高齢?ディープインパクトが2019年の種付けを中止! そう言えばトップ種牡馬が何歳なのか調べなおしてみた

ディープインパクト

ディープインパクトが首痛のため2019年の種付けを中止

クラシック第一弾である桜花賞を週末に控え、例年通り競馬界も盛り上を見せてきましたが、ディープインパクトが首痛にともない大事をとって今年の種付けを中止したという、競馬界にとっては気になるレースが飛び込んできました。

ディープインパクトは、2006年に14戦12勝(国内13戦12勝)の圧倒的な成績を残し現役を引退したあと、2007年から生れ故郷の社台ファーム(※1)で種牡馬生活を開始したわけですが、産駒が登場した後は子供たちが大レースを勝ちまくり、2012年から続く種牡馬リーディングの座を八年連続、それもぶっちぎりの差で守り続けているほどです。

1200万円でスタートした種付け料は2018年から4000万円まで値上がり(2017年は3000万円だった)し、種付け料が公開されている現役の種牡馬の中では世界最高額(※2)と言われているぐらいですから当然その経済的損失も大きく、シーズン真っただ中を迎えている馬産地などは代わりに何をつけるかテンヤワンヤの状況でしょう(当然保険屋さんの担当者も青ざめているでしょうね)。

2月ごろから種付けを始めているはずなのですでにある程度の種付けは行っているとは思いますが、毎年200頭近くの良血牝馬に種付けを行い、その帝国を築いてきたディープインパクトにとっては初めてとも言える大事であり、ここ数年、生殖器の腫瘍により種付け頭数を制限していた同牧場で繋養されておりライバルでもあるキングカメハメハに続いて心配なニュースとなります。

そう言えば2018年の種牡馬ランキングを見ると1位ディープインパクトもすでに17歳、2位であるキングカメハメハや3位ハーツクライは一つ上の18歳であり、4位のステイゴールドに至っては2015年にすでに21歳で死んでおり、実はトップ種牡馬が高齢馬ばかりになっているのですが、今回は現在活躍中の種牡馬が何歳ぐらいになっているのか、個人的な興味もあり改めて調べてみることにしました。

※1.正確には社台グループのノーザンファーム生産であり、種牡馬生活は同グループの社台スタリオンステーションで行っています。

※2.ヨーロッパのリーディング種牡馬でアイルランドで繋養されているガリレオ(Galileo)などはプライベートで管理されており、実際にはおそらくディープインパクトを上回っている可能性があります。80年台世界中で産駒が大活躍したノーザンダンサーは種付け料が1億円とも言われていました。

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すでに初老の域に入ってきた17歳のディープインパクト

2019年の種牡馬ランキングでもすでに首位に立っており、種牡馬リーディングの座ももはや当確ランプがともっているディープインパクトですが、そう言えば彼も種牡馬入りして十三年目、すでに17歳という年齢です。

サラブレッドの平均寿命は正確に調べたことはありませんが(大事にされている種牡馬と乗馬用の馬では当然平均年齢は変わってくるはずです)、個人的な印象としては20歳を少し超えるぐらいになります。

最近は日本で走ったサラブレッドでも30歳近くまで生きている馬(ナイスネイチャやビワハヤヒデなど)もいますし、20歳を超えて種付けを行っている馬もいるので一概にディープインパクトが高齢だとは言い切れないのですが、それでもすでに初老の域に入っていると言える段階でしょう。

彼の”偉大なる父”であるサンデーサイレンスは16歳で亡くなっている(フレグモーネが原因による蹄葉炎により安楽死)ことや、現役時代大活躍して期待されて期待されたナリタブライアンやアグネスタキオンなどがそれぞれ8歳(腸捻転と胃破裂)や11歳(心不全)で早死していることを考えると、寿命以外で何か起こることも否定できないわけで、そういった意味では長く健康に種牡馬生活を送れていることもディープインパクトの才能の一つと言えるかもしれませんね。

