アニメ「転生したらスライムだった件」が面白かったので全部見たった(感想)

「転生したらスライムだった件」

かなり面白かったので記事にしませんでした

今回はいよいよ大ヒットアニメ「転生したらスライムだった件」に関する記事です。

現在放送中のアニメもすでに最終回まであと数話というところに来てしまい、

”ちょっと遅いんでない?”

とか、今さら感すら感じてしまいますが、まぁ今さら感は正直ありますね(笑)。

大体、僕がアニメの感想など記事にする場合、すべてを記事にするわけではないのですが、こう見えて、無作為に片っ端から記事にしているわけではありません。

どいういった作品を記事にしているか簡単に説明させてもらうと、まずは単純に面白かった場合。これは間違いなく取り上げます。最近だと「メイドインアビス」や「SHIROBAKO」、「ソードアート・オンライン」がそうですね。

そしてもう一つのケースが、最初はあらすじや絵柄に惹かれずまったく興味なかったのに、たまたま見たら意外と面白い、もしくは大絶賛とはいかなくてもついつい見てしまったケース。

こういうケース言葉にはしにくいんですが、何となく光るものがあったんでしょう。僕と同じように見ずに切った人もいるのでは?と思って”意外と面白いよ”ということで啓発の意味もこめて記事にしたりします。

逆に面白くない場合は、実は記事にしていません。

僕は割と批評してたり、貶(けな)していることが多いので意外と思われるかもしれませんが、本当につまらない、酷いと思った時は実は記事にしていないんですよね。

”語るに及ばず”というんのは失礼なのかもしれませんが、褒める場所もないと記事にはできないんですよね。(だから、記事にしている時は”めっちゃ面白い”か”ここ直せば面白いのに惜しい”というケース、こういう理解で今後も記事を読んでいただければ助かります)

さて、話は大分それてしまいましたが、この「転生したらスライムだった件」ですが、冒頭に書いたように、最初にアニメの第一回を見た時から、これは面白い、面白くなる!と思った作品です。

もう第一回から期待通りの内容で、二回、三回と進んでも期待値を下回らず、順調に展開していきました。

じゃあ、なぜに記事にしなかったかというと、ズバリ

面白すぎたせいです

アニメを見た後、先に出版されていたマンガを発見してそれを読み漁り、さらにマンガがもっと面白かったので続きが気になって、原作のWEB小説に手を出してしまったという具合なんですよね。

だから今回は約300話にもおよぶお話をきっちりとラストまで読み上げてから記事にしようと思ったわけで、やっとそれらを読み終えたという次第です。

だから、今回は物語がラストどうなるか知った上での感想になりますので、なるべくネタバレしないように進めて行きたいと思います。

(画像引用:月刊少年シリウス公式サイト「転生したらスライムだった件」より)

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「転生したらスライムだった件」とは

「転生したらスライムだった件」(通称:転スラ)とは、2013年2月より伏瀬(ふせ)先生が素人参加型小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿していたWEB小説が原作となるファンタジー作品です。

2014年5月には内容を一部改訂した上で、GCノベルズ(マイクロマガジン)から商業化かされ、正式版としてライトノベル小説が刊行。

2015年5月から月刊少年シリウス(講談社)で漫画化が行われた後、2018年10月からアニメ化が行われました。

WEB原作から徐々に火がつき始めた作品ですが、関連書籍の発行部数はアニメ化が決定した時点では450万部とかなりのヒット作品にはなっていたものの、アニメ化の影響により2018年11月の時点で1000万部を突破したと言われ、もはや社会現象になりつつありますね。

あらすじ

ゼネコン会社勤務の37歳、三上悟(みかみさとる)は、ある日後輩社員といるところ、彼をかばって通り魔に刺されてしまいます。

彼は薄れ行く意識の中で、”刺されたところが熱い”、”痛い”、”血が止まらない”、”家のパソコンのデータは消してくれ!”と様々なことを思います。

そんなことを思いながら確実に死に向かう彼でしたが、それらと同時に頭の中で”耐熱体制獲得”やら”刺突体制獲得”、”痛覚無効獲得”、”血液が不要な身体の生成を行います”など不思議な声が聞こえてきます。

