ふと今年の英ダービーの結果を見直してみると色々面白い内容だった件

イギリス

競馬発祥の地イギリスではじまった最初のダービー

2019年の日本ダービー(東京優駿)は5月26に行われ、ロジャーバローズ(父ディープインパクト)が制したのは記憶に新しいところですが、世界の競馬が行われているところであれば、ダービーの名のつくレースはほぼ間違いなく存在し、当然、他の地域でもダービー馬が誕生しています。

それほどダービーという言葉は競馬とは切っても切れない関係にある言葉ですが、その名称はやはり競馬発祥の地イギリスにあると言われています。

今から約240年前の1780年にイギリスで創設されたダービーステークス(Derby Stakes)が競馬にとって”ダービー”のスタート地点であり、その名は創設者の一人であるダービー伯爵の名前に由来するそうです。

サッカーなどのスポーツにおける”ダービーマッチ”という名称は実は由来が違って、ダービー市が由来というのはちょっとしたウンチクなんですが、今回は競馬のお話です(笑)。

競馬で最初に行われた”ダービー”であるダービーステークスは、エプソムダービ―と言ったりイギリスダービー、英ダービーといった名称があるわけですが、2019年(6月1日)に行われた英ダービーの結果眺めていると、色々興味深かったのでとりあげていみることにしました。

今回は大した内容でもないのですが、競馬に少しでも興味のある方はお付き合いください。

(画像提供:写真ACより)

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まずは最初に以下が今年の英ダービーの結果です結果をご確認ください。

2019年のダービーステークス(英ダービー)結果

2019 Investec Derby – Racing TV

今年は十三頭が出走し、シーミー・へファーマン騎乗の四番人気アンソニーヴァンダイク(父ガリレオ)が制しました。

1着 Anthony Van Dyck(アンソニーヴァンダイク) 勝ちタイム 2:33.38
2着 Madhmoon(マッドムーン)
3着 Japan(ジャパン)
4着 Broome(ブルーム)
5着 Sir Dragonet(サードラゴネット)
6着 Circus Maximus(サーカスマキシマス)
7着 Humanitarian(ヒューマニタリアン)
8着 Norway(ノルウェイ)
9着 Line of Duty(ラインオブデューティ)
10着 Sovereign(ソヴリン)
11着 Hiroshima(ヒロシマ)
12着 Bangkok(バンコク)
13着 Telecaster(テレキャスター)

開催:エプソム競馬場

距離:12ハロン+6ヤード(約2420m:1マイル1/2もしくは1マイル4ハロン+6ヤードという表記も見られます)

出走馬のうち地名がついた馬が五頭いる

日本関係も二頭

まず結果一覧を見るとすぐに気づくと思いますが、Japan(ジャパン)という馬とHiroshima(ヒロシマ)という馬が出走していますし、他にもNorway(ノルウェイ)やBangkok(バンコク)というそのまんまの名前の馬がいますね。(あと一頭いますが分かりますか?)

おそらくですが、意味はそのまんま地名だと思います。

というのも昔から海外の競走馬には地名や著名な人物の名前が付けられることは多く見られており、地名がついた著名な競走馬(種牡馬)ではヨハネスブルグ(Johannesburg:南アフリカ最大の都市(ただし首都ではない)。アメリカの競走馬ですが現在日本で種牡馬をやっています)やラングフール(Langfuhr:ポーランドにある地名。現在種牡馬でアポロケンタッキーの父、リエノテソーロの母の父として有名)、オーストラリア(Australia;海外種牡馬)などがいますね。

やはり日本の冠名+英語よりはそちらのほうがカッコいいですよね。

ちなみに残り一頭はBroome(ブルーム)という馬なんですが、僕がもしかして?と思って調べたらオーストラリアにこの地名がありました。

たまたま?と思ったんですが、父がオーストラリアという馬なので間違いないでしょう。

こういう風に馬名なんて結構適当なんですよね(笑)。

あとジャパンという馬名なんですが、馬主が競馬界では超有名なクールモア(グループ)で日本とは直接関係もなく、今年は地名シリーズそういった名前になったと言われていますね。

ノルウェーも同じくクールモアの馬でジャパンとよく一緒に走っているようです。

大種牡馬ガリレオ(Galileo)祭り

で、実はこのレースを記事にするきっかけになったのは、実は馬名で日本の名前がついていたからではなく出走馬たちの血統を見たせいです。

こっちがメインのきっかけなんです。

出走馬13頭中12頭がガリレオの血を引いている

このサイトを見ていると分かるとは思いますが、血統好きな僕なんでまず血統をチェックしてしまうんですが、今回はとにかくビックリしました。

出走馬十三頭いますが、一頭を除いてすべてが現在八年連続ヨーロッパのリーディングに輝いているガリレオの血を引いているという恐ろしい内容になっています。

日本でもレースにたくさんのディープインパクト産駒が出ていることはありますが、それでも半分以下だとは思います。

十三分の十二はさすがにやりすぎでしょう(笑)。

出走馬の父馬内訳

ガリレオの直仔・・・六頭
オーストラリア(ガリレオの仔)・・・二頭
ノーブルミッション(ガリレオの仔)・・・一頭
ナサニエル(ガリレオの仔)・・・一頭
ドーンアプローチ(ガリレオの孫)・・・一頭
キャメロット(非ガリレオ系)・・・一頭

遡れば実は全馬同じサドラーズウェルズ系(笑)

一頭(5着のサードラゴネット)だけガリレオの血を引いていないのですが、この馬はモンジューという凱旋門賞馬の血を引いているキャメロットという馬の子どもになります。

ただ・・・

海外の競馬や血統に詳しい人なるすぐにピーンとくると思いますが、モンジューの父親はガリレオ登場以前のヨーロッパの大種牡馬として君臨したサドラーズウェルズ(Sadler’s Wells)です。

ガリレオの父ももちろんサドラーズウェルズなので、2019年の英ダービーの出走馬はすべてがサドラーズウェルズの血を引いているということになるわけです。

もはやサドラーズウェルズステークスと言ってもいいぐらいなんですが、もしかして忖度レース?(笑)と思ってしまう内容ですね。

多分、偶々(たまたま)です

最後に、あまり海外競馬に興味のない方向けにフォローしておくと、毎年海外の競馬がこのような一つの血統に占拠されているわけではありません。

例えば昨年2018年のイギリスダービーのガリレオの血を引く馬が何頭いたかというと、十二頭中六頭(うち直仔は三頭:それでも多いんですが)にとどまり、うち一頭はディープインパクト産駒のサクソンウォリアー(昨年で引退して種牡馬入り)でしたし、地名ぽい馬はゼロでした。(となるとやっぱり今年のクールモアが地名シリーズだったということに・・・)

また2017年は十八頭出走してガリレオは半分程度でした(ネットで調べても出てこない馬が二頭いた)。

ま、要は

ガリレオはディープインパクトより凄いということですわ
(なんだそりゃ?)。


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