長生きしている有名馬(2019年4月1日現在)

とりあえず僕が思いつきで知っている馬を挙げておきます。他にもご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたくとうれしいです。

  • ナイスネイチャ・・・1988年4月生まれの満31歳。ステイゴールが登場するまでは善戦マンと言えばこの馬が有名でした。お母さんのウラカワミユキは最近まで存命でした。
  • ビワハヤヒデ・・・1990年3月生まれの満29歳。弟のナリタブライアンは8歳で早世しましたが、彼らの曾おじいさんのダマスカスは31歳まで生きていました。
  • ウイニングチケット・・・1990年生まれのダービー馬。ビワハヤヒデ、ナリタタイシンとともに三強を形成しました。
  • ナリタタイシン・・・1990年生まれの三強の一角で皐月賞馬。三強ともに存命というのは奇跡的とも言えますね。
  • マザートウショウ・・・1990年4月生まれでビワハヤヒデと同世代です。かつての名門トウショウ牧場がほこるソシアルバタフライの血を引きます。重賞3勝。
  • マヤノトップガン・・・1992年4月生まれの27歳。阪神大賞典でのナリタブライアンとのマッチレースは今もなおベストレースに挙げる人がおおいですね。GⅠ四勝。
  • タイキシャトル・・・1994年3月生まれの満25歳。海外GⅠも勝ったスーパーマイラーです。

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2018年の種牡馬ランキングと現在の年齢(もしくは状況)

ちょっとブレイクを入れてしまいましたが、本来の目的である現在のトップ種牡馬(※3)達の年齢(※4)を調べていきたいと思います。

※3.ランキングはすでに確定済みの2018年のものを参考にします

※4.年齢は2019年4月1日現在満年齢で表記します

1位:ディープインパクト・・・17歳
2位:キングカメハメハ・・・18歳
3位:ハーツクライ・・・18歳
4位:ステイゴールド・・・21歳で死亡(2015年)
5位:ハービンジャー(Harbinger)・・・13歳
6位:ダイワメジャー・・・18歳
7位:ロードカナロア・・・11歳
8位:ルーラーシップ・・・12歳
9位:クロフネ・・・21歳
10位:ゴールドアリュール・・・18歳で死亡(2017年)
11位:マンハッタンカフェ・・・17歳で死亡(2015年)
12位:キンシャサノキセキ・・・16歳
13位:オルフェーヴル・・・11歳
14位:シンボリクリスエス・・・20歳
15位:エンパイヤメーカー(Empire Maker:帰国済み)・・・19歳
16位:アドマイヤムーン・・・16歳
17位:ブラックタイド・・・18歳
18位:ヴィクトワールピサ・・・12歳
19位:ネオユニヴァース・・・19歳
20位:ヘニーヒューズ(Henny Hughes)・・・16歳

まとめ

改めて調べてみると思ったのが、オルフェーヴルやロードカナロアがすでに11歳という事実に驚きましたね(あとクロフネがすでに21歳という事実にも驚愕・・・)。

当然と言えば当然なんですが、7歳ですでに中年と言われるサラブレッドですから、若手種牡馬と言える彼らですら本当はもうかなりのおっさんというわけです。

まるで芸人の世界のような若手がおっさんという面白い現象なんですが、こういうのを見ると下手にスターホースが現役にこだわるよりもやっぱり早めに繁殖入りして子孫を残してほしいなというのは感じますね(アーモンドアイはあとヴェルメイユ賞と凱旋門賞ぐらいで引退してほしい)。

あとこうしてランキングを見ると18歳と17歳世代は頑張っている感じがしますし、12歳から16歳あたりの馬が少ないのがちょっと高齢化の原因なのかもしれませんね。

今回はふとした興味で調べてみましたが、次の競馬関係の記事では世代別のクラシックホースの現状なんかは逆のアプローチから調べてみたいと思います。


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