。

2着は中団から差してきたトゥザワールド(キングカメハメハ×サンデーサイレンス)、3着は後方から徐々に進出してきた2年前の勝ち馬ゴールドシップ(ステイゴールド×メジロマックイーン)でした。

勝ちタイムは2分35秒3、勝ち馬の上りタイムは34秒1で全体で8番目でした。決め手勝負というよりも位置取りがすべてだったレースですね。

オルフェーヴル(2013年)

怪物オルフェーヴルの引退レースでしたが、後方につけたオルフェーヴルは3コーナーから進出し始めて、直線を向くころには先頭に立ち、最後は後続を8馬身引き離すとんでもないレースでした。

ステイゴールド×メジロマックイーン×ノーザンテーストという一見すれば地味な馬が出てきそうな配合ですが、それぞれの長所が短所を補完したような奇跡の馬が完成しました。凱旋門賞2着2回でスタミナやパワーも備えており、総合的な能力では個人的には最強ではないかと思います。

2着はウィンヴァリアシオン(ハーツクライ×Storm Bird)、3着は1年前の勝ち馬ゴールドシップでしたが、このレースに関してはオルフェーヴルとその他の馬という表現でいいでしょう。

勝ったオルフェーヴルの上りは36.0(最速)と例年に比べると凡庸なものですが、二番目に早かったウィンヴァリアシオンが37秒3ということを考えるといかにパワーのいる馬場だったかが分かるでしょう。

勝ちタイムは2分32秒3、勝ったオルフェーヴルは4コーナーでは二番手、ウィンヴァリアシオンとゴールドシップは四番手まで進出してきており、直線まで我慢していると届かない有馬記念のいい例ですね。

登録馬の血統と寸評

キタサンブラック(1枠2番)武豊

父:ブラックタイド 母の父:サクラバクシンオー

GⅠ6勝。これまで何回も書いてきましたが、この馬は曾祖父サクラユタカオーの強化版だと思います。

レースのタイプ的にはダイワメジャー産駒なんかと同じように持ち前のスピードで先行したあと流れにのってそのままゴールに行くタイプであり、他馬がどうこうというよりも己との戦いですね。

中山競馬場の2500m合っているかいないかで言えば合っていないと思いますが、ライバルはこの馬を意識して早めに仕掛けてくると逆につぶれる可能性もあるので、あとは相手の覚悟しだいでしょうね。

勝つとすれば・・・

GⅠを6回も勝ってきているのではっきりしていますが、この馬は残り800mあたりからのロングスパートでしょう。相手がついてこなければ勝ち。相手が自分以上のロングスパートをできれば負けとはっきりしています。

そう考えるとこの馬を倒すには必然的に先行して粘れるだけのスタミナと底力か、ロングスパートを可能とする末脚の爆発力が必要ですね。

シュヴァルグラン(5枠10番)ボウマン

父:ハーツクライ 母の父:Machiavellian

前走ジャパンカップで悲願のGⅠ初勝利となりましたが、やはり東京コースでハーツクライ産駒は躍動しますね。またここぞという時に予想外の激走もこの系統らしく、キタサンブラックに乗っていた武豊ジョッキーの”シュヴァルグランがこんなに強いと思わなかった”というコメントも納得です。

正直なところ、レースはあくまでキタサンブラックを中心に回っていた感じだったので、すこし”はまった感じ”の勝利と見ているのですが、この勝利で勢いがつくのか、有馬記念は注目です。

父ハーツクライはシュヴァルグランのレースぶりと同様、比較的レースに行っての機動力はあるほうだと思いますが、どちらかというと紛れの少ない東京コースのような広い馬場のほうが力が発揮でき、いい結果を残しています。宝塚記念の相性の悪さがいい例ですね。

ハーツクライ自身はこの有馬記念でディープインパクトを倒した唯一の日本馬ですが、産駒も含めて若干詰めがあまく、ハマった時に大仕事をするタイプなので、ジャパンカップのレースが再現できるかというと少し疑問ですね。

