シリーズ累計販売本数900万本の競馬育成&血統ゲーム
久しぶりにゲームアプリの紹介となりますが、今回は「ダービースタリオンマスターズ」というゲームについての紹介と感想記事となります。
「ダービースタリオン」と聞いてピンときた方はおそらく30代から40代の男性がほとんどでしょうが、今から約25年前、90年代前半にオグリキャップが作った競馬ブームに乗ってテレビゲーム界に参入し、RPG(ロールプレイングゲーム)とはまた違ったシミュレーション育成ゲームという新しいジャンルを開拓し、一大ブームを巻き起こしたのがこの「ダービースタリオン」でした。
記憶をたどると、確か最初に発売されたのは僕がすでに20代になっていたはずです。
すでに時代はスーパーファミコンも出回っていたものの、その過渡期に出た作品で、確かファミリーコンピューター(通称:ファミコン)で最初のタイトルがでた(確か馬券はファミコン経由のダイヤルアップで買ってたはずなので)と記憶しています。
すでにリアルでは競馬を始めていたぼくですが、毎日このゲームをやり込むことにより、僕の血統マニアぶりに拍車がかかり、最初はゲームの攻略本から始まり、どんどんエスカレートして3000円近くする種牡馬辞典を毎年買うようになったきっかけのゲームとなります。
その悪魔の入り口となった(笑)ゲームのアプリ版がこの「ダービースタリオンマスターズ」となります。
Contents
「ダービースタリオンマスターズ」とは
1991年に初代ファミリコンピューターで発売された「ダービースタリオン」やその後様々なゲームハードで発売されたシリーズ作品のゲーム性を継承したスマートフォン用のゲームアプリとなり、2016年11月にサービスがスタートしました。
ゲームの概要
自らが馬主&牧場主(オーナー&ブリーダー)となり競走馬の生産や調教を行う育成型シミュレーションゲームとなります。
生産馬を重賞レースなどに出走し、勝利させることにより賞金を獲得し、牧場の拡張や良質な繁殖牝馬の購入を行い、より強い競走馬の生産を狙います。
中央競馬のレースだけでなくGⅠレースなど特定の条件をクリアすれば海外のGⅠレースへの出走が可能になるほか、自ら生産した馬を繁殖牝馬や種牡馬として引き続き生産に使用することができます。
自ら育てた馬の子供や孫で親世代で勝てなったレースのリベンジなども行うこともでき、サラブレッドの血のロマンをリアルに味わうことができます。
またレースにはかつての名馬たちも多数登場してきて、自分の生産馬の前に立ち図るなど、いろんな面で楽しむことが可能です。
アプリ版と据え置き版ゲームとの違い
基本的なゲームシステムは同じになります。
大きな違いとしては種牡馬の取り扱いです。かつての据え置き(パッケージ)型では種牡馬はあらかじめほとんどの種牡馬との種付け可能であり、一部の海外種牡馬などは購入することにより種付けが可能でしたが、アプリ版ではガチャを引くことにより種付けの権利を得る形となります。
ガチャは馬蹄石を使用して引く(1回引くのに30個必要)ものがメインとなり、これがいわゆる一般的なゲームアプリの収益部分となります。当然課金すればいい種牡馬の種付け権利をゲットできるので、いち早く強い生産馬を作りたいのであれば課金が必要となります。(牝馬についてはレースで獲得した賞金を使用して購入が可能です。)
この石を使って引くガチャの他に一定のミッションをクリアすることにより得られるポイントで引けるガチャも存在しますし、自ら生産した馬を種牡馬にすることが可能なので、無課金でもゲームが楽しめます。
またもう一つ大きな注意点としては、体力(詳しい名前忘れたw)の概念です。
種付けや生産、レースへの出走を繰り返す上でスケジュールの進捗が必要となりますが、これに体力が絡んできます。駄馬だった場合素早く売却して新たな馬を生産したくなりますが、こういうことを制限するために体力ゲージが存在します。
もちろん馬主レベルがあがればこのゲージも大きくなりますが、もし体力が0になった場合は石を10個使用することにより、全回復が可能です。
ちゃんと「ダビスタ」にはなってる
さて、ここからアプリの感想です。
初代「ダービースタリオン(以下ダビスタ)」をかつてゲーム内の時間で1000年近くやったことある身としてはかなり厳しく見ていきますが、率直な感想としては「ダビスタ」としてちゃんと成立していると思います。十分満足なレベルです。
