和牛の冠番組「和牛のA4ランクを召し上がれ」が緩すぎて病みつきに

和牛のA4ランクを召し上がれ

人気実力派お笑いコンビ初の単独冠番組はまさかの愛媛県でのみ放送中!

お笑いコンビの和牛(わぎゅう)と言えばM-1グランプリ(テレビ朝日系で毎年年末に開催)で三年連続で準優勝に輝くなど、正統派の漫才をする実力派コンビとしてご存知の方も多いことでしょう。

こういった正統派のしゃべくり漫才ができると幅広い年齢層からも支持されるでしょうし、劇場ではお客さんを呼べる芸人さんとして非常に重宝されているのではないのでしょうか。

当然しゃべりだけで笑いを取れるのは、芸人さんにとっても究極の目標でしょうから、同業者からの評価が低いはずがありません。

さて、そんな和牛ですが、M-1グランプリでの活躍ぶりでそろそろ世間には認知されては来たものの、まだ大阪を中心に活動をしているようなので、僕が知る限り全国放送での露出はまだまだ少ないように感じます。

恐らく関西ローカルでは色々な番組に出演しているのでしょうが、関西以外の地域のおじいちゃんやおばあちゃんに名前が知られているかというとまだまだ怪しいレベルでしょう。

実力派コンビなだけに早く自分たちの番組をもって、真の意味での全国区になってほしいファンの方も多いでしょうが、実はこの和牛、2018年の4月からすでに単独で冠番組をもっているのですが、世間的にはあまり知られていません。というかコアなファンの方しか知らないのではないのでしょうか。

その冠番組こそ「和牛のA4ランクを召し上がれ」(南海放送:日本テレビ系)という番組なんですが、実はこの番組、なんと愛媛県でしか放送されていません。

実は僕は愛媛県に住んでいるので当たり前に西日本の地域では放送されているとは思っていたのですが、放送開始から一年経ってもいまだに愛媛県でしか放送されていないことに、最近気づいた次第です(笑)。

”あの和牛の冠番組を愛媛ローカルのままにしておいていいの?”

と思ったので、今回はいよいよこの番組を取り上げてみたいと思います。(前から取り上げようとは思っていたけどサボってた・・・)

(画像引用:南海放送公式サイト「和牛のA4ランクを召し上がれ」より)

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「和牛のA4ランクを召し上がれ」とは

「和牛のA4ランクを召し上がれ」とは愛媛県伊予市出身の水田信二(みずた しんじ)と大阪府東大阪市出身の川西賢志郎(かわにし けんしろう)によるお笑いコンビ”和牛”による初の単独冠番組となります。

2018年4月から愛媛県の南海放送により制作と放送が行われ、現在も週一回のペースで放送が行われています。

放送は毎週土曜日(金曜深夜)0時30分~0時59分に放送が行われていますが、日曜日の昼12時55分~13時25分から再放送も行われています。

番組は南海放送所属の竹内愛希(たけうち あいき)アナウンサーをMCとしたロケ番組となり、一回に撮りためたものを数回に分けて放送するという内容になっています。

とにかく緩くてのんびりした愛媛らしいロケ番組

おそらく愛媛とその近郊の県のぐらいしか内容を見たことがないとおもいますので、内容と感想を僕なりに述べさせてもらいますと

とにかく緩い

これにつきます。

僕も八年ほど関西にいたのである程度想像はつきますが、おそらく関西のロケ番組のノリで見ていると何の盛り上がりもなく終わります。

関西人が見ると発狂する可能性すら感じますが、本当に何も起こりませんし、和牛がそもそも笑いを取りに来ていません(笑)。

通常のロケ番組であれば、街であったおもろいおばちゃんでもいれば、失礼なぐらいに弄り倒したりボケたりするのが関西流だと思いますが、これがないというかあっても超薄味なんですよね。