母系は配合次第で長距離はこなせるものの、ヨーロッパ型のスプリンターMachiavellianにこれまたスタミナ内在型のスピード馬を輩出するNureyevということで、有馬記念独特の消耗戦は歓迎だとは思いますが、強気に4コーナーから動くとガソリン切れを起こしそうな気がします。

いかに弱者の競馬に徹するかがポイントだと思いますが、キタサンブラックと同様本来の血統上の距離適性がどこまで影響するかは不安です。

勝つとすれば・・・

前にキタサンブラックがいるだけに、ジャパンカップのように後ろでマークしてのちょい差ししかないでしょう。ハーツクライがディープインパクトを倒したように先行して早めに抜け出すには、超スローから全馬を出し抜くしかないだけに自滅する可能性もありますね。

宝塚記念の失敗もあるのでキタサンブラックより前に行くという選択肢はないでしょう。

サトノクラウン(6枠12番)ムーア

父:Marju 母の父:Rossini

この馬についての記事を書いているのは前々日の金曜日なんですが、現在の所オッズは10.4倍の三番人気と意外な低評価に僕は少し驚いています。

というのも僕の中ではこの馬の評価は思いのほかハッキリしてまして、

強いけど時計勝負、切れ味勝負には弱い

これだけだと思うんですよ。

前々走の天皇賞・秋の好走は道悪で説明がつきますし、前走ジャパンカップの凡走は天皇賞の激走なんかが理由として挙がっていますが、加速力のいる東京コースは基本的に合わないとは思うんですよね。

これも血統面からくることなんですが父はトライマイベスト系でラストタイクーンを経由したMarjuで底力に優れた血統です。20年前にはラストタイクーンならもっと大物がでてもいいのになと感じていたのですが、やっと今になってサトノクラウンが出てきたリ、キングカメハメハ(母の父がラストタイクーン)が種牡馬として大活躍しているので、捉え方としてはまちがってなかったのかなぁと最近感じていたりします(笑)。

母系はMr Prospector系でMiswakiの子供のRossiniが母の父ですが、MiswakiはMr Prospector系の中にあって一番スタミナ勝負に対応できる種牡馬で底力にも優れますし、母の母の父はスプリント戦に強いだけでなく、母系に入って距離の持つ馬も出しているヨーロッパのスピード血統Machiavellianの子供Vettoriで、このあたりは逆に代を経ていることが和合性が出しているようなので非常にバランスの良さを感じますし、血統的な価値も高いと思います。

全体的にはヨーロッパ向きの配合であり向こうなら2000m前後が面白い感じがしますが、2分32秒前後の時計がかかる馬場で、キタサンブラックが負ける姿を想像した時に一番納得がいくのがこのサトノクラウンですね。

個人的には正攻法でキタサンブラックに勝負を挑んで勝ち負けできるのは、この馬のみだと思います。(ただ馬場や競馬場など条件は必要ですが)

あとはコンディション次第でしょう。できればもう少し内がよかったですね。

スワーヴリチャード(7枠14番)M・デムーロ

父:ハーツクライ 母の父:Unbridled’s Song

皐月賞までの評価はかなり高かったものの、皐月賞の敗戦がこの馬が超一流馬なのかイマイチ分からなくしている不気味な3歳馬ですが、春先は僕もこの馬が世代最強なのではと思っていた時期がありました。が、まだよく分かりません(笑)。

ご存知のように左回りでは結果を残しているので左巧者であることは間違いないのですが、不安な点は二点。

まず皐月賞の自分から動いて行って案外伸びなかったレース内容から、末脚の持続力に若干疑問を覚えます。GⅠを善戦するものの勝ちきれないハーツクライ産駒らしい特徴と言えます。

次にもしかしたら時計勝負に強くないという可能性です。今のところレースサンプルが少ないので何とも言えませんが、これまで勝ち負けしてきたレースは内容もあり、実力を見せつけるものでしたが、いずれもスローな展開からのもので、きついレースをしていません。

それこそ皐月賞が一番ペース的にきつかったわけですが、GⅡで強いけどGⅠだとイマイチな馬にはこういうケースがたまにあります。果たしてたまたまだったのかはこの有馬記念で見極めたいと思います。

