ハリウッド実写映画「名探偵ピカチュウ」は盛大なジョークか大作か?

ハリウッド映画というだけで感じる安心感

日本の人気マンガやアニメの実写化はもはや広告代理店がしかける錬金術のような存在であり、ジャニーズ事務所所属のタレントの起用や人気重視の若手女優のキャスティングも含めて、マンガ・アニメ原作の邦画にエンターテインメントとしての魅力がないのは、映画ファンなら感じるところはあるのではないのでしょうか。

間違いなく監督や出演する俳優陣はいたって真面目に作っているのでしょうが、”つまらなくて当然”、”せめて原作のキャラクターや世界観を壊さないでくれ”と思われている時点で、いかに期待されていないか、このあたりは悲しい事実だと思います。

しかしながらこれがアメリカ(ハリウッド)映画に目をやるとまったく状況は逆になります。

「スパイダーマン」や「アイアンマン」などの他「X-MEN」や「バットマン」などコミック原作で素晴らしい作品がたくさん存在しますし、「バットマン ダークナイト」などは単純なSF映画としてだけではなく、作品のテーマなどでかなり高い評価を受けている作品なども存在します。

このあたりは制作費や映画の規模が全く違うじゃないかという意見も存在するのでしょうが、ハリウッドに近いクオリティでCGなどを使えるようになった現代でも、邦画だと学芸会に見えてしまうものがあるのは、製作陣の作品に対する理解とリスペクトに大きな違いがあるせいではないかと僕は感じます。

当然「ドラゴンボール」のようなネタ映画になるケースも存在しますが、それでも最低限よく仕上げたというケースのほうがほとんどでしょう。それぐらい安心できるブランド力ではありますよね。

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2019年5月についにポケモンの実写版が公開

さて、どんな原作でも日本ではなくハリウッドで製作すると聞いただけで、ワクワク感が高まるのは日本人の誰もが思うことだと思いますが、ついに日本がほこる最強とも言えるコンテンツである「ポケットモンスター」が実写映画化されることが発表されました。

2018年11月13日頃に製作元のワーナーブラザーズからYouTubeなどで公開された予告編では、すでにその世界観が分かる映像が届けられており、日本のポケモンがハリウッドでどう料理されるのか注目が集まります。

また世界中の人々に知られているビッグタイトルなだけに、どれだけのヒットを飛ばすのかも気になるところですね。

それではYouTubeですでに予告編の第一弾が解禁されているので見てみましょう。

実写映画版「名探偵ピカチュウ」

サムネイル画像のピカチュウの表情が何だかかわいいですね。

原題は「POKEMON Detective  Pikachu」(名探偵ピカチュウ)というタイトルになっています。

公式予告編 第一弾

この映画は登場人物の名前から推測すると、2016年に発売された任天堂の同名の3DS用ゲームソフト「名探偵ピカチュウ~新コンビ誕生~」をベースに作られているようです。

それらをまとめると以下のようなあらすじになるようです。

あらすじ(予想)

探偵のハリー・グッドは相棒のピカチュウとともにポケモンに関する事件を追っていましたが、事故により行方不明になります。

息子のティム・グッドマン(主人公)は、行方不明になった父親を探すためにライムシティを訪れますが、そこでハリーの相棒を務めていたピカチュウと出会います。

人間の言葉を話すピカチュウですが、なぜか周囲の人間にはピカピカという鳴き声にしか聞こえません。

そんな中、エイパムが女の子のネックレスを奪う事件が発生したため、ピカチュウとコンビを組み事件を追いながら、父親の行方を追う。

と、いった感じのお話になるのではないのでしょうか。

あくまでゲームのあらすじを追いながらまとめただけなので完全に僕の予想です。

キャスト

現在分かっているキャストは以下のとおりです。予告編ではすでに世界のケン・ワタナベが登場していますが、予告編というのは結構いい加減なので、初っ端にのみ出てきただけという可能性はありますね。

  • ティム・グッドマン:ジャスティン・スミス
  • ピカチュウ(声):ライアン・レイノルズ / 大谷育江
  • ルーシー:キャスリン・ニュートン
  • ヨシダ:渡辺謙 他

主人公のジャスティン・スミスというのは初めて知ったんですが1995年ロサンゼルス生まれの若手俳優のようですね。2018年に公開された「ジュラシックワールド/炎の王国」(原題:Jurassic World: Fallen Kingdom)に出演してたようです。

ピカチュウの鳴き声のをやられている大谷育江さんというのは、日本のアニメでも実際の声をやられていた方のようで本家本元ですね。

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予告編を見て思ったこと

ええと、誰もがまず思ったのは間違いないでしょうが、

ピカチュウの声がおっさん

ですね(笑)。

どうやら予告編を見ると主人公意外にはお馴染みの”ピカピカ”とした聴こえていないようですが、このあたりの声がストーリーに何か関係しているのか非常に気になるところです。

ただ、長年たくさんの映画を見ていると、本当に声がおっさんであるのはたまたまで、何らストーリーとは関係なかったというケースも存在するので、おそらく予告編を見た世界中の人々がまずこのあたりの事実は知りたいところでしょうね。

すでにこの時点でつかみはOKという感じはしますが、声の年齢がストーリーとまったく関係なかった場合、間違いなく叩かれまくるでしょうね(笑)。

次に思ったのはさすがハリウッドというか、どうやら世界観はポケモンの世界をしっかり引き継いでいるような感じですね。

モンスターたちのフォルムも改悪するなくゲームやアニメのまんまキャラクター化されており、このあたりはやはりビッグタイトルだけあってリスペクトを感じます。

何も先入観なしに見ると、違和感たっぷりの世界観なのでしょうが、この部分は視聴者を信頼する形で作られている感じで、邦画だとやりがちな無理に現実世界観に寄せて中途半端になっておらず、

俺たちはポケットモンスターを実写化してやったぜぃ!

という製作陣のドヤ顔と愛情を感じますね。

予告編は現在のところ一つしか出ていないので、ストーリーなど詳しいことはまだ分かりませんが、少なくとも子供が見ると確実に楽しめる映画になっている雰囲気なので、ある程度の興行成績は見込めそうな感じがしますが、日本産の最強のコンテンツと言えるポケモンがどういう風に料理されているのか、来年まで期待して待ってみましょう。

アメリカのでの公開は2019年5月10日ということなので、ちょうど一年後ぐらいには日本でも見られそうですね。

ピッカピカ

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