僕なりの分析なんですが、おそらく愛媛の人に弄られ耐性が皆無なのと、人見知りが多いのが根本にあるとは思います。

当然愛媛の人は僕のように(笑)ボケ慣れている人は少ないですし、面白い人がいたら大体天然の人です。和牛の水田君が愛媛の伊予市出身なのでそれを理解しているのか、あまり弄ってしまうとトークが弾まなくなるというのもあるせいか、ロケでは笑いを生みだすというより、一般の人と普通にしゃべっている(それでいいのか・・・)ことが多くなっています。

また大阪出身の川西君は、よしもとの中でもかなりいい人で通っている人みたいなので、番組は地元民の素の表情を引き出しながら、和牛の二人の性格の良さがにじみ出るというスタイルで番組が成立しています。

これは実際に番組を見ていただかないと分からないかと思いますが、関西や全国区のテレビ番組関係者が見るとビックリするぐらいの締まらなさに感じると思います。

あとこの番組の見どころとしては、愛媛にスポットを当てているという点でしょうか。

愛媛に住んでいる竹内アナ(東京出身)はある程度、別の仕事のロケで愛媛を知っているのですが、川西君だけがアウェーということになり、その反応を二人が見て楽しむというのも番組のスタイルになっていますね。

またおそろしいことに、この番組はノープランだそうです。

番組は月一回ぐらいのペースで和牛が愛媛に来て、竹内アナといっしょに用意されたキャンピングカーに乗って色々な場所に行くというスタイルなんですが、先月の放送の三人のトークによると関西の番組以上に脚本が薄いとのことで、

紙一枚に○○へ行く

ぐらいしか書かれていないそうです。

これがどの程度本当なのか信憑性のほどは分かりませんが、それぐらい現場ものんびりしているのは愛媛らしい番組作りだと言えます。

まぁ予算は当然ないでしょうし、真実なんでしょうが、番組スタッフが緩ければ和牛も緩いという非常に逆の意味でのストロングスタイルの番組作りです。

全国区の放送だと路線バスにのってぶらり旅をしたり、下町に出て人情あるロケなんかがありますが、ああいうのを遥かにしのぐ内容であり、おそらく予備知識なしで見た方は驚愕するのではないかと思うぐらいですね。

でもそれがなんか心地よい

ここまで書くと悪口に聞こえるかもしれませんが、一見下手をすると何も面白くないと感じるのがこの番組です。

しかしながら、和牛が出ているのでとりあえず見るか、と見始めるとなぜか最後まで見てしまう不思議な番組なんですよね。

おそらくダウンタウンを始めとする少し強めのツッコミや弄りになれていると薄味な内容は物足りなくなるのは間違いないんですが、慣れてくると愛媛時間で流れる愛媛ののんびり具合や世間一般とのずれ具合、たまにボーリングしているだけ(しかもちゃんと10フレーム投げているw)とか、すし屋で人気のすしネタをワイワイと当てているだけとか、それでいいのかと思わせるぐらいの、企画のチキンレース具合が病みつきになってしまいます。

番組スタッフは恐らくこの逆張りとも言える企画を狙って作ったわけではないのでしょうが、この愛媛らしくもあり、今までの愛媛にはなかった独特のスタイルの番組はもっと多くの人に見てもらいたいと思います。

ついに愛媛県以外でも放送を視聴できる可能性が!

さて、愛媛以外の方には中々見る機会がないので僕が紹介することになったこの番組なんですが、番組プロデューサーの方のTwitterによると、今後なにか放送に関する動きがあるようです。

おそらくよしもととの打ち合わせとのことなので、ネット配信もしくは他のエリアの放送局での放送も予想されます。

おそらく数か月のうちに何かしらの動きがあると思いますが、愛媛以外のみなさんは期待しながらこの”緩すぎる番組”を待っていてください。

以上、僕の好きな番組である「和牛A4ランクを召し上がれ」を勝手に紹介させてもらいました。

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