第155回天皇賞・春2017 予想

いよいよ古馬の長距離王決定戦第155回天皇賞・春が明後日(2017年4月30日京都競馬場にて15:40分発走)に迫ってきました。今回は久々の二強対決になりそうだということで注目されていますが、個人的にはこのレースは地力がないと勝てないフロック勝ちが起こりにくいレースなので好きなレース一つです。(まぁ人それぞれ色々な楽しみ方はありますが)

皐月賞の時は馬券的にはどちらかと言えば買うレースではないと言いましたが、逆にこの天皇賞・春は予想のしやすく買いやすいレースだと思います。競馬に絶対はありませんが、今回は主役がしっかりといることもあり比較的買いやすいレースなのではないでしょうか。

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二強対決は過去30年間で3回のみ

予想に入る前に、いわゆる二強対決は以下のようにここ30年に限定するとなんと三回しかないようです。(一番人気、二番人気がともに3倍以下で三番人気以下が10倍以上だったケース)

92年 トウカイテイオー(5着)対メジロマックイーン(1着)

96年 ナリタブライアン(2着)対マヤノトップガン(5着)

98年 シルクジャスティス(4着)対メジロブライト(1着)

※左が一番人気で右が二番人気のうま()内は最終着順

92年レースの前評判と状況解説

ちょうど僕がガッツリと競馬を見ていた時代なのでどういった状況だったかと解説させてもらいますと、まず92年のレースですがトウカイテイオー対メジロマックイーンですが、確かこの当時はシンボリルドルフが直接生み出した次世代の皇帝としてトウカイテイオーは過剰に評価されていた印象があります。なぜならこの当時のメジロマックイーンはすでにこの前の年に同じレースを買っており他のレースでも血統的にも抜群の距離適性を見せており、死角が見当たらない馬でした。

確かにトウカイテイオーも強い馬でまだ底を見せていませんでしたが、古馬となって二戦目、2400m以上の経験はダービーのみであり血統的にはどちらかと言えば中距離がベストだということを考えると、明らかに競馬ファンのロマンを求めての人気であり、実績からするとすこし人気をかぶり過ぎていました。

結論から言うと横綱相撲で勝ったメジロマックイーンに対して、トウカイテイオーは骨折の影響もあってか5着を死守するのが精一杯という感じでした。あと結果論から言うとこの馬のベストは中距離からクラシックがベストであり、尚且つ横綱相撲ができるタイプの馬ではなく、直線まで我慢して差してくるタイプの馬でした。だから自分で競馬をコントロールできるメジロマックイーンとの相性は悪いですよね。実際にこの年の秋の天皇賞も自分から勝ちに行って盛大に飛びます。(あっと驚くレッツゴーターキンでした)

96年レースの前評判と状況解説

この年はナリタブライアン対マヤノトップガンですが、これは前の記事でも紹介した阪神大賞典のレースの影響が大でしたね。前年にナリタブライアンは古馬初戦の阪神大賞典を勝ったあと故障してしまい秋に復帰するんですが不振に陥ります。(ただ使ったレースがいきなり少し酷過ぎたという印象もあります)

その後の大復活祭としての前年3歳(当時の言い方だと4歳)で有馬記念も勝っていた新鋭マヤノトップガンと伝説のマッチレースを展開したわけですが、結果的にこのレース内容が衝撃的過ぎたこともあり、二頭が人気を二分します。この阪神大賞典の結果はナリタブライアンがかつての力を取り戻したことの確認と、有馬記念の価値はフロックではなく古馬相手にもマヤノトップガンが十分に戦えるということを証明した貴重な一戦でした。

当時の本番前での評判ですがこの絶対的な二頭に対して、他の馬がどこまで戦えるかとうのが戦前の状況でしたが、この両頭に続く馬として未知の上り馬サクラローレル、近走好走のテイエムジャンボやホッカイルソーがどこまで戦えるかやハギノリアルキングが距離適性なんかで巻き返せるかという感じでしたが、サクラローレル以外は血統的にまずないかな?という印象でした。サクラローレルは父がレインボークエストでありこの当時は重厚な長距離血統で底力がありそうということでかなり不気味だったのをよく覚えています。だから三頭だけ買っとけばよかったので馬券としては簡単でした。

この年の状況は、サトノダイヤモンドが菊花賞と有馬記念を勝って挑む初めてのGⅠということで非常によく似ています。十分参考にしていいでしょう。

98年レースの前評判と状況解説

この年の天皇賞も96年の時と同じように阪神大賞典のマッチレースが影響して人気が二頭に集中します。ただこの年に関しては96年とは状況が異なります。96年が絶対的な王者復活と新たなスターホースの誕生の予感という意味合いが強かったのに対して、この年の人気は他に買うものがいないというのが表現で言えば正しいでしょう。