血統面を見ると母系はUnbridled’s Song(Mr Prospector系)にSeattle Slew系のGeneral Meetingということで完全に北米系です。Unbridled’s Songそのものは直系だと日本での相性はよくありませんが、母系に入って強い馬をたまに出しているので心配はないものの、全体的に日本との相性はいいとは言えないところが不安ではありますね。

ただ、北米系と言ってもバランスはそんなに悪くはないような気がします。調子のいい時は追いかけておくべき馬ではあると思います。

勝つとすれば・・・

善戦はするとは思いますが、あまり勝つイメージが湧きませんね。また外枠に入ったことにより余計レースがしにくくなりました。あまりロングスパートが得意ではなさそうなので、直線までいかに我慢できるかが勝負でしょうが、それだと先頭まで抜け出すには馬が若すぎるような気がします。

ヤマカツエース(1枠1番)池添

父:キングカメハメハ 母の父:グラスワンダー

春は金鯱賞(GⅡ)を勝ち、大阪杯(GⅠ)も勝利していますが、やはりGⅡまでの馬という感じはあり、天皇賞・秋とジャパンカップは見せ場なく大敗しています。

血統的には父キングカメハメハはテンから早いハイペースや、スローペースからのロングスパートなどにも対応できるスピードの持続力に定評があります。また先行したり差してもよしとレース中の機動力もあり、それが産駒の好成績につながっている印象です。

また母の父グラスワンダーは産駒のスクリーンヒーローが有馬記念を勝利していますが、安定して走る馬を出すというよりも大物を送り出す底力型の種牡馬でありヤマカツエースにはそれを感じません。

となるとイマイチなほうのグラスワンダーになってしまいますが、脚質的にも後ろから詰めてくるのが精いっぱいで勝ち負けまでは難しいような気がします。

母の母の父Tejaboは日本でも相性のいいDeputy Minister系ですが、比較的揉まれ弱くレースぶりに多少注文があるのが有馬記念ではマイナスのように感じます。

クイーンズリング(2枠3番)ルメール

父:マンハッタンカフェ 母の父:Anabaa(Danzig系)

昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬です。今年に入ってからは大崩れはないもののパッとしない成績が続いていますね。

マンハッタンカフェ産駒ですが、僕の中では意外と整理がついている種牡馬なんですが、基本的には京都や東京コース向きの種牡馬であり、ゆっくり行ってピュッと上がるのが得意な産駒が多いと分析しています。そのため産駒が重賞を勝ったレースを抽出して見ると分かりますが、中山競馬場での勝ちが少なくレースでの上りは出走馬中上位のことが多くなっています。

ただ、ディープ産駒ほどの切れ味がないためあくまでGⅡあたりまでの種牡馬であり、楽なメンバーでしっかりと勝ちあがってくるタイプであり、イメージとしてマンハッタンカフェの産駒の末脚が切れるというイメージがないのはこのためでしょう。

今回キタサンブラックが作るであろうラスト800mあたりからの消耗戦なんかは最も向いていないような気がします。

母系は有馬記念で好走しているDanzig系が入っていたり、名馬シーバードにさかのぼる血がありますが、あるとしても割り切って直線勝負に徹して、尚且つルメールマジックでも掲示板まででしょう。

ブレスジャーニー(2枠4番)三浦

父:バトルプラン 母の父:タニノギムレット

3歳馬ですが前々走は約一年ぶりとなった菊花賞で大敗したものの、前走、一たたきしたチャレンジカップ(GⅢ)ではサトノクロニクルの2着としっかり巻き返してきました。さらに言うと2歳時には今回の有力馬の一頭であるスワーヴリチャードに勝利しており、ポテンシャルでは不気味さが漂います。

血統ですが父バトルプランはエンパイアメーカーの子ですが、このエンパイアメーカーは期待されて日本に輸入されたものの、思ったほど成績があげられずアメリカに帰っていった種牡馬であり、更にさかのぼってUnbridledなどこの直系種牡馬の成績は芳しくありませんね。あくまでダート系のスピード種牡馬であり芝のレースでは底力に欠けます。

