本日(2017年11月19日)京都競馬場で行われたマイルチャンピオンシップ(GⅠ)2017の結果に関する記事です。
春先は予想も冴えわたり、外しても本命馬は間違ってないなど自分的にも満足な予想ができていましたが、宝塚記念からどこか予想がブレはじめ、レッドファルクスが勝ったスプリンターズステークス以外は外し続けています。
もはや収支は見直すのが怖くなり、忘却の彼方にしまい去っていますが、既にレッドゾーンに突入している収支の回復はできたのでしょうか。振り返ってみたいと思います。
レース前の予想
◎レッドファルクス(7)
〇エアスピネル(11)
▲サトノアラジン(5)
△イスラボニータ(12)
×クルーガー(10)
最近はちょっと穴っぽいところに行き気味だったので、本来のスタイルである強いと思う馬の順に並べてそこから調整する方法にしました。
マイルチャンピオンシップ2017の結果
1着 ペルシアンナイト(4番人気) 1分33秒9 無印
2着 エアスピネル(2番人気)〇
3着 サングレーザー(7番人気) 無印
4着 レーヌミノル
5着 イスラボニータ(1番人気) △
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7着 クルーガー ×
8着 レッドファルクス ◎
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12着 サトノアラジン ▲
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レース内容と感想
さて、レースを振り返ってみますが、いいレースだったと思います。
馬場状態は良馬場発表ながら前日の雨から回復したばかりで時計がかかりやすい馬場だったようですが、比較的早い流れで進みましたね。僕個人としてはスローからのヨーイドンがあまり好きではないので、こういったレースは見ごたえがあって大好きなのですが、先行馬は踏ん張れるかギリギリの速さの流れだったし、後方待機馬もあまり後ろ過ぎても届かないという絶妙なラップで、各馬の持ち味が出ていたという点で見ごたえもあって非常によかったと思います。
まず勝ったペルシアンナイトですが3歳馬が勝利するのは久しぶりですし、またデムーロが勝ったということで個人的には衝撃を受けました。もはや今後のレースはルメールとともに逆らうことはできませんね。
ただ、勝ったペルシアンナイトには失礼かもしれませんが、戦前実は僕はそこまで強くないと見ていたんですよ。だから勝つには内をつくしかないかなと思ってたので大外で消したんですが、今回は少し展開がはまったという感じがします。
おそらく上位8頭ぐらいに関してはもう一度枠順と騎手を入れ替えてやれば大きく順位が入れ替わりそうな気がします。それぐらい上位に差がなかったのではないかというのが今回の感想です。ハービンジャー産駒の勢いがあったという見方もできますが、はやり今回はデムーロあっての結果に感じます。
同様に2着のエアスピネルも今回負けてはしまいましたが、たまたま今回巡り合わせが悪かっただけな印象を受けます。今後もチャンスは十分にあるでしょう。
3着サングレーザーに関しては力があることは分かりました。今後はもっとパンパンの良馬場で見てみたいところですが、展開的にはこの馬向きだっただけに、とりあえず走るディープ産駒の一頭が出てきたかなという評価ですね。ただサトノアラジンほどの突き抜けた感はないですね。
4着以降を見ていくとレーヌミノルに関しては時計のかかる馬場になったことがプラスに働いたような気がしますが、僕の中では出来過ぎの結果という感じがするので、おそらくパンパンの良馬場であれば消していくと思います。
5着イスラボニータに関してはあんなもんだろうというのが感想です。予想的には似たようなエアスピネルがいるので消してもいいかなとは思っていたのですが、このあたりの思い切りの悪さが馬券を外している原因なようなきがしますね。
6着、7着のブラックムーンとクルーガーに関してはよくできたほうでしょう。今回の結果でハッキリとGⅠに届かないということが分かりました。
8着の僕が本命にしたレッドファルクスに関しては、まぁ見たまんま距離でしょうね。完全に残り200mで燃料切れのような感じでした。分かってはいましたが少し好意的にこの馬を見てしまったのが失敗でした。
最後に力だけで見ればレッドファルクスと並んで最上位と見ていたサトノアラジンですが、本当にパンパンの馬場じゃないと走りませんね。1段階どころか3段階印を下げるべきでした。今後のトリセツにはしっかり刻まれたので同じミスはしないようにしたいと思います。
まとめると今回のレースで分かったことはペルシアンナイトが思ってたより少しだけ強かったことと、デムーロとルメールは今後も馬券から外してはいけないことです。