レッドファルクスが豪快に差し切る
本日(2017年10月1日)に中山競馬場で行われた”秋冬競馬GⅠシリーズ開幕戦”スプリンターズステークス(GⅠ:1200m)はミルコ・デムーロ鞍上の1番人気レッドファルクス(父スウェイプトオーヴァーボード)が直線豪快に差し切り、昨年に引き続き同レースを連破しました。
スプリンターズステークス全着順
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 性齢⁄馬体重⁄B |
タイム (着差) |
通過順位 上3Fタイム |
騎手 | 人気 (オッズ) |
予想 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 8 | レッドファルクス 牡6/474(0)/ |
1.07.6 | 11-10 33.0 |
M.デムーロ 57.0 |
1(3.2) | ◎ |
2 | 1 | 2 | レッツゴードンキ 牝5/496(0)/ |
1.07.6 クビ |
09-07 33.1 |
岩田 康誠 55.0 |
5(10.8) | △ |
3 | 3 | 6 | ワンスインナムーン 牝4/452(0)/ |
1.07.7 1/2馬身 |
01-01 33.8 |
石橋 脩 55.0 |
7(16) | 注 |
4 | 1 | 1 | スノードラゴン 牡9/510(+6)/ |
1.07.7 クビ |
12-12 33.0 |
大野 拓弥 57.0 |
16(103.3) | |
5 | 6 | 12 | ブリザード せん6/504(-6)/ |
1.07.8 クビ |
07-07 33.4 |
G.モッセ 57.0 |
12(32.6) | |
6 | 5 | 10 | ビッグアーサー 牡6/522(+3)/ |
1.07.8 クビ |
03-02 33.6 |
福永 祐一 57.0 |
8(16.1) | ▲ |
7 | 5 | 9 | メラグラーナ 牝5/522(-10)/ |
1.07.9 1/2馬身 |
14-14 33.1 |
戸崎 圭太 55.0 |
2(5.7) | |
8 | 8 | 16 | ダンスディレクター 牡7/436(+2)/ |
1.07.9 アタマ |
09-10 33.4 |
浜中 俊 57.0 |
9(16.6) | |
9 | 2 | 4 | フィドゥーシア 牝5/474(-6)/ |
1.07.9 ハナ |
03-02 33.7 |
三浦 皇成 55.0 |
13(37.7) | |
10 | 8 | 15 | シュウジ 牡4/490(-2)/ |
1.08.0 1/2馬身 |
16-15 32.7 |
横山 典弘 57.0 |
14(46.3) | |
11 | 2 | 3 | セイウンコウセイ 牡4/498(-4)/ |
1.08.1 クビ |
07-05 33.8 |
幸 英明 57.0 |
3(6.1) | × |
12 | 7 | 13 | ファインニードル 牡4/470(+6)/ |
1.08.3 1 1/4馬身 |
03-07 34.1 |
内田 博幸 57.0 |
6(14.1) | 〇 |
13 | 3 | 5 | ラインミーティア 牡7/476(+6)/ |
1.08.3 ハナ |
15-15 33.3 |
西田 雄一郎 57.0 |
10(27.1) | |
14 | 6 | 11 | モンドキャンノ 牡3/474(+2)/ |
1.08.3 アタマ |
12-12 33.6 |
池添 謙一 55.0 |
11(30.8) | |
15 | 4 | 7 | ダイアナヘイロー 牝4/476(0)/ |
1.08.3 アタマ |
02-02 34.2 |
武 豊 55.0 |
4(10.4) | |
16 | 7 | 14 | ネロ 牡6/472(+6)/ |
1.08.3 ハナ |
03-05 34.1 |
勝浦 正樹 57.0 |
15(103.1) |
赤字:予想段階で馬券対象から消した馬
レースの感想と各馬寸評
やはり単調なスピードタイプでは中山競馬場は勝てない
今回のレースは大本命と呼べる馬がいなかっただけに、高松宮記念を制していたセイウンコウセイやローカルの短距離を制していたダイアナヘイローなどどちらかと言えば平坦なコースを勝っていた馬が注目されましたが、結果的にはそれらの馬が下位に沈むなど底力のいるレースとなりました。
レースはスプリンターズステークスにしては早くない前半33秒9でしたが、スローペースという声もあったものの先行した馬がそれほど上位に残っていなかったことや、終始11秒台前半のラップタイムでレースが進んだことを考えると、中々息の入れる場所がなかったレースだったように感じます。
最後も坂ということを考えると、やはりフロックでは勝てないのがスプリンターズステークス。このあたりは何とかスピードで押し切れる高松宮記念とはやはりレースとしての重みや歴史が違ったと言えますね。
強烈な末脚を持っていたレッドファルクスや実績馬レッツゴードンキ、スノードラゴンが上位に来たのは単なる展開のアヤではないように感じます。
レッドファルクス
この馬は強かったのは間違いありませんが、やはり光ったのはデムーロの落ち着きですよね。
最終コーナーも慌てることなくロスのないコーナリングをしてきて前が開いた瞬間に一気に突き抜けました。僕もリアルタイムでレースをチェックしていましたが、追い出してすぐに勝つだろうなと確信しました。
どうやら来年の高松宮記念を最終目標とするようですが、個人的には小回りの中京よりもマイルチャンピオンシップのほうが向いているような気がします。
ただ、こういう差し馬は一見派手に見えるので過剰な評価も禁物だと思いますね。(イヤ弱く派ないとは思うんですよ・・・)
レッツゴードンキ
一瞬勝ちも見えた2着でしたが、正直あそこが限界だと思います。
個人的にはこの馬はマイラーで前半34秒後半で行って33秒ちょっとであがるのがベストかなと思っており前半早くなるとつらいかなとは思っていましたが、この馬にとっては絶好のペースになってくれました。
また中山のイン差しがハマると思っての馬券的評価だったわけですが、まさしくその通りになってくれたので、個人的にはかったレッドファルクスよりもこの馬が想像通りの走りをしたことがうれしかったですね。
今回はちょっと出来過ぎた感がありますが、大きなところを狙うのであれば京都の1600mから2000mあたりのほうが向いているような感じですね。
レース予想とその結果
中山競馬場での開催ということもあり単なるスピード馬では通用しないと考え、決め手を持った馬を中心に印をつけました。
◎ レッドファルクス(8)
〇 ファインニードル(13)
▲ ビッグアーサー(10)
△ レッツゴードンキ(2)
× セイウンコウセイ(3)
注 ワンスインナムーン(6)
買い目
2-8、3-8、6-8、8-10、8-13
2-13、3-13、10-13
2-10、3-10
以上10点各100円の計1000円
結果
2-8 1,760円 的中!!
◎-△でほぼ本線で的中させることができました。
三着には注としていたワンスインナムーンが残ったので、馬券としては三連単での的中も可能でしたが、結果的に人気馬で決まったので思ったほど配当が伸びませんでした(笑)。
現在の仮想投票の収支
投資14,000円 回収10,000円(13戦中5戦的中)
回収率 71.4%
ネタがないので苦し紛れにローカル競馬に手を出して大外ししてしまいましたが、面目躍如となりました。やっぱり僕はレースのグレードがあがってデータが多いほうが馬券予想は向いているようですが、まだこの回収率だと大きな顔はできませんね(笑)