「進撃の巨人」はたしてそんなに面白いのか?

アニメ版「進撃の巨人」Season2が2017年4月からスタート

2017年の新年度を迎えドラマなどを始めとするテレビ番組やキャストも、新しく刷新されたりしていますが、アニメのほうも改変期で様々なタイトルの放送が発表されています。

今クール最大のビッグタイトルとして「進撃の巨人」Season2が挙げられますが、やはり話題となっており、4月1日からすでに放映が始まっています。(僕の住む地域のテレビ局は中旬頃になるそうです)

進撃の巨人と言えば2016年12月時点でコミックが累計6000万部売れている(Wikipediaの情報)言わずとしれたHIT作ですが、確か僕の記憶では5,6年前の宝島社の「このマンガがすごい」で1位に取り上げられたあたりから、世間的に火が付いたような気がします。

コアな漫画ファンにはもちろんすでに知られた作品でしたが、そこからトントン拍子にアニメ化が進み、最終的には実写映画化などが進み、予想通りの大コケをしました(笑)。

そこで今回はアニメがまた始まったのもいいきっかけなので、前々から僕が感じていたことがあり、作品を取り上げてみることにしました。

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「進撃の巨人」とは

まず、この作品をご存知ない方のために簡単に説明しますと、このマンガは別冊少年マガジン(月刊誌)に掲載(現在も連載中)されている今作がデビュー作となる諌山創さんの作品です。確か最初は週刊少年ジャンプに持ち込みをしていたらしいのですが相手にされず、さらにチャンピョンに持ち込んでもだめで、最終的に講談社に拾ってもらいデビューしたという経緯があったはずです。今瀕死の状態の週刊少年ジャンプが後の大ヒット作となるこの作品の将来性を見抜けなかったということで、散々編集部のダメっぷりのネタにされていますね。

あらすじ

とある世界には異常に高い塀で囲まれた街があり、そこで平和に暮らしていたエレン・イェーガー達なのですが、ある日突然その塀さえも超えるサイズの巨人の襲来に合い、彼らと巨人との闘いが始まるというお話です。

絶賛するほどの作品かというと疑問

まず、ぼくのこの「進撃の巨人」に対する率直な評価というか感じていることなんですが、それは

世間で言われているほどこのマンガ面白い?

てことです。

HIT作なので若干disるのが怖いのですが(笑)、思っていることを書いていきます。

まずこの作品、正直なところ、そこまでつまらなくはないと思うんですよ。

絵はですね最近しっかりとしてきましたが、上手くはないですよね。そこは別にいいと思うんですよ。

設定もオリジナリティがあって既視感もないし、次の展開も読みにくくなぜ巨人が攻めてくるのか?というテーマに向かって話が進んでいくというのはいいと思います。

でもね、これがおそらく同じぐらいの大ヒットでアニメ化もされた「ベルセルク」とか「寄生獣」なんかの作品と同じクラスかというと、”うーんどうなの?”という気がするんですよね。

やっぱり格落ち感は否めません。

作品の雰囲気は良いがキャラクターに共感できない

なぜそんな印象を受けるのかというのも個人的にはうまく説明はしにくいんですが、簡単に言ってしまうと物語に入り込めないんですよね。

巨人が攻めてくるという奇抜な設定やデザインなんかは印象的なんですが、登場人物たちがキャラクターとしてどうも弱い気がするんですよね。

これは画力がイマイチ高くないことによる書き分けの要素も多分に絡んでくるとは思うんですが、続けて読んでいても”これ誰だっけ?”てなることが多いし、”この人物はなんでこんな行動とっているんだっけ?”なることも多いんですよね。

あと、ストーリーそのものはオリジナリティはあるんですが、登場人物たちの動きやキャラクターがどこかで見たような感じというか、何か説得力がないという印象を受けます。

いうなれば舞台のような印象一発の無理やり感というか、主人公が隊長にぶん殴られたりとか、仲間がバッタバッタ死ぬ(詳しいことは忘れた(笑))のも、ストーリーの必要上死ぬというよりも、インパクトを与えるためにこういったシーンが存在しているようなイメージを受けるんですよね。

似たような作品として「テラフォーマーズ」があると思いますが、こちらもお仲間がバッタバッタと死にますよね。ただね、こちらのほうはマーズランキング○○位と期待させておいて、実はサクッと死ぬというある種のどんでん返しが上手く効いてはいると思うんですが、何でしょう言うなればガンダムに出てくるジムのような感じで仲間が死んでいくのが「進撃の巨人」のようで、つまりは何だか悲壮感がそこにはないわけです。

だから、このあたりの安っぽさがどうしてもひかかってしまうので、正直なところ”ここまで大ヒットする作品なのか?”という疑問を感じてしまいます。

作られた人気

よく最近のHIT作の作られ方の傾向を見ていると、どちらかと言えば自然発火型というよりも「このマンガがすごい」という本がありますよね。こいつがどうも最近嘘くさくなってきているのという感じがするんです。

確かに数年前この特集みたいなものが始まった時には、上位に取り上げられた作品はなるほど!となる作品も多かったのですが、最近取り上げられている作品の傾向を見ても、???となるような作品が多く、他にもあるだろというような気がしませんか。

その証拠にこういったアニメ化から映画からの流れもなぜか異常に早くトントン拍子ですし、かといってそういった作品達を自分の周りが全員面白いか?と言ってるかというと、作品名さえ上がらないことも多いですし、もちろん最低限の面白さみたいなものがあってこそだとは思うんですが、

面白いからアニメからされさらにHITする、というよりも、何だかうまくやればHITしそうだからアニメ化する、そしてテレビを使って全力告知→何だか面白そうだからコミック読んでみよう

という図式が強い気がするんですよね。

以上、あくまで個人的な勝手な感想と推測なのですが、もっと面白いマンガはたくさんあると思うので、出版社や広告代理店の思惑にふりまわされないような健全な売れ方をしてほしいと願うばかりです。

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コメント

  1. バカワイン より:

    これもあくまでも個人的感想ですが。
    最初のうちは独創的なストーリーで、巨人に対する、人間のつながりや心理面が見られて面白かったです。
    途中から、人気に媚びてる感じがしてました。ヒットしちゃうと、出版社の意向も入っちゃうんでしょうか。そんな風に感じましたよ。

    • neCOSTA より:

      そうなんですよねぇ
      確かにつかみはよかったと思うんですよ。ただ、そこから巨人の謎を追っていくという基本的な話はよかったんだけど、なんかエピソード的なものが若干弱いかなぁと僕は思います。

      ホント最初のほうは面白かったんですが、なんか最近はフツーって感じですね。

  2. 草マン より:

    感じ方は人それぞれだよ。

  3. dsf より:

    逆に最初より今のほうがおもろくね?

    • neCOSTA より:

      いや面白いとは思うんですよ(汗

      ただ、大騒ぎするほどかな?という感じがするだけです