やはりゲームアプリなので”どうやって課金して収益をあげていくのかな?”とは思っていたんですが、馬蹄石(以下:石)を種牡馬ガチャと体力回復にのみ絡めるという判断は良かったですね。
これによりゲームバランスを崩れることを防いでる印象で、とりあえず時間がない社会人や最強馬をとにかく早く作りたい人は課金すればいいようになっているので、僕のようにとりあえずマッタリと金かけずにやりたい派(所詮時間つぶしなんで)でも、時間さえかければお金を使わずに最強馬を作ることが可能になっています。
一人でも楽しめる
ダビスタの醍醐味と言えば、シミュレーションゲームとして最強馬を作って全GⅠ制覇や全勝馬を作ったり、ブリーダズカップでライバルと対戦し、対人でも最強を目指すという二つの楽しみ方があると思いますが、当然対人対戦など気にしなくても十分楽しいと思います。
僕なんかはリアル競馬とリンクさせながら血統シミュレーションしたい(いわゆるロマン配合ですね)派なので、どうせ対人最強馬作っている人はかなり極端な調教や配合をやっており相容れぬ存在です。
だからまったく気にならないし勝負にならないはずなんですが、個人的な楽しみ方としては、まずはGⅠホースを出して、次はクラシックホース、次はGⅠを何勝も勝てるような馬を育てたい、などど自分のペースで十分楽しめるので、競馬ゲームを純粋に楽しみたい、血統シミュレーション(オーナーブリーダー気分に浸りたい)をしたい人なんかには十分お勧めできます。
ちょっとだけプレイ日記
実は現在プレイしているのは二回目です。
サービスが始まったばかりの頃に一回やったことあったんですが、アプリをやる時間も中々ないのでアプリを削除していたものの、とあるお誘いもあり、再びプレイすることになったわけなんですが、現在ゲーム内の時間で50年経過しており、現在もちろん無課金(笑)です。
今のところGⅠを5つほど勝利していますが、とにかく今は金が足らねぇ・・・。
20億しかない(笑)ので牧場も手狭過ぎて、種付けしようにも産まれた仔馬を放牧するスペースがなかったりするので、現役馬を精査して整理しようにも、うっかり晩成馬を売ってしまうと、収入減を失うことになり、そのジレンマに悩まされたりしながら常に厩舎と牧場は満タンです。
こういう時に課金すると手っ取り早く石がゲットできて牧場も拡張できるんですが、今は各馬の素質を見極めるために色々な条件のレースに出してみて可能性を探ったりしてますね。
序盤の賞金の稼ぎ方
このゲームの場合、結局課金して石があると(当然ミッションクリアしても石は貰えます)いい種牡馬の種付け権利が得られるので早く強い馬が作れるわけですが、序盤はやっぱり我慢ですね。
やって見ると分かりますが、ほとんどの馬はとりあえず間違いなくオープンに行ってくれます(マジですw)。
リアル競馬ではありえないことですが、おもしろことに3歳春あたりにはとりあえず2勝してオープン馬にはなります。そして次に待ち受けるのがオープンの壁(これはリアルですね)。
そこから降級するまで惨敗しますが、このゲームはここで馬が急な成長曲線を描き始め4歳になったあたりでまたオープンに舞い戻り(笑)ますが、序盤はこれの繰り返しとなります。
その中から重賞やGⅠを勝ってくれる牝馬が出てくるので、次のステップとしてはこの牝馬に”面白い配合”といった特殊なコメントをされる種牡馬をつけるのがポイントになるので、序盤はこれを繰り返して賞金を貯めて牧場の拡張を行っていくのが、最強馬生産への第一歩でしょうね。
1億円詐欺には気をつけて(笑)
最後に、少しお金がたまってくると牧場関係者が”知り合いの牧場にいい仔馬がいるので買わない?”と言ってきます。
序盤は重賞で惨敗続きなので買いたくなりますが、やめといたほうがいいでしょう。僕はうっかり駄馬をつかまされました(笑)。
それだったら、自分の生産馬を適性距離のレースに出したほうがよっぽど賞金を稼げるような気がします。
アプリのダウンロード
下のリンクから「ダービースタリオンマスターズ」のダウンロードが可能です。1GBぐらいの容量が必要なので、ストレージに余裕をもってダウンロードを行ってください。
最初のゲーム開始までにはデータのダウンロードに約10分ぐらいかかります。
また、その待機時間中にタップすると石がもらえますが、ガチャ1回分ぐらいの石なのでダウンロードしている時間はテレビでも見ておいたほうがいいでしょう。
以上「ダービースタリオンマスターズ」の宣伝でした(笑)。