いよいよ最後の時を迎える彼でしたが、心残りは自慢のムスコを一度も使うことなく大人にしてやれなかったことでした。

もうすぐ40歳なので、世間的に30歳で童貞ならもうすぐ大賢者だったのにと、最後の最後にそんなたわいもないことを考えていた彼ですが、

エクストラスキル「賢者」を獲得し、それが「大賢者」に進化したというようなアナウンスが頭の中に流れます。

こっちはもうすぐ死ぬのに「大賢者」とは舐めていると思う彼でしたが、ついに最後の眠りについてしまいます。

しかし、最後の時を迎えたはずの彼がふと目を覚ますと、彼の身体は”血液が不要な身体”であるスライムに変わっており、周りには見たことのない世界が広がっていました。

その世界で彼はリムルという名前のスライムとなり世界の動乱に巻き込まれていきます。

というようなお話です。

本当は原作からコピペするのが正確なんですが、著作権の問題や長くなるのるので、僕なりに一部抜粋しながらまとめてみました。またネタバレしないように触れていない部分もあります。

WEB原作

「小説家になろう」の「転生したらスライムだった件」の作品ページから現在も全話読むことが可能です。

一話ごとに伏瀬先生の近況やコメントなどが書かれているのでこちらも非常に面白く読むことができます。

僕はこちらのほうを全話読んでみました。

ライトノベル(正式商業化)

マイクロマガジン社のGCノベルズから小説が発行されています。

こちらのほうは僕は未読ですが、一番最初に商業化されているのでマンガやアニメとキャラデザインが若干違うのは興味深いところですね。

公式サイトも存在します。


転生したらスライムだった件 ライトノベル 1-13巻セット

マンガ

講談社の月刊少年シリウスで連載が行われ、2019年3月2日現在、連載中です。

作画は川上泰樹(かわかみたいき)先生が担当されていますが、作画担当はコンペ方式にて決定したことが伏瀬先生と川上先生との対談記事で明らかにされています。

なお、この正式版の他にもスピンオフとなる作品がいくつか発表されています。作画担当はそれぞれ違うようです。


転生したらスライムだった件(10) (シリウスKC)

アニメ

2018年10月から2019年3月まで全23話+外伝2話で放送が行わています。

テレビだけでなくインターネットの動画配信サイトなどでも同時配信が行われています。

内容としては原作の三分の一程度の部分まで描かれるようですが、人気を考えると第二期や三期の製作は十分予想できますね。

アニメ「転生したらスライムだった件」公式サイト

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感想

いよいよ感想を書きますが、なるべくネタバレはしないように頑張ります。

王道路線+育成や成長といった要素が気持ちイイ

いや、マヂ、半端なく面白いですね(笑)。

最近のアニメだと「ソードアート・オンライン」(の前半やⅡ)や「SHIROBAKO」、「メイドインアビス」を見た時もかなりの作品だと感じましたが、それにも勝るとも劣らないというレベルだと思いますし、そりゃ世間にウケるわな、と思った納得の作品です。

そして感心したのが、それら三作品に比べてさらに王道路線の作品だった点であり、友情や勝利といった要素の他にも、成長という要素がストーリーの根幹にあり、転生系のストーリーとしてはありがちな設定ながら、グイグイと引き込まれて行ってしまいました。

転生モノにありがちな巨乳女性や幼女体型の女の子に囲まれてハーレムという要素(ないとは言いません)がほとんどなく、物語の腰を折ることもないのでこのあたりにも好感は持てます。

そして、成長という要素がなんといってもこの作品の肝であり、主人公リムルが成長して新たなスキルを獲得してさらに強くなるだけでなく、彼の部下や手下も戦いなどを通して成長しいきます。

