「インディ・ジョーンズ」の新作は2020年7月公開
数多くある映画の中にはハリウッドの娯楽超大作から大手映画祭で大賞を受賞しながらもヒットせずカルト的人気を誇る作品、はたまた叙情的な雰囲気を放ちつつ独特な色合いで、ほとんどの人には知られていないけど、何だか自分の心に突き刺さっているフランスやスペインの映画など様々な作品が存在します。
そんな映画の中には世界中の誰もが知っている「スターウォーズ」や「バックトゥザフューチャー」、「パイレーツオブカリビアン」など超がつく大ヒット作品も存在しますが、この三作にも並ぶとも劣らない作品として「インディ・ジョーンズ」を挙げてもほぼ異論はでないことでしょう。
それぐらい人々を興奮させ、後の映画作品にも影響を与えたであろう「インディ・ジョーンズ」の新作が制作されるということが正式発表されたので今回は取り上げてみたいと思います。
(画像引用:「インディ・ジョーンズ」日本公式サイトより引用)
Contents
監督スピルバーグ 主演ハリソン・フォードで確定か?
今回すでに「インディ・ジョーンズ」の日本語版公式サイトでもこの情報が掲載されているため間違いないようですが、どうやらこれまでの「インディ・ジョーンズ」シリーズの監督をつとめてきた巨匠スチーブン・スピルバーグ自身の口からこの発表されたところを見ると、引き続き彼が監督をつとめることがほぼ確定ということで間違いないでしょう。
なおこの発表はイギリスのロンドンで開催されたエンパイア誌主催の”Rakuten TVエンパイア・アワード”でのスピルバーグ監督のスピーチで行われたようで
「2019年の春に『インディ・ジョーンズ5』の撮影のためにイギリスに戻ってくる。また私に力を貸して」
「インディ・ジョーンズ」日本公式サイトより
と発言しています。
「インディ・ジョーンズ5(仮)」の公開は、すでに2020年7月10日に全米で公開されることが決定しているようですが、主演をつとめてきたハリソンフォードなどについての言及がなかったところを見るとそのまま主演をつとめると見て大丈夫でしょう。
またこのコンビの作品が見られるということで期待が高まります。
これまでの「インディ・ジョーンズ」シリーズ
新作が五作目ということで全四作品を振り返っておきたいと思います。
レイダース/失われたアーク(聖櫃)
1981年公開で原題は「Raiders of the Lost Ark」となりますが、記念すべき第一作目はインディ・ジョーンズの名前がついていませんね。
当時スターウォーズのハン・ソロ役で日本でも顔が売れておりすでに人気俳優であった主演のハリソン・フォードですが、この作品や翌年公開の「ブレードランナー」などもあり一気に地位を固めた感がありましたね。
この作品は色々な意味で衝撃的で、当時としては見たことないような全く新しいタイプの冒険活劇だったイメージがあります。
ただ今見ると若干しょぼさは感じますね(笑)。
インディ・ジョーンズ/魔宮の巣窟
1984年公開で原題は「Indiana Jones and the Temple of Doom」です。
第一作目が約3億8400万ドルというとてつもない興行収入を見せたため、当然のごとく制作されましたが、この作品も約3億3300万ドルという大ヒットをしました。
ちなみにこの作品からインディ・ジョーンズという名前がタイトルにつきはじめましたが、原題を見ると分かるようにインディではなく設定上の本名”インディア・ジョーンズ”という名前がクレジットされています。
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
1989年公開で原題は「Indiana Jones and the Last Crusade」。
この作品は確か最初から最後の作品とアナウンスされていたこともありシリーズの中でも一番の大ヒットをした記憶がありますが、興行収入は4億7400万ドルとこれまたスゴイ数字ですね。(ま、それぐらい社会現象になりましたけど・・・)
この作品ではインディ・ジョーンズの父親役として超大物俳優のショーン・コネリーが登場しているだけでなく、次代の映画界を引っ張ると言われていたリバー・フェニックスが少年期のインディを演じていることで話題となりましたが、物凄いキャスティングではありましたね。
今の若い子たちはこの映画をどう評価するかは分かりませんが、当時から辛口だった僕でも最初っから最後までワクワクドキドキ楽しめる映画だった印象で、ケチのつけようはなかった記憶があります。
本当にこの三作に関しては時代を先取りしていましたね。
インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国
2008年公開で原題は「Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull」。
この作品については未見なので、あくまで拾ってきた情報をまとめて書きますと、前作から19年後の公開に合わせたのか、映画の舞台も19年後の設定になっているようですね。これだと整合性はとれますね。
あまりヒットした印象はないのですが、興行収入は約7億8700万ドルなのでとてつもなくヒットしていますね(笑)。
制作費も1億8500万ドルだそうですが、もう異次元の世界ですね。
ハリソンフォード75歳、スピルバーグ71歳で文字通り最後の作品か?
最後にこの映画について期待とワクワクはとまりませんが、心配はやっぱり主演と制作陣の年齢ですよね。
ハリソン・フォードがすでに75歳ということで、かつてショーン・コネリーが出演していたときより高齢になってしまっている状態ですが、監督のスピルバーグもすでに71歳です。
あれ、スピルバーグのほうが年下?と今さら気付いてしまった(笑)のですが、どちらも若くはないですよね。最近の年寄りは元気なので80歳ぐらいまでは動ける人は動けるでしょうし、心配は制作中の突然死ですよね。
なんとか最後まで無事乗り切ってもらいたいところですが、この作品はいいとしてこの次回作となるとあと5年はかかるでしょうし、まずないと見て間違いないでしょう。
ただ、このままインディ・ジョーンズの物語を完全に切ってしまうことも制作会社としては簡単に行わないでしょうし、もしかしたら2020年の新作ではインディ・ジョーンズの息子、もしくは孫が登場して次世代に引き継ぐような内容になるのかもしれませんね。
とりあえず僕としては前作の「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国」を早く見て備えておかなければいけませんね。