僕が勝手に選ぶ”20世紀の洋楽アルバム”おススメ十選

アナログ・デジタルハイブリッド世代が選ぶ洋楽アルバム十選

今回は久しぶりに音楽ネタです。

僕が青春時代を過ごした十代、1980年台後半から90年台の前半というのは時代の変換期であり、ファミリーコンピューターなどのテレビゲーム機の一般家庭への普及や、音楽はレコードからCDへ変わり始めた時代でしたし、音楽そのものもまだ打ち込み(プログラミングされた音楽)という言葉が出始めた頃で、基本的にはまだ音楽は人間がすべて作り出すものでした。

パソコンもいいものであれば普通に五十万円ぐらいしていた記憶がありますし、高校に入った頃はまだ文書を作るのは手書きをコピーするかワープロという時代でしたね。

まさしく時代や生活そのものがアナログからデジタルへと変わろうとしていた時代だったのですが、いい意味で不便だった時代のように感じます。

今のように分からないことがあればスマホでググるわけにもいかず、詳しそうな人を探して聞いて見たり、音楽だと、新しいアーティストを探すためにお気に入りのラジオやテレビ、音楽雑誌にアンテナを張って自分に合う音楽を自分で探していた時代でした。

今になって思えば”自分で探す”、”自分で考える”作業により色々な部分が鍛えられたと思いますし、調べた方法や情報は人それぞれなので、音楽の好みも多種多様でこだわりみたいなものも強かったと思います。

だから二十年来の友人と久しぶりに音楽の話題で盛り上がっても、”当時そんな音楽(アーティスト)聴いてたの?”っていう友人にも言ってないようなアルバムや曲名が突然出てくるなんてこともあったりします。

そこで今回は趣向を変えて、僕が音楽を聴きまくっていた十代後半から二十代前半に特に好きだった洋楽アルバムを紹介して、性癖(笑)と音楽の歴史などを知ってもらえればと思います。

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セックスピストルズ 「勝手にしやがれ!!」

まず一枚目は何と言ってもセックスピストルズ(Sex Pistols)の唯一にして最高のアルバム「勝手にしやがれ!!(原題:Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols)」(1977年)ですね。

僕の洋楽人生はこの一枚から始まります。

確かこのアルバムを初めて聞いたのはエレキギターを買った高2の頃(多分1990年ぐらい)だったとはとは思うんですが、当時は布袋寅泰さんが初めて出したソロアルバム「GUITARHYTHM(ギタリズム)」にメチャメチャ衝撃を受けて彼の大ファンになっていた頃でした。

布袋さんは当時ラジオでミュージックスクエアの木曜日を担当されていて、それを聞きまくっていたのですが、そこで流される音楽は当時の僕にとっては未知の世界である洋楽ばかり(しかもブリティッシュロックメイン)であり、一気にそちらに傾倒していったわけです。

その番組でピストルズが流されたかどうかは覚えていないんですが、当時邦楽しか知らなかった高校生が初めて聞いたパンクロックは衝撃的とも言え、分かりやすい音楽ジャンルでしたね。

歪まくったギターにシンプルなギターリフとメロディ、音数はそんなに多くないのに一発で虜になるカリスマ的な歌声など、世界中で今もなお語り継がれるバンドの一つであるのも納得のアルバムだと思います。

パンクから洋楽に入ってしまったために、僕の考え方のベースはパンクになってしまったわけです(笑)。

基本僕はノープラン最高!人間です。

デヴィッド・ボウイ「ジギー・スターダスト」


二枚目はデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「ジギー・スターダスト(原題:The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)」(1972年発表)です。

この一枚も外せませんし、デビッドボウイ史上最高のアルバムはこれだと思います。

このデヴィッド・ボウイは布袋さんの青春時代のアイドルということもあり、ラジオでよく語られていたアーティストでしたし曲も耳にすることが多かった記憶があります。

ただ最初はパンクの分かりやすいメロディや音楽性に影響されていた頃なので、中々良さを理解するまではいかなかったんですが、勉強以外の研究には余念はない僕なので、少ないこづかいをはたいて、デビューアルバムからCDをレンタルして理解しようとしていました。

