すでに化物級?ソフトバンク尾形崇斗は次なる育成の星になりえるか

ソフトバンク尾形の台湾でのピッチング

“人材の宝庫”福岡ソフトバンクホークスが誇る次なるブレイク候補

プロ野球やスポーツに限らず、自分の興味があるジャンルで新しいスターが誕生する瞬間に立ち会えることやそれを予見することは、誰にとっても至上の瞬間であり喜びでしょう。

個人的な経験では、デビューして間もないOASIS(オアシス:説明する必要もないと思いますがイギリス出身のロックバンド)のシングル曲を聞いた時や、ヤクルトの秋季キャンプでまだ二軍でくすぶっていた青木宣親選手の打撃練習を生で見た時などが、僕にとっての数少ないその瞬間の一つでした。

もちろんその予感がすべて当たるわけではないのですが、久しぶりに”ビビビ”ときた瞬間を感じさせた選手がいます。

それが福岡ソフトバンクホークスの育成契約選手である尾形崇斗(おがたしゅうと)投手なのですが、今回はこの尾形選手について取り上げてみたいと思います。

(画像引用:サムネイル画像・・・「福岡ソフトバンクホークス」公式サイト、上記画像・・・尾形崇斗公式Twitterより)

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千賀、甲斐、周東と次々にスターを輩出しているソフトバンクの育成選手

尾形選手のプロフィールに触れる前に福岡ソフトバンクホークスと言えば、近年、次々に育成契約選手がブレイクして尚且つリーグトップクラスの活躍をしているのが思い出されます。

まず、昨年2019年にNPB随一の”スピードスター”としてブレイクし、プレミア12でも活躍した周東佑京(しゅうとううきょう)内野手は、2017年の育成ドラフト二巡目で入団して、2019年に支配下登録されたばかりです。

昨年の活躍で年俸の大幅アップやライバル球団からのマークが厳しくなることは間違いないでしょう。

次に思い出されるのが”甲斐キャノン”こと甲斐拓也(かいたくや)捕手です。

圧倒的な盗塁阻止率と安定感のあるリード誇る甲斐捕手がブレイクしたのは2017年ですが、彼も2010年の育成契約選手(しかも6巡目)です。(支配下登録されたのは入団から三年目の2013年の秋)

そして育成契約からもっともブレイクしたのが今やソフトバンクのエースとも言える”お化けフォーク”、”160キロ投手”で知られる千賀滉大(せんがこうだい)投手です。

彼も甲斐選手と同じ2010年の育成契約(四巡目)での入団選手ですし、支配下登録は2012年でした。

他球団でも巨人の山口鉄也(やまぐちてつや)元投手やロッテの岡田幸文(おかだよしふみ)元外野手が思い出されますが、やはりソフトバンクの育成契約からのブレイク具合は群を抜いている印象があります。

そのソフトバンクから2020年に出てきそうな若手なのが尾形崇斗投手なのです。

尾形崇斗(おがたしゅうと)とは

僕も最近まで知らなかったので、Wikipediaや野球関連の記事などで彼について調べてみました。

出身

1999年5月15日生まれ 宮城県富谷(とみや)市出身

経歴

小学校時代は地元の「富谷スーパーキッズ」(軟式)で野球をはじめ、中学校に上がる前に「仙台広瀬ボーイズ」に入団し、東北選抜に選ばれているようです。

高校はお隣にある福島県の石川高校に進学し、一年時からベンチ入りした後、二年生ではすでにエースとして活躍しています。

当時からMAX147キロの速球派投手として有名だったようですが、甲子園とは縁がなく県大会準々決勝が最高成績だったようです。

これだけの球速があれば間違いなく東北では知られた存在だったことでしょう。

そして2017年福岡ソフトバンクホークスから育成契約一巡目で指名されています。

ちなみにこの時の育成二巡目が前述の周東選手で、支配下登録一巡目は同じ高校生の吉住晴斗(よしずみはると)投手でした。(吉住選手は現時点では一軍での登板がありませんが、二巡目で指名された高橋礼投手は2019年に12勝を挙げる活躍をしています。)

2017年のドラフトでは本契約で五人、育成契約で六人が入団していますね。

選手情報

181㎝ 88㎏ 右投げ左打ち

ポジション:投手(右の本格派) 背番号:120

一軍成績:登板なし
二軍成績:(2018年)4試合1勝0敗 防御率0.00、(2019年)1試合0勝0敗
三軍成績:(2018年)10試合4勝1敗 防御率2.23、(2019年)31試合3勝1敗 防御率1.62

さて、数字だけ見ると全然大したことないんですが・・・

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ウインターリーグで圧巻の投球

さて、なぜこの程度の実績の投手をわざわざ取り上げたということですが、それは僕が下の動画を見たからです。

短い動画ですが、よーく目をかっぽじって見てください。

尾形崇斗(ソフトバンクの育成にまた化け物?!)藤川球児二世?!ウインターリーグにて圧巻の三者連続三振!

まず球速表示ですが表示上はMAX140キロ程度ですね。

途中には134キロと表示されるなどあまり球速は出ていないように感じますが、おそらくこれは球場のスピードガンが若干渋いのと計測場所が打者の手元に近いという可能性は考えられます。

そして全休ストレートですが、みなさん気付きましたでしょうか?

一球もバットにボールが当たってない

そうです。

ストレートしか投げていないのファールすら打たれていないんですよ。

まるで全盛期の藤川球児(阪神タイガース)投手のような内容のピッチングですね。

投げた舞台は二軍選手や若手選手が中心となって台湾で行われていたウインターリーグ(11月から12月にかけて開催)の台湾選抜との試合のようなので、凄い選手が相手ではないものの内容が圧巻です。

そしてこのウインターリーグでのリーグ戦の尾形投手の成績なんですが、他には活躍した日本人選手はいたものの、一人だけ異次元の成績です。

全試合中継ぎ・抑えとして登板し、9回2/3を投げ19奪三振3セーブといった成績だったようです。

9回2/3ということは29個のアウトを取ったわけですがそのうちの19個が三振ということでいかに高い三振率を誇ったかが分かるでしょう。

また、前述の日本での三軍成績(おそらく他球団や独立リーグとの対戦と考えられます)ですが、この内容も実は凄まじく、66回2/3を投げて104奪三振だったとのことです。

まだまだ一流打者との対戦がないので、僕が早とちりし過ぎという可能性は大なんですが、プロ野球、野球好きの方なら今から押さえておいて知人にあとで自慢するには格好の人材だと思いますね。

個人的にはまだまだ線が細く、制球力が甘い印象がありますが、藤川球児のブレイク前の雰囲気とよく似ており、僕はすでに知り合いに宣伝しまくっているピッチャーです(笑)。

さぁ、来年の今頃はどういう評価をされているか、期待してこの一年を見守って見ましょう。

尾形崇斗(ソフトバンク)!惚れ惚れするストレート、投球集!ウインターリーグにて圧巻の投球!

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