「モンスト」で有名なXFLAG™ (エックスフラッグ) 移籍で大ブレイクの予感
今回は久しぶりに「共闘ことばRPG コトダマン」(以下コトダマン)というスマホ向けゲームの紹介です。
最初に断っておきますが、この記事は単純にこのゲームをやってみたら
相当面白かった!
ので紹介したいだけの記事となります。
(だから、アフィリエイトなんかは絡んでいません(笑)。宣伝でもないし、企業案件でもないので、ら深読みせずに素直な気持ちで拝読いただければと思います)
まず「コトダマン」というゲームのタイトルですが、何か聞いたことるようなないような気がしますね。
知らべてみると現在の月平均の売り上げは1億円~2億円前後ということで、アプリとしての売り上げも三桁順位のようです。提供元がSEGA(セガサミー)ということもあり、以前はプロモーションをかけていた可能性はありますが、売り上げ的には現在は決してメジャーなタイトルではありません。
僕も最初は”とるに足らないよくあるクリックタイプのゲームの一つ”なのかな?と思ったのですが、調べてみるとこのゲームにはふと気になる情報がついていました。
それが、この「コトダマン」というゲームの提供元(パブリッシャー)が2019年10月末から「モンスターストライク(通称:モンスト)」で有名なXFLAG(エックスフラッグ:あのミクシィのゲーム部門です)に変わるということです。
最近は全盛期の勢いを失いつつあるモンストですが、それでも現在、月間80億円から100億円を定期的にあげているお化けゲームです。
ただ、現在はサービス提供から六年も経っていることもあり、完全にピークは過ぎています。、提供元のエックスフラッグも次の矢(ゲーム)を狙っているのは感じ取れるものの次のヒットを狙った「ファイトリーグ」などはいまいちパッとしません。(僕も二日目で削除してしまいました)
そんなエックスフラッグがわざわざあの老舗ゲームメーカーであるSEGAから新たなタイトルを引っ張ってくるというわけで注目してみたんですが、それがとんでもない代物だったわけです。
おそらくですが、この「コトダマン」跳ねる(再ブレイク)する予感がします。
(画像引用:「共闘ことばRPG コトダマン」公式サイトより)
Contents
「ビックリマン」ぽさに釣られて「コトダマン」をやってみた
「コトダマン」というゲーム(アプリ)を紹介する前に、このゲームをやるキッカケなんですが、まずこのゲームの提供元は前述のとおりあのゲーム会社として有名なSEGAです。
SEGAからは様々なゲームが提供されていますが、その中でも昔からある有名なシリーズのひとつに「プロ野球チームをつくろう」(通称「やきゅつく」)というタイトルがあります。
僕も昔から親しんでいたゲームで、近年このタイトルもスマホ向けに開発されて「プロ野球チームを作ろうONLINE」として提供されていました。
もちろん僕もすぐにやってみたんですが、”なんかコレじゃない感”もあり、すぐにアプリを消してしまっていたんです。
それがふと”今、やきゅつくはどうなってんのかな?”と思って検索してみたところ、SEGAの公式サイトによると、これがなんと2019年2月でサービス終了となってしまっていたわけです。
”えーー、あのビッグタイトルが・・・、でも面白くなかったし、サービス停止もやむなしか”
とは思ったんですが、ふと現在SEGAから提供されているゲームの一覧を見ると、「やきゅつく」の兄弟ゲームの「さかつく(プロサッカークラブをつくろう)」とともに、なんだか見た目があのビックリマンぽさを感じさせる「コトダマン」があったので気になったしまったわけです。
「共闘ことばRPG コトダマン」とは
「共闘ことばRPG コトダマン」とは2018年4月からSEGAにより提供されているスマートホン・タブレット向けゲームアプリとなります。
他のスマホ向けゲームと同様に一部課金システムが存在しますが、基本的に無料で遊べます。
ゲームはことば遊びをベースとしており、様々な特性やスキル・相性を持ったキャラクターを集めながらステージをクリアしていくゲーム性となっています。
他の人気ゲームと同様な点としてガチャによるレアキャラクターの収集や、ステージクリアによる同一キャラクター集めにより福(モンストにおけるラック)をあげて、さらにそのドロップ率をあげる点などは「モンスターストライク」とは似ている点となります。
2019年10月末よりそのモンストの提供元であるXFLAGにサービスが移行することがすでに発表されており、相互のコラボ企画や大プロモーションが行われることが予想されます。
つまりほかの人と差をつけるなら今しかないというわけです。
ビックリマンを意識した?キャッチ―なキャラクター
さて、このゲームについて僕なりの感想を書いていきたいと思いますが、まずポイントはやはりこのゲームの最初のポイントはやはりキャラクターでしょう。
はっきり言って
ビックリマン
を連想せずにはいられません。
検索してみると当然のごとく?
