エリザベス女王杯2017結果と感想

2017年の最強牝馬を決める一戦、第42回エリザベス女王杯(2017年11月12日、京都競馬場芝2000m:GⅠ)を振り返ります。

レース前のの予想

エリザベス女王杯2017予想 血統と脚質から勝ち馬を探る
年に一度の最強牝馬決定戦 エリザベス女王杯と言えば、僕が競馬を始めたころは牝馬クラシックの3冠目として存在していたレースですが、20年ぐらい前に秋華賞(GⅠ)が創設され、これ...

◎ ヴィブロス(16)
〇 リスグラシュー(6)
▲ クイーンズリング(7)
△ ミッキークイーン(10)
× クロコスミア(4)
注 モズカッチャン(5)
注 ジュールポレール(13)

勝ちきるのはヴィブロスからミッキークイーンまでの4頭。クロコスミア、モズカッチャン、ジュールポレールは2着までかなという予想でした。

人気しそうなルージュバック、スマートレイアーは善戦どまり、秋華賞馬ディアドラはローテーションからピークは過ぎたと見て、馬券からは切りました。

エリザベス女王杯2017年の結果(抜粋)

1着 モズカッチャン(5番人気)注  2分14秒3(良)
2着 クロコスミア(9番人気)×
3着 ミッキークイーン(3番人気)△
4着 マキシムドパリ(12番人気)
5着 ヴィブロス(1番人気)◎

7着 クイーンズリング(8番人気)▲
8着 リスグラシュー(7番人気)〇

16着 ジュールポレール(10番人気)注

レースの内容

レースは逃げると見られたクロコスミアのハナを奪う形でクイーンズミラーグロが逃げる形になりました。結果的にクロコスミアが番手に控え、その後ろをモズカッチャンやヴィブロス、スマートレイアー、マキシムドパリなどが追走する形し、その他有力馬の一角であったリスグラシューやディアドラは出足が良くなく後方に控えます。

1000mの通過はあまり芝の状態がよくないとは言え、1分2秒0とこのクラスのレースとしてはスローでしたが、問題はその後の3ハロンです。GⅠレースであればここから徐々にペースが上がりそうなものですが、結果的には12秒8ー12用9-12秒2で進み、いよいよ末脚勝負となります。

4コーナーで一番人気ヴィブロスを始めとして各馬がスパートを切りますが、一瞬早く抜け出したモズカッチャンが先頭にたっていたクロコスミアを捉え、直線で後方から猛追してくるミッキークイーンがクロコスミアをかわそうとしたところがゴールでした。

レースの感想と予想の反省

展開が向いたとはいえ、クロコスミアはやっぱり走る

まず時計が遅かったですね。当日は仕事だったので他のレースをチェックするのは夜になってしまいましたが、他のレースも軒並み早い時計が出ていなかったので、先週の雨の影響で芝の状態はよくなかったようです。予想段階ではもうちょっとマシな状態かな?と想定しただけに時計が出ないのが分かっていれば、時計がかかる馬場でより力を発揮するステイゴールド産駒のクロコスミア(印は×)はピッタリなので、もう少し印を重くできたと反省です。

さてレース内容ですが、僕のあまり好きな展開ではない完全スローのヨーイドン競馬でした。この展開だと後方から差してくるのはどう考えても無理なんですが、後方に待機した馬たちはなんらかのアクションを起こしてほしかった所なんですが、僕が対抗(〇)にしていたリスグラシューが後方にいるのを見た瞬間にないなと諦めました(笑)。

秋華賞を勝ったディアドラに関してはかなり行きっぷりが悪かったようでしたが、完全に疲れでしょうね。今回のレースで競馬が嫌になってしまってないか心配です。

母の父キングカメハメハが活きたモズカッチャン

先行馬に目を向けると、坂上からペースが上がらなかったことは各馬が絶好のポジションにいたことを考えるとしかたないですね。もう少し後方待機馬が早めにつつくべきでしたが、勝ったモズカッチャンに関してはレースに行っての機動性の高さが光りました。

前々から言っているようにキングカメハメハ(モズカッチャンの母の父)はこういったレースに行っての器用さや操作性が素晴らしいですね。まさしく血を感じた勝利でした。父ハービンジャーは秋華賞のディアドラに続くGⅠ勝利なので、まさしくビンテージイヤーと言えます。来春はかなり質のイイ牝馬が集まるでしょうし、3年後、4年後のハービンジャーは注目です。

予想に関してはモズカッチャンは今年の3歳牝馬の中でお気に入りの一頭だっただけに、他の馬を必要以上に重視し過ぎたのが悔やまれます。

自分でレースをコントロールできないディープインパクト産駒

1番人気で僕も本命(◎)にしたヴィブロス(父ディープインパクト)ですが、4コーナーはいい感じで外を回ってきましたが、思いのほか伸びませんでしたね。鞍上のルメールは敗因に距離をあげていましたが、確かに道中かなり行きたそうにしていました。確かにこの前半の微妙なロスが末脚が鈍った影響なのでしょうが、それだけで伸びないとなるとこのクラスではもうちょっと距離が短いほうがいいのでしょうね。少し過大評価でした。

後方から唯一伸びてきた△印をつけたミッキークイーン(父ディープインパクト)ですが3着はお見事です。ほぼ先行馬が上位を占める中、勝ち負けできたのはさすがのGⅠホースと言ったところでしょう。宝塚記念の3着といいやはり潜在能力はトップクラスです。

ただ、やっぱり今回も感じたことなんですが、ディープインパクト産駒は先行して捲り気味に差すのは得意でないですよね。かつての名馬と言われた馬たちの多くが4コーナー先頭といういわゆる横綱相撲の競馬を得意としていましたが、結果的にヴィブロスがとんで、ミッキークイーンが善戦するも3着どまりなのも、ディープインパクト産駒ぽいとは言えますね。

今後の予想に向けて

実はレースが終わった直後は本命筋ではなかったものの、手を広げていたので久々に当たったと思ったんですが、広げ切れていませんでした(笑)。

結果的に切れる馬を切り切れていなかったので前々から評価していたモズカッチャンなどの印が軽くなってしまったのが原因なんですが、どうも連敗続きで予想が後ろ向きになっている気がします。

自分の予想の唯一の自慢は切った馬が必ず来ない(今回はディアドラとルージュバックを自信をもって切りました)ことなんですが、今回に関してはヴィブロスは仕方ないにしても、大舞台にそれほど強くないマンハッタンカフェ産駒のクイーンズリングをスパッと切れなかったのは最近の予想を外しているのが原因でしょう。

あとやっぱり予想のポイントはディープ産駒というのは改めて思いましたね。あとは外国人ジョッキーと武豊を選んでおけば当たるんでしょう(笑)。