シルクジャスティスもメジロブライトも古馬になったばかりのライバル関係にありましたが、シルクジャスティスは有馬記念をまだ勝ったに過ぎない、メジロブライトはクラシック戦線を好走したものの勝ちきれなったということで、絶対的な力があるかというと?マーク満載でした。

結果的にメジロブライトが勝利し2着にいまや大種牡馬と言ってもいいステイゴールドが来ますが、ステイゴールドはこのレースから善戦マンとしての力を発揮し始めたばかりだったのでとてもじゃないが自信を持っては買えませんでしたね。久々にレース結果を見て出てた馬を見ましたが、ローゼンカバリー、ユーセイトップラン、イシノサンデー、ダイワオーシュウ他の有力馬もかなり心もとなかったですね。かなり自信をもってぶった切れた気がします。(ん?結局何買ったんだか忘れた)

どの馬も決め手に欠けるという点ではこの前の皐月賞に似ていたかもしれません。

天皇賞最終予想

◎キタサンブラック

今までの実績から見るとはずす理由が全くありません。最悪勝ち負けはしてくるとは思いますが、かつてのメジロマックイーンほど絶対的な信頼があるかというとそこまではなく、突然母系のスピード血統が騒ぎ始め折り合いを欠かないかが心配(あのメジロマックイーンも三回目は我を出した)です。

負けるとすれば序盤から速いペースに巻き込まれて最近の長距離戦にありがちな最初は比較的溜めて末の用意ドンではなく、末が36秒台のあがりになるような消耗戦になるケースでしょう。武豊ジョッキーなんで大丈夫でしょうが、逆にキタサンブラックがここを勝つと戦績的には伝説級の名馬になってしまうので、そこまでの馬なのか若干そこが懐疑的ではあります。

サトノダイヤモンドとの印の差は実績だけですが、自分からレースを作れることからも大崩れは考えにくいですね。

〇サトノダイヤモンド

この馬はですねトウカイテイオーではなくマヤノトップガンと見ていいと思います。鞍上も安心だし故障以外では飛ばないのではないかと思いますし、キタサンブラックと力は同じぐらいと見て間違いないでしょう。印の差は実績と58キロを始めて背負うという点です。

この二頭だけで大丈夫だとは思うのですが、キタサンブラックとサトノダイヤモンド、どちらが飛ぶ可能性(連を外す)があると考えると若干こちらかなという気もします。

その他の有力馬

▲なし
△レインボーライン
△シュヴァルグラン
×シャケトラ
×ディーマジェスティ

正直二頭が抜けている印象なので▲は今回はなしです。あとはかろうじて二着があるかなというところで、レインボーライン、シュヴァルグラン。手を広げるという意味合いでシャケトラ、ディーマジェスティまでとしましたが、ゴールドアクターは中山や阪神競馬場のほうが合っていると思うのではずしました。

レインボーラインに関しては父ステイゴールドと同じタイプとみて大舞台で大崩れしない馬であり鞍上デムーロということでの+補正、シュヴァバルグランに関してはレインボーラインよりは力は若干ありそうなものの、GⅠでは少し足らない馬なのではないかということでの-補正で頭(1着)はないとみました。シャケトラに関しては底を見せていない怖さはあるものの、父がマンハッタンカフェということで底力という点ではかつてのサクラローレルにはなりえないと見て評価を下げました。ディーマジェスティに関しては前走がパッとしなかたのですが一応GⅠの勝ち馬ということや前走は休養明けという理由付けができるので、まったく軽視するのは危険ということで入れました。

仮想投票

馬単3ー15(キタサン→サトノ)、15-3(サトノ→キタサン) 各300円
馬単3-1(キタサン→シャケトラ)、3-6(キタサン→シュバルグラン)、3-9(キタサン→ディーマジェスティ)、3-16(キタサン→レインボーライン)各100円

計1,000円です。

現在の累計収支-1,600円(1戦0的中)

ちなみにブログ友達の梅木官兵衛さんの天皇賞・春の予想はこちらです。

さぁ結果はどうなることやら。

コメント

  1. […] 第155回天皇賞・春(2017) 予想2017年4月28日 at 11:16 PM […]

  2. […] 競馬 予想ページ(2017)https://keiba.otokonna.com/keiba2017/※個別記事へのリンク集ですクイーンS(2017) 予想【本命はアエロリット 注目はヤマカツグレース】 宝塚記念(2017) 予想 ユニコーンステークス(2017) 予想 安田記念 予想 2017 ダービー 予想 2017 オークス 予想 2017 ヴ… 梅木官兵衛の競馬BLOG  第155回天皇賞・春2017 予想http://generation73.xyz/sports/horseracing/yosou-155-tennousyou.h… […]