TBSドラマ「グランメゾン東京」が面白い!(感想)

TBSドラマ「グランメゾン東京」

アンチ層もハマること間違いなしのキムタクドラマ

2019年のTBSの日曜劇場(毎週日曜21時~22時の枠)の秋クール作品として放送されているドラマ「グランメゾン東京」について今回は取り上げてみたいと思います。

すでにドラマも五話まで進みましたが、いやー正直なところ

面白いですね

僕は結構ハマってます。というか毎週続きが気になってしょうがありません。

当初はキムタク(木村拓哉)が主演ということで敬遠していたんですが、とりあえず安定感のある日曜劇場なので、チェックはしようと思い第一話を見たんですが、最初から釘付けです。

かつてのテレビドラマ業界はとりあえずキムタクを主演しておけば、大ヒット間違いなしで圧倒的な視聴率男だったんですが、それは今は昔というか、今はリアルタイムで誰もが中々テレビを見てくれない時代、しかもキムタクドラマをやり過ぎたせいか、僕のような(キムタクドラマの)アンチ層なんかも男性を中心にして多くなってしまっていたと思うんですよ。

昔に比べると明らかにドラマへの露出は減ってきていたんですが、今回はそこで敢えてのキムタクというのはチャレンジだったと思うんですよね。

それでいて面白い。

そして、今回見ていて思うのは、以前までのキムタクドラマの面白さとは違った面白さをもったドラマだという気がするんですよね。

今までのキムタクドラマとどこか違うのか、そしてどの部分が面白いのか、分析しながら感想を書いていきたいと思います。

(画像引用:TBSドラマ「グランメゾン東京」公式サイトより)

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ドラマ「グランメゾン東京」とは

ドラマ「グランメゾン東京」は2019年10月29日からTBSに日曜劇場(毎週日曜21時~22時)枠で放送されている黒岩勉さんのオリジナル脚本による連続ドラマとなります。

主演は日曜劇場では「A LIFE〜愛しき人〜」以来2年9か月ぶりの出演となる木村拓哉がつとめます。

主なキャスト

  • 尾花夏樹(おばななつき):木村拓哉・・・スーシェフ
  • 早見倫子(はやみりんこ):鈴木京香・・・オーナーシェフ
  • 相沢瓶人(あいざわかめひと):及川光博・・・シェフ
  • 京野陸太郎(きょうのりくたろう):沢村一樹・・・ギャルソン(給仕係)
  • 平古祥平(ひらこしょうへい):玉森裕太
  • 丹後学(たんごまなぶ)・・・尾上菊之助
  • リンダ・真知子・リシャール・・・冨永愛
  • 久住栞奈(くずみ かんな)・・・中村アン

※未見の人のために詳細な役所については一部伏せます

あらすじ

尾花夏樹はかつてフランス料理の三つ星レストランである「ランブロワジー」で修業したフラン料理人であり、独立後は同店で修業していた京野陸太郎とともにフランスで「エスコフィユ」という店を立ち上げます。

尾花の天才的な料理センスと努力により店は二つ星を獲得し、日本人オーナーシェフ初の三つ星は確実とまで言われていました。

2015年フランスで認められた「エスコフィユ」はついに日仏首脳会談の昼食会にまで使われることになりますが、そこでナッツ混入が原因のアレルギーによりトラブルが発生し、店とともに尾花の名前は失墜します。

この事件は世間を騒がせることになり、”日本の恥”とまで呼ばれるようになります。

それから三年が経った2018年、尾花はフランス料理界から追われ借金取りに終われるまで落ちぶれていましたが、ある日フランスに日本からシェフの採用面接を受けに来ていた早見倫子と出会います。

ふとしたきっかけで尾花は倫子に料理を振る舞うことになりますが、それを食べた倫子はその料理の圧倒的な美味しさに感動するとともに、どうあがいても詰めることできないセンス差に絶望します。

ただ、この時尾花は料理を食べただけで食材をすべて言い当てた倫子の舌を見抜き、二人でいっしょに三つ星レストランを目指さないか?と