TBS日曜劇場 ドラマ「陸王」感想

ドラマ「陸王」

TBSの”池井戸潤”劇場再び!

日本のテレビドラマ業界は季節ごとにクール制をしいており、季節が変わるごとに新しいドラマが生まれています。2017年秋クールのドラマもすでに一通り出そろい、すでに数回の放送が行われていますが、みなさんの感想はいかがだったでしょうか。

おそらく一回見て”このドラマはないな”とか期待してなかったけど”意外とイケるやん”など、ドラマの大好きな方たちの中では仕分けが済んでいることでしょう。

僕もマイクール一通りどんあドラマが始まるかは気にはなるほうなのですが、今回の記事は、とりあえず内容関係なし、先入観なしに僕が思わず見てしまうTBS”日曜劇場”(日曜日の21時から22時に毎週放送)のドラマ「陸王」についての感想です。

一回目の放送を見終わらるまで知らなかったのですが、今回の「陸王」は、この放送枠では「半沢直樹」や「ルーズヴェルトゲーム」、「下町ロケット」など数々のヒット作を送り出した池井戸潤さん原作のドラマとなります。

果たして今回も大ヒットにつながるのでしょうか。

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ドラマ「陸王」とは

「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」で有名な小説家池井戸潤(いけいどじゅん)さん原作のドラマとなります。TBSの日曜劇場(毎週日曜日21時から1時間のドラマ枠)では過去に「半沢直樹」、「ルーズヴェルトゲーム」、「下町ロケット」などが放送されており、いずれも話題となったため、この「陸王」でも高視聴率が期待されています。

あらすじ

埼玉県の足袋(たび)屋「こはぜ屋」は100年続く老舗の足袋屋ですが、近年は業績不振になやみ銀行の融資も簡単には受けられません。主人公である役所広司演じる四代目社長宮沢紘一は、ある時スポーツシューズの開発思いつくのですが、同じ履物と言っても当然靴のノウハウなど簡単にいきませんし、開発資金もままなりません。

そういった前途多難なままシューズ開発をはじめた「こはぜ屋」と、かつて日本のマラソン界のホープと言われながら怪我に苦しむランナーが共に手を取り合い、究極のシューズ「陸王」の完成とともに陸上選手として復活を目指すお話です。

キャスト

これまでのお話(現在三話まで放送済み)を見逃した方のために途中から見ても理解できるように主要人物の紹介です。

  • 宮沢紘一(演者:役所広司)・・・足袋屋「こはぜ屋」四代目社長。先代が目指したスポーツシューズ「陸王」の開発を目指す。
  • 宮沢大地(山崎賢人)・・・就職浪人になってしまい、家業を手伝いながら一流企業への就職を目指す主人公紘一の長男。父親へ反発している多感な年ごろ。
  • ゲンさん(志賀廉太郎)・・・「こはぜ屋」の経理担当。先代より会社の経理を担当しており、三代目がかつて同じようにスポーツシューズの開発を目指して失敗して際にブレーキをかけられなかったことを後悔しており、四代目の「陸王」開発には反対している。ただあくまで経理担当者としての責務と先代の言葉に責任を感じているだけで、心の中では応援している。
  • 飯山晴之(寺尾聰)・・・かつてシルクレイという特殊素材を産み出した飯山産業の元社長(倒産)で特許の所有者だったが、この技術が「陸王」の底部分に必要だと宮沢に請われるも、かつての会社の失敗より中々首をふらない。しかしながら宮沢の熱い思いに心を動かされ、最後は「陸王」開発プロジェクトに自分も参加することを条件に力を貸す。
  • 茂木裕人(竹内涼真)・・・ダイワ食品陸上部所属。かつては箱根駅伝で活躍した日本陸上界のホープも、マラソン転向後ゴール前で膝を痛めて棄権。第一線への復帰を目指すもひざの故障の影響もあってか調子が上がらず、ついには自らをサポートしてきた超一流スポーツメーカー「アトランティス」からのサポートの打ち切りを通達される。その後紆余曲折を経ながらも宮沢が茂木へ届けたかった「陸王」が彼の脚に履かれることになる。

ど直球サクセスストーリー

さぁ、ここからが感想ですが、すでに三話が終了してしましましたね(笑)。ドラマのレビュー記事なんて、書き易いしこういったブログにとっては恰好のネタなんですが、ついつい競馬の予想記事が忙しくて後回しになってしまいました。

まず率直な感想から言うと、いわゆる面白いという感じのドラマではないですね。

ただ・・・

次の回もまた見ようと思うドラマですね。

何だか矛盾してるじゃんと思われそうですが、見ている最中は”次どうなるの?”というワクワクドキドキ要素はほぼありません。むしろベタすぎる展開というか、見ていても”どうせ主人公の目指した通りになるんだろ”と思っていたら、その通りの展開になります(笑)。

ホントもうマンガかよ!(ドラマですけど・・・w)というような展開の連続なんですが、当然すんなり行くとあっさりドラマが終わって尺がとれないので、スンナリとはいきません。本当にもどかしいというかわざとらしい展開です。

まだ三回しか放送されていませんが、三回見ただけですでに起承転結はハッキリしていて、スタート時点では主人公が何かしようとする→行動を起こす→スンナリいかない→結局成功する→でも最後の最後に実は完全に思い通りに行ってない(という終わり方)。三回ともこういう流れなんですよね。

見ている人のほとんどがおそらく予測した通りの展開で進んでいるとは思いますが、捻りらしい捻りはないですよね。ほんとド直球(笑)だと思いますし、いかにも日曜劇場ぽいし、井戸田潤ドラマぽいなという感じです。

でもね、これはこれで正解だと思います。なぜなら視聴者はこのドラマに爽快感しか求めていないと思うんですよ。

王道こそ失敗しない方法

僕はあまり原作者や脚本が誰だというのは意識はして見ないもんなんですが、日曜劇場の基本スタイルはやっぱりベタが基本だと思うんですよね。

前回の「ごめん 愛してる」こそハッピーエンドではなかったにしてもドラマ的にはやっぱりベタな展開でしたよね。当然なんか合わないと感じた方も多かったと思うんですが、ほとんどはなんというか想定の範囲内といった感じだったと思います。

結局ですよね、この放送枠というかドラマそのものに視聴者は毎回毎回これまで見たことないような新鮮なドラマを求めてないとは思うんですよ。そりゃあ時にはジェットコースーターのような展開が話題となったり、「逃げ恥(逃げるが恥だが役に立つ:恋ダンスのやつです)」のようなジワジワくるようないいドラマもあると思うんですが、視聴者がドラマに求めているものって、とにかくつまらないドラマだけは見せるな!ということだと思うんですよ。

いつもながら日曜劇場やTBSが凄いなと感じるのはこの部分をしっかり押さえていることだと思います。同じようにテレビ朝日も中々固いとはおもうんですが、TBSのほうが少しだけヤルナと感じるのはある程度ターゲットを広くとりつつも、中々大はずししませんよね。

それはやっぱり今回のようなある種単純な王道系サクセスストーリーをベタながらやってしまうところがTBSの懐の太さであり、よく練られた戦略だと感じます。個人的にはわざとこういう作り方をしているのだと推測します。

どうせこうなるのは分かっているのに・・・とついつい見てしまう、そんなドラマがこの「陸王」です。

(仕事疲れで意識朦朧&猫に邪魔されながら書いたので最後のほうは支離滅裂かもしれないwリライトするかもです。)