ただ、このブレスジャーニーですが、母系はちょっと怖いです。三台母であるダイナカールはいまや一大牝系を築こうとしているエアグルーヴの母であり、底力は抜群です。また母の父タニノギムレットはウォッカ一発という印象はありますが、底力に優れており大物を出してきているブライアンズタイムの系統なので怖さはありますね。

全体をとおしてみると父系のスタミナ面や底力のなさをいかに母系で補えるというかというところですが、現状まだ底を見せていない点やスワーヴリチャードに勝利した実績などを考えると切れる馬ではなく馬券の対象には入れておく必要があります。

トーセンビクトリー(3枠5番)田辺

父:キングカメハメハ 母の父:サンデーサイレンス

全兄トゥザワールドは有馬記念で2着に来たこともあり母である名牝トゥザヴィクトリーも3着に逃げ粘ったことがあり、血統的な相性は良さそうです。またこの系統は軽視すると思ったよりも強かったということが多々あり不気味さはあります。

ただ、この馬に関しては牝馬ということもあり、兄のトゥザワールドほどのスケール感もないので、馬券から切っても大丈夫でしょう。近走も凡走が続いています。

サトノクロニクル(3枠6番)戸崎圭

父:ハーツクライ 母の父:Intikhab

3歳馬です。全体的に勝ちきれない競馬が続いていましたが、前走チャレンジカップを勝利し、調子の良さと成長力を見せています。

血統を見るとスワーヴリチャードと同じハーツクライ産駒ですが、母系がスワーブリチャードより日本競馬との相性の良さを見せているRoberto系のIntikhabです。Intikhabと言えば先週の朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)で衝撃の勝ち方を見せたダノンプレミアム(父ディープインパクト)の母の父でもあり、期待は高まります。

また母の母の父は芝タイプでありながらパワーとスタミナに優れたNijinsky系のCaerleonですあり、血統面は十分すぎる構成ですね。さらに兄には日本ダービー二着馬のサトノラーゼン(父ディープインパクト)がおり、個人的には血統面だけ見るとスワーヴリチャードより怖さはあります。

実績面やインパクトを考えればスワーヴリチャードのほうが上でしょうが、このいい枠に入ったことを考慮すると五分での評価でもいいかもしれません。

シャケトラ(4枠7番)福永

父:マンハッタンカフェ 母の父:シングスピール

春先は底を見せていなかったので日経賞の勝利などで期待が高まりましたが、近走は不振が続き、完全に底を見せてしまった印象のシャケトラです。

母の父シングスピールは底力の面などでは面白いところですが、マンハッタンカフェなどと同様若干血統としてのインパクトには欠けますね。また母の母の父はWoodmanの系統ということで最近の不振からの脱却は難しいような気がします。

レインボーライン(4枠8番)岩田

父:ステイゴールド 母の父:フレンチデピュティ

前々走の天皇賞・秋は3着と好走しましたが、今年に入ってからのレースは追い込んでイマイチ届かないというレースが続いています。

昨年の菊花賞の2着馬という実績は目立ちますが、個人的には時計勝負に対応できていないと推測していますがどうでしょう。またレースのグレードが上がって前に行けなくなっているのも有馬記念というレースを考えるとマイナス材料という印象があります。

血統面を見るとオルフェーヴルやゴールドシップの父であるステイゴールドということで期待は高まりますが、ステイゴールド産駒のGⅠホースは何となく強そうな馬がやっとこさGⅠを勝ったというよりも、底を見せていない馬が何だか忘れている感じでGⅠを勝って激走というイメージがあります。

そのため買うとこない、来ないと来るというイメージのある種牡馬なんですが、こういったいかにもステイゴールドに合いそうな中山の馬場というだけで買うのは少し危険であり、他にもいるだろうという感じはします。

もちろん馬場適正は他の出走馬よりも高い馬ではあると思いますが、好走するなら馬がさらに成長をみせて今までは本格化前だったというストーリーが必要でしょう。

サクラランブール(5枠9番)