そして運命的に出会ったというか、このアルバムには実は「Starman」という曲が収録されていたんですが、布袋さんのソロアルバム第二弾「GUITARHYTM Ⅱ」でこの曲がカヴァーされていました。

それがきっかけで聞きまくったのがこのアルバムなんですが、収録されている「Ziggy Stardust」や「Suffragette City」といったクオリティーの高い曲や収録曲全体を通して感じるアルバムとしてのパワーにやられてしまい、ついに本格的なブリティッシュロックに入り込み始めたわけです。

デヴィッド・ボウイは最初から聴いていくと分かるのですが、時代とともに音楽性が比較的変化していく人で、この「ジギー・スターダスト」こそは60年台から70年台、ブルースやフォーク、初期のロックからハードロックに時代が移ろうとしていた世相をよく表したようなアルバムであり、彼の魅力と音楽的才能がうまくミックスされた絶妙なアルバムだと思います。

映像はなかったのに何てカッコいいアルバムだと思っていましたし、聴けば聴くほど、年を重ねれば重ねるほどいいアルバムだなあと感じる最高のアルバムです。

ザ・ビートルズ「ラバー・ソウル」

三枚目はビートルズ(The Beatles)の「ラバー・ソウル(原題:Rubber Soul)」(1965年)です。

実はビートルズについては「リボルバー「原題:Revolver」」(1966年)も今回の十枚に入れていたのですが、どうしてももう一枚入れたいアルバムを思い出したのでこちらのほうにしました。

高校時代、洋楽を聞き始めた当初は当然レジェンドであるビートルズの存在は知らないわけではなかったのですが、最初のイメージはどうしても古臭いというものでした。

いわゆる日本で70年代に日本で流行ったグループサウンズ的なイメージだったんですが、そのイメージが変わったのがギターを本格的に弾き始めて曲なんかを自分で作り始めた頃です。

ギターそのものは家にクラシックギターがあったのでエレキギターを買う前から簡単なコードは押さえることができていたり、幼稚園の頃に一年だけエレクトーンを習っていたのである程度コードという概念はなんとなく理解はしていたんですよね。

そしてエレキギターを自分なりに練習してコード進行の定番みたいなものが分かってくると、オリジナル曲を作り始め、さらにヒット曲の分析なんかを自分で始めたんですよね。

元々数学は得意だったのでこの紐解くという作業は癖みたいなものなんですが、曲を自分なりに作り始めて分かったのがビートルズというか、ポール・マッカートニーとっジョン・レノンのソングライティングの凄さなんですよね。

曲を分析する観点で聞き始めるとビートルズはもう別格中の別格というのがよく分かってくるようになり、改めて聴きなおしていて最初に衝撃をうけたのが「ラバー・ソウル」より前に発表されていた「HELP」や「A Hard Days Night」ですね。

もう当時の僕の常識からは考えられないコード進行や特殊なコード盛りだくさんという感じで、十七歳ぐらいになってやっとビートルズがなぜ世界中で売れていたのかを理解したわけです(笑)。

そして最終的に辿り着いたのが「ラバー・ソウル」や「リボルバー」だったんですが、当初実を言うと僕は「リボルバー」派で、友達が「ラバー・ソウル」推しだったんですが、何百回も聴いているうちに段々と僕も「ラバー・ソウル」に傾いてきたんですよね。

詳しいことを言うと「リボルバー」は一曲一曲の完成度が素晴らしいんですが、スタジオで色々音をこねくり回した感じの曲が多いのに対して、この一年前に出た「ラバー・ソウル」はどちらかというと音数的には少なくて原曲の良さ、素材の良さで勝負している感じなんですよね。

これはビートルズがライブアーティストからスタジオアーティストに変わってきたことにも関係があるのですが、シンプルでいながらアルバム全体を通して一つの作品として聴かせる「ラバー・ソウル」がやっぱり僕の中ではビートルズ史上最高のアルバムだと思うんですよね。

もちろんビートルズは今でも僕の中では唯一無二の神的存在です。

レッド・ツェッペリン「レッド・ツェッペリン Ⅰ」

四枚目はレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のファーストアルバムである「レッド・ツェッペリンⅠ(原題:Led Zeppelin Ⅰ)」(1969年)ですね。

このアルバムを本格的に聴いたのは高校を卒業してすぐぐらいですが、独り暮らしを始めて好きな時間に好きなことをできるようになったので、当時は音楽をとにかく聴きまくっていました。

昔は今と違いCDアルバムにはっきりと日本版と輸入盤が存在しており、日本版が大体2500円から2800円ぐらいするのに対して輸入盤は2000円を切っていたので、もうとにかくお金に余裕があったらタワーレコードや中古CDショップに行ってジャケ買いです。

ついにはロックンロールが登場した60年代初頭のアーティストから有名どころをしらみつぶしに聴いていくという作業もしていたりしていたんですが(なぜ勉強にこの熱量がない?(笑))、そしてついきに行きついたのがビッグネームであるレッド・ツェッペリンだったわけです。

この時代に沿ってアーティストを聴いていく作業はいくつかいい所があって、音楽の流行の変遷を感じることができますし、何となく当時のスタンダードを知ることができます。

ただ、そんな流れで色々聴いていた中でぶつかったのがこのアルバムで、同時期のアルバムと比べると明らかに異質で革命的です。

アルバム発売後に生まれた僕がこれですから、リアルタイムで聴いていた人はどれほどの衝撃だったか知ることはできませんが、今聴いても単純にカッコイイ曲揃いで、デビューアルバムでしか出せないいい意味での荒々しさが最高です。

とにかく革命的という意味でこのアルバムははずせないでしょう。

ジミ・ヘンドリックス「アー・ユー・エクスペリエンスト」

五枚目はジミ・ヘンドリックスのファーストアルバムである「アー・ユー・エクスペリエンスト(原題:Are You Experienced)」(1967年)です。

あの”ジミヘン”ですが、やっぱり彼ははずせませんね。

このジミヘンのデビューアルバムですが、僕的には位置づけとしては「レッド・ツェッペリン」と同様に他のアルバムの”とにかく好き”というのと少し違って、”とにかく衝撃的”というタイプのアルバムですね。

1967年にこんなゴリゴリのロックンロールをやっていたのも驚きですし、今聴いても古臭さを感じさせない曲のすばらしさ、そしてジミヘンの変態的なギタープレイに対して、初めて聴いた時には衝撃しかありませんでしたね。

十代の頃にはブリティッシュロックに染まっていたのでアメリカ系の音楽は軽視というか馬鹿にしていた(当時のブリティッシュロック好きな人にはあるあるだと思います)んですが、もうそんなの通り越して

なんですかこの変態は・・・?

こりゃぁ伝説になるわけだわと感心したのはよく覚えていますね。

クイーン「オペラ座の夜」

六枚目はクイーン(Queen)の「オペラ座の夜(原題:A Night At The Opera) 」(1975年)です。

最近はクイーンそのものを描いた伝記的映画が世界中で大ヒットしたので若い人にもかなり認知されているバンドですが、このアルバムは彼らの四枚目のアルバムにあたり、映画のタイトルにもなった代表曲「ボヘミアン・ラプソディ(原題:Bohemian Rhapsody)」も収録されています。

クイーンを意識して聴くようになったのは前述のレッド・ツェッペリンやジミヘンなどと同時期なのですが、実は初めてアルバムとして聴いたのは意外と早くて高校生の時でしたね。

ちょうどセックスピストルズにハマり始めた高校生の時でした。

ただ、この時のクイーンの印象というか僕の評価は低くて、なんかパッとしないバンドだなと思っていました(笑)。

これには理由があるんですが、最初に聴いたアルバムが「イニュエンドウ(原題:Innuendo)」(1991年)というのが失敗だったんですよね。

実質的クイーンのラストアルバムとなったこのアルバムなんですが、どうしてもクイーンは「ジャズ(原題:Jazz)」(1978年)以降はダンスミュージックやファンクの要素も入り始めていわゆる80年代ぽい音楽になってしまっているんで今でも僕はあまり好きではないんですよね。