「コトダマン ビックリマン パクリ」
という検索候補が現れてくるわけですが、まぁ
オマージュ(笑)
でしょう。(便利な言葉だw)
これで、意識していないと言えば嘘ぽくなってしまうんですが、他のゲームによくある絵師がハズレだったとか、妙な女体化という部分は気にならず、個人的には見た目のキャラクターを気にすることなくフラットな印象でゲーム性だけ楽しめるので、これはこれでいいと思います。
まぁ、個人的にはビックリマンそのものだとは思うんですが、訴えられてもまぁ大丈夫なレベルだとは思います。
なんとなく、連想させるレベルという感じですね。
よく考えられたゲーム性とバランス
ゲームの詳細は上に貼ってある公式動画や実際にプレイしたり攻略サイトを参照していただくとして、非常にゲームとしてはよく出来ていると思います。
ゲーム性を簡単に要約すると、それぞれの所有するキャラクターの頭文字をつなげていくだけのゲームなんですが、それが単純にはいきません。
キャラクターごとにHPや攻撃力、スキル、特性などが設定されており、一つ一つは微々たる差にはなっているんですが、ボスに設定した場合のキャラクターのスキルに差があったり、つなげた文字の文字数、もしくはその言葉の種類(例えば鳥の名前や虫の名前)により敵モンスターの弱点などが存在します。
それが複合的に組み合わされれると敵に与えるダメージが50倍近く変わってくることもあり、その頭文字のラインナップやボスを何にするか、属性による相性や敵ごとの妨害スキルなども存在することにより、非常に戦略性が高くなっています。
この部分がやっていて非常に感心させられましたね。
さすがSEGAが作ったゲームという印象でした。
オリジナリティと定番がほどよくミックス
おそらくこういった言葉遊びのゲームは他のスマホアプリでは存在しなくはないと思うんですが、いわゆる小学生でも飛びつくようなキャラクター性も関係したゲームアプリとなると、他にパッとは出てきませんね。
「モンスト」なんかの場合はサービス開始当初に実は僕すぐにプレイしていた(実は途中二回ぐらいやめて、今やっています)んですが、当時は確か似たような”おはじきゲーム”は存在していました。
だからなんか似ているなという感じはしたんですが、そういった部分では新しく非常に面白いなと感じましたね。
また、こういったスマホゲームの場合提供元もいかにお金を稼ぐかがポイントですが、やはり収入元はガチャがメインとなっています。
このあたりは定番とも言える仕様であり、分かりやすいところですが、石の配り具合や無料ガチャもたくさん提供されており、お金をかけなくてもかなり遊べる仕様となっているのはブレイクの要素を感じましたね。
またモンストと同じ福(ラック)システムが存在し、同一キャラクターは自動合成(モンストは半分手動合成)になっていて、福の値が高いほどアイテムがドロップしやすいという仕様は直感的でいいと思いましたね。
このようにほどよく定番がありながらオリジナルな部分が存在しており、他のゲームアプリにありがちなどこかでやったことある感がないのは非常におススメできる部分となります。
なぜこのゲームが流行らなかった?そして移籍するのか?
調べてみるとこのゲームアプリの場合500万以上のダウンロードがされているようです。
モンストが約この十倍ということを考えると売り上げが少なすぎる(三十分の一以下)のはかなり気になったのですが、このゲームに関する個人のブログなどを読んでみると、ゲーム開始当初はどうもキャラクターやゲームシステムがまだ不完全だったということが読み取れます。
現在は三、四日プレイしてみただけなんですが、ゲームバランスはしっかりしていると感じるので、おそらく半年前ぐらいに現在の形が出来上がったということが予想されます。
おそらくSEGAとしては会社も大きいので採算が取れなかったというのが判断要因だったのでしょうが、ゲーム性に目をつけたエックスフラッグとどちらかが話を持って行ったという可能性はありますね。
実際にやってみると分かるように非常に現在はゲームとしては非常によくできており、あとはプレイする人数を集めるだけというのは感じます。
逆になんでコレで売り上げがこんなに少ないの?と感じてしまうぐらいなんですが、個人的にはSEGAの「やきゅつく」のサービス終了などの戦略を考えると、もしかしたらSEGA側の状況があまり芳しくないという可能性は感じますね。
おそらくゲームそのものをいくらかで売却して現金化を図った可能性も考えられますし、エックスフラッグ側の発表をみると採算に影響を与えないということを見ると、このゲームに関連するスタッフをそのまま引き受けて赤字化や人員整理を図ったという読みもできます。
このあたりの真相は恐らく明らかになることはないでしょうが、ユーザーとしては資金力やノウハウもあるXFLAGに移行することでプレイ人数も増えサーバーも強化されるでしょう。
プレイ環境は安定するはずです。
また、新たなゲーム要素も追加されることもあるでしょうから、マイナスになることはないでしょうし、さらなる石の配布や記念イベントも盛りだくさんになると思われます。
XFLAG側に関しても、モンスト級のヒットとまで行くのは難しいものの、同社のファイトリーグに比べると手軽さもあり、成功する可能性は大きいと思われます。
今回はおそらく両社の思惑がうまく一致したのだと思いますね。
以上、おっさんが「コトダマン」をプレイした上での感想と深読みでした。
最後に、実はちょっとだけミクシィの株が10月以降どう動くか気になっていますが、はたしてどうなることやらとあらぬ期待をしています。
株をやっている人は実際にプレイしてみることをおススメしますね(笑)。