父:キングカメハメハ 母の父:サンデーサイレンス

夏は札幌記念(GⅡ)を制し、秋に向け期待は高まりましたが前走天皇賞・秋は馬場が悪かったとはいえ見せ場はありませんでした。

血統的にサクラ軍団の活躍馬を数多く送り出している母系で好印象であり、キングカメハメハ、サンデーサイレンス、ノーザンテーストと社台ファーム系がほころリーディングサイアー達が代々配合されているものの、ただそれだけという印象はありますね。

こういった配合は確かに間違いはなくそこそこ活躍する馬を輩出しますが、どうしてもアクの強さに欠け超一流馬が出てくるか?というと少しアクが弱く面白みには欠けますね。

血統的に激走タイプでもなさそうなので一変は難しいような気がします。

ルージュバック(6枠11番)

父:マンハッタンカフェ 母の父:Awesome Again

ミッキークイーン(7枠13番)浜中

父:ディープインパクト 母の父:Gold Away

秋華賞では道悪の中一頭だけずば抜けた末脚を発揮するなど、パワーとロングスパートには定評のある一頭です。宝塚記念での好走も記憶に新しいところですね。

血統的にはディープインパクトにスピードと底力のあるNureyev系のGold Awayとの配合でバランスと底力を感じますが、問題はやはり中山の2500mという距離でしょうね。

若干ギアチェンジにスムースさを欠くだけに前目にポジションを取りたいところですが、母系はスタミナにそれほど優れたタイプではないだけに、しかけや位置取りにある程度の我慢が必要だと思います。

もしこれが牝馬限定であれば血統上は面白かったところですがやはり牡馬の一流どころが相手なだけに少し割引は必要でしょうね。

個人的に真ん中あたりの枠がいいなとは思っていましたが、ちょっと外に入ってしまい苦しいような気がします。

カレンミロティック(8枠15番)川田

父:ハーツクライ 母の父:A.P Indy(Seattle Slew系)

大負けはしていませんが、最後に勝ったのは4年前であり、すでに9歳馬なので現実的に難しいでしょう。

ハーツクライはスタミナ面に問題はありませんが、母系は揉まれ弱く日本で相性の良くないA.P Indyにパワー型の芝馬Caerleonでバランスはあまりよくありません。こういうタイプはGⅠを勝つことはほとんどないですし、馬券からまっさきに切るべき馬ですね。

サウンズオブアース(8枠16番) C・デムーロ

父:ネオユニヴァース 母の父:Dixieland Band

3歳の時は菊花賞で、4歳は有馬記念、5歳はジャパンカップで2着に来ており2勝馬ながら不気味さの漂う6歳馬サウンズオブアースですが、近走はパッとしません。元々GⅠでは少し足らないまでもGⅡではそこそこ勝負できていただけに、ピークは過ぎた印象があります。

血統は父ネオユニヴァースはヴィクトリアマイルを出してはいるものの、産駒の印象はどちらかと言えば一発激走型のタイプが多い印象で、調子のピークがどことなく短いのが特徴という気がしますが。調子がいい時と悪い時の差がハッキリしていますね。

また時計勝負にあまり強くなく、中山競馬場やローカル競馬場など小回りのコースでほとんどの重賞を勝っているのが特徴ですね。

母系は日本であまり実績のないDixieland Bandに伝説の名馬Secretariat(この馬も持ち込み馬の日本での相性はよくありませんでした)ですが、現代の日本競馬向きの血統ではないだけに全体を通してGⅠを勝つだけのスピードと決め手が足らないのは明らかですね。

この馬に関しては調子がよければヒモ穴としては面白いとは思いますが、最近の成績では少し手が伸びませんね。ただ、超大穴を狙うのであれば入れても面白いかなという馬ですね。

有馬記念2017最終予想

◎ キタサンブラック(2)
〇 サトノクラウン(12)
▲ サトノクロニクル(6)
△ シュヴァルグラン(10)
× スワーヴリチャード(14)
注 ブレスジャーニー(4)、ミッキークイーン(13)

仮想投票

今回はグランプリなので少し広めに行きます。

馬連各馬100円で

2から12、6、10、14、4、13

12から6,10、14、4、13

6から10、14、4、13

計15点1500円です。

関連記事