それが凝縮されたのが「イニュエンドウ」だったのでどうしても僕のツボにはまるわけがなかったんです。

ただ高校生の時の評価から一転したのが20歳ぐらいになった時で、先ほども書いたように古いアルバムから聴いていくとクイーンが元々スタンダードなロックバンドだったことを知ることができて、なぜ世界的バンドと言われていたのか納得するようになりましたね。

そしてこのアルバムは前三枚とは完全に色合いが違って、これぞクイーンというブライアンメイのギターオーケストレーションが初めて取り入れ始められたエポックメイキング的なアルバムになっています。

この四枚目で評価は180度変わってしまっていて二十代の前半はビートルズとともによく聞いていたのがクイーンであり、このアルバムでした。

クイーンに関してはもう一枚「世界に捧ぐ(News of the World)」も好きなんですが、まぁこの「オペラ座の夜」は僕にとっても非常に思い出深い一枚ですね。

二十年前は部屋でも車でもゴリゴリに聴いていました(笑)し、当時の留守番電話の保留音はこのアルバムの曲(どれだったかは忘れたw)のギターのブリッジ部分のフレーズを切り取っていれていたぐらいです。

クイーンに関しては他に似たようなバンドがいませんし、このアルバムも唯一無二という感じで絶対に外すことのできない一枚ですね。

ミックジャガー「ワンダーリング・スピリット」

僕の音楽の歴史順にアルバムを並べていますが、七枚目はミック・ジャガー(Mic Jagger)のソロアルバム三作目である「ワンダーリング・スピリット(Wandering Spirit)」(1993年)です。

まずタイトルの「ワンダーリング・スピリット」というタイトルですが、”I Wonder if”の”Wonder”ではなく”さまよう”とか”放浪”という意味のほうの”Wander”です。

受験英語になると出てくる有名な似た単語ですがこういうのは実際に実物があると覚えるきっかけになりますね。

さてこの「ワンダーリング・スピリット」なんですが、これまで紹介した六枚とは少しだけ違いがあり、それは僕がリアルタイムで聞いていいと思ったアルバムだということです。

1993年発売なのでこれも僕が20歳の頃に買って聞いたアルバムのはずなんですが、このアルバムは確かタワーレコードの試聴コーナーで聴いて買ったアルバムです。

そして十枚のうちクイーンやビートルズのアルバムとともにはずせない一枚としてすぐに思いついたアルバムで、とにかく”カッコよく、お洒落な感じのする”ロックアルバムです。

ローリングストーンズのボーカルでもあるミックジャガーのボーカリストとしての存在感や素晴らしさはもちろん十二分に発揮されているのですが、このソロアルバムではより疾走感のある曲調であったり、うねりのあるギターとのバランスが絶妙で、曲がもちろんいいのですが、アレンジが好きというのもありますね。

それが証拠にというか、実は僕ビートルズが好きなせいか、ローリングストーンズはそれほど好きではないんですよね。

音楽研究に余念はない僕なので(笑)、ローリングストーンズをよさを探すために色々なアルバムを聴いてみたのですが、結局アルバムとしてハマる一枚は見つけられなかったものの、その先入観をぶち壊すほどの衝撃を受けたのがこの「ワンダーリング・スピリット」です。

ミック・ジャガーの他のソロアルバムや改めてローリングストーンズのアルバムを聴きなおしても、やっぱり僕の琴線にふれるのはこの一枚のみであり、今もなお”どうしてこんな奇跡的なアルバムが出たんだろう?”と不思議に思うアルバムですね。

だからバンドよりもソロのほうが僕は好きなんですが、これもローリングストーンズ自体がスタジオバンドというよりもライブバンドというのが理由なのかもしれません。

ニルヴァーナ「ネバーマインド」

やっと八枚目です。もう少しお付き合いください(笑)。

八枚目はニルヴァーナ(Nirvana)のセカンドアルバム「ネバーマインド(原題:Never Mind)」(1991年)ですが、これも外せませんね。ノータイムで浮かんだアルバムです。

前述の六枚と違う点はリアルタイムで聞くことができたアーティストという点ですが、このアルバムに関しては若干リアルタイムではありません。

まずこのニルヴァーナを知ったきっかけは実は日本の”少年ナイフ”というガールズバンドがきっかけだったと思います。

当時の僕は洋楽を中心には聴いていたものの日本のアーティストも一部聴いてはいたのですが、当時ブリティッシュロックぽいテイストで一部の人たちに知られていたのが少年ナイフでした。

僕もアルバムを買って聴くほどではなかったんですが、ちょっと気になっていた少年ナイフが”アメリカで売れている”というニルヴァーナの前座を務めるということで興味を引かれたわけです。

当時はまだゴリゴリのイギリス音楽よりの僕だったので、アメリカのロックといえばボン・ジョヴィやガンズ・アンド・ローゼズこのあたりのイメージだったんですよね。

今となっては比較的どんな音楽も受け入れている(笑)んですが、当時は”曲によっては悪くないけどなんとなく面白くないのがアメリカのロック”、こう捉えていたわけです。

そしていよいよニルヴァーナを意識して聴くようになったんですが、聴くと一発でハートを鷲掴みされてしまいました。

しかし、そのキッカケの曲はニルヴァーナぽさがよく表れた有名な「スメルズ・ライク・ティー・スピリット(原題:Smells Likes Teen Spirit)」や「リチウム(原題:Lithium)」などではなく、「アバウト・ア・ガール(About a Girl)」でした。

勘のいい方やニルヴァーナファンならお分かりだと思いますが、あのMTVのアンプラグドライブで演奏された曲です。

あの時のアンプラグドライブCDでは一曲目に収録されている曲ですが、ニルヴァーナに関してはこれまでのようにラジオやCDのジャケ買い、視聴などではなく珍しく映像から入ったアーティストになります。

同世代の方ならご存知のように、当時はYouTubeなどがあるはずもなく、音楽のプロモーション方法としてMTVなどが色々な場所で映像を垂れ流していましたが、そこで初めてちゃんと見たニルヴァーナの曲が「アバウト・ア・ガール」だったんですよね。

比較的スローテンポで演奏されるアコースティックな曲なんですが、カート・コバーンの圧倒的な存在感と歌声、アコギで弾いているだけなのに”めっちゃロック”な感じは衝撃的な出会いでした。

その後速攻でアルバムを全部買ってドハマりするんですが、ほどなくしてカートは自殺してしまうんですが、僕にとっては初めてリアルタイムでドハマりしたロックバンドはニルヴァーナが最初でしたね。

アンプラグドのアルバムも含めてオリジナル三枚も最高なんですが、やっぱり「ネバー・マインド」は彼らというかグランジの最高傑作だと思いますね。

ニルヴァーナが活躍していた頃はパールジャムなんかとともにグランジ(ロック)というジャンルで一括りにされ、ほどなくしてオルタナ(オルタナティブロック)というジャンルが広まっていきましたが、個人的にはオルタナという括りに入っていたバンドはなんか趣味に合わないんですよね。

だから好きな”音楽ジャンルは?”と聞かれるとオルタナではなくグランジと答えるようにしていますね。

オアシス「モーニング・グローリー」

残るは二枚になりましたが、九枚目はオアシス(Oasis)のセカンドアルバム「モーニング・グローリー(原題: (What’s the Story) Morning Glory?)」(1995年)です。

通ぶって言うとオエィシスなんですが、今回はオアシスで通します(笑)。

さて、オアシスですが、僕はかなり初期からのファンで思い出深いバンドです。

最初にオアシスをどこで聞いたのかは忘れたんですが、オアシスは当初シングルを通常の二曲編成ではなく四曲程度収録されたミニアルバムという形でCDをリリースしていました。

少なくとも3rdシングル「リヴ・フォーエバー(Live Forever)」はリアルタイムで買ったはずなんですが、この当時は僕の音楽ライフも少し変わってきて情報を老舗洋楽音楽雑誌である「rockin’on(ロッキングオン)」から情報を仕入れるようになっていましたね。

今とは違って今海外でどんな音楽が流行っているのかなんて知る方法がなかったんですが、年齢を重ねていくと”どうもロッキングオンが音楽の最先端を行っているみたいだ”ということに段々と気付いてきたので、情報収集や好きなアーティスのインタビューを読むために読み漁っていました。

活字はほとんど読まない僕ですが、ロッキングオンだけはめっちゃ読んでましたね(笑)。○○〇何万字インタビューとか字のかなり多い雑誌で読みごたえも十分でした。

その中で同時期に売れていたイギリスのバンドであるブラーとの対立図式なんかが面白おかしく書いていたんですが、当時、日本では確かブラーのほうが若干売れていたような気がします。

で、その”ブラーと激しくやり合うオアシスって何者やねん?”となったのが、きっかけだったと思いますが、初めて聴いたときは衝撃というよりも”コレ、聴きたかった音楽はコレやねん”というような痒い所に手が届くような印象のバンドでしたね。

当時はニルヴァーナに新しさを見出しつつもブリティッシュロックは好きだったんですが、イギリスぽい骨太さがありながら、どこか懐かしく、そして新しいとても不思議なバンドが現れたなと思いましたね。

当時はブラーやストーンローゼズなんかも確か気になって聞いてはいた(そんなに嫌いではなかったです)んですが、これらがどこかローカルでタイムリーなバンドとすると、オアシスはイギリスという枠をやぶってかつパーマネントであるという印象を受けました。

彼ら(というかほとんどのソングライティングをしているノエル・ギャラガー)について調べていくとビートルズが多大な影響を与えているということは分かったんですが、ビートルズの影響を感じさせつつも曲がビートルズぽいわけではないというのも良かったですね。

おそらくノエルギャラガーの音楽的バックボーンを僕が追いかけるようなアーティストばかり聴いていたのもはまった理由なのかもしれません。

シングルを数枚出した後のファーストアルバム「オアシス(原題:Definitely Maybe)」もデビューアルバム独特の拙さや初々しさが新鮮でいいとは思うんですが、ファーストアルバムを出した勢いのまま連続してリリースしたシングルを収録したセカンドアルバム「モーニング・グローリー」はより完成形に近く最高傑作だと思いますね。

当時シングルはかなり短い間隔で発売されていたんですが、「ロール・ウィズ・イット(Roll With It)」や「サム・マイト・セイ(Some Might Say)」といったその二枚だけで十分のクオリティをもつシングル(ミニアルバム)が収録されているだけで発売前からかなりテンションが上がりましたね。

発売日当日、あさイチにレコード屋に買いに行ったアーティストは後にも先にもこのオアシスの「モーニング・グローリー」だけになります。

また確か僕が買ったアルバム「モーニング・グローリー」は初回限定品だったのかレコードサイズの紙箱に入ったものでした(実家にあるはずだけど捨てられてないか心配)。

のちに「ドント・ルック・バック・イン・アンガー(Don’t Look Back in Anger)」「ワンダーウォール(Wonderwall)」がアルバムからシングルカットされていますが、僕的に一番好きなシングルは「サム・マイト・セイ」です。

このアルバムは世界で2500万枚売れたそうですが、この後発売されたアルバムは何となく大衆化して僕はあまり好きではないですね。

やっぱりオアシスは初期の頃が最高であり、ノエル・ギャラガーなしには語れませんね。

ちなみにまだオアシスが世界的にブレイクしてない頃に、僕が店長していたお店のバイトの子がドイツやイギリスに旅行に行ったときにお土産でインタビューCDを買ってく来てくれたのをもっていますが、はたして今どれぐらいの価値があるのやら・・・(笑)。

それぐらい当時は周囲にオアシスを推しまくってました。

※この後も猛烈に長くなりそうなので以下のアルバムは明日・明後日あたりに追記します。スミマセン。

オフスプリング「アメリカーナ」

オフスプリング(The Offspring)の五枚目のアルバム「アメリカーナ(原題:Americana)」(1998年)

あと十枚にしぼったので漏れてしまいましたがパールジャム(Perl Jam)の「バイタロジー」やエアロスミスの「ゲット・ア・グリップ」、他にもリトルフィートやXTC(エックス・ティー・シー)なども当時聴きまくっていたのでおススメです。


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