名無しの魔物たちに上位者が名前を与えることによりクラスチェンジしたり、新しいスキルを得ていくなど、まるでRPGゲームをしているような感覚になれるなども醍醐味の一つになっています。

またそれらのスキルがその後の戦いのキーにもなってきたりして、能力バトルとしての戦いも面白さの一つですね。単純な強さだけでなく、スキルも勝敗の結果に絡んできて、ちゃんと能力バトルしてくれるのがいいですよね。

あと、転生系の作品だと主人公そのもののスキルアップはよくあるケースですが、まわりの登場人物もどんどん成長していくというのは、中々なかったことなので、特にRPGゲームや育成シミュレーションゲーム好きな僕にはガッツリはまった点でした。

また成長は登場人物だけでなく、主人公は物語の過程で街を作っていきます。

最初は彼を慕うゴブリンの村から始まり、それが徐々に街になり、国になり、最後は世界中で一番重要な拠点になるなど、国造りの要素も重なっているのも魅力のひとつでした。

主人公が世界に順応しながら、一からできることを進めていく過程や動機にそれほど違和感やムリヤリ感がなかったのがよかったと思います(この作品の展開でいちいちケチをつけるような大人にはなりたくないですね)。

原作の終盤では少しインフレ気味になってしまうのは、こういった作品の宿命といった点ではありますが、そうは言いつつも、結局主人公のリムルや彼の仲間たちが”TUEEEEEE”を楽しむ作品でもあるので、時には窮地に落ちながらも最後は「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」のようにリムル様がなんとかしてくれるという安心感も魅力の一つでしたね。

リムルが魔王になる際のエピソードも転換期として最大の見せ場でした。

マンガ版あってのアニメ版

ストーリーに関してはまり触れすぎるとネタバレになってしまうので、内容についてはこれぐらいにして、マンガ版もとにかくいいです。

僕はアニメで七話ぐらい見たあと、さらに先の話が描かれているマンガ版を読んで一気読みしてしまったんですが、マンガはアニメと比べて違和感なく入りこめるぐらいクオリティの高さでほとんど脳内補整が必要がありませんでした。

作画力の高さには驚かされましたし、マンガですでにこれほど出来上がっているのであればアニメ化はそれほど苦労しなかっただろうなと思いました。

相変わらずというか、転生モノには優秀な(マンガにするのにピッタリの)原作と、優秀なキャラデザインや画力が高いレベルでマッチしている感じであり、失礼ながら月刊少年シリウスという一般世間的に認知されていないような雑誌に載せておくのは勿体ないと感じてしまいましたね。

また、この作品の作画を担当している川上泰樹先生はコンペで作画の立場を勝ち取った方のようなんですが、世間的には有名でない方が、こういった”なろう系”のマンガの作画を経て、ブレイクしていく様子は痛快でもあり、以前にも書いたかもしれませんが、これからのメインストリームにはなってくるかもしれないなと感じました。

原作さえしっかりしていれば、画(え)を描けるというのはやっぱり魅力ですし、こういった人たちがたくさん埋もれていることにはビックリしてしまいます(他にもなろう系原作のマンガ作品を数多く見ましたが総じて画はうまいと思います)。

原作は最後に読むのがおススメ

最後に僕のようにこの作品のアニメを見て原作やマンガに興味を持った方も多いと思いますが、原作はやっぱり最後に読むのがベストのような気がします。

アニメ版とマンガ版はそれほど中身は変わらないので順番はどちらでもいいと思うのですが、原作はできればアニメかマンガを見てからのほうが、キャラクターのイメージも膨らみやすいので、自動的に声優付きで脳内再生されて面白さは倍増するはずです。

原作版では主人公がアニメ版ほど優しくないという印象もあるのですが、アニメ版を見てからのほうがより主人公の愛すべきキャラクターや考え方に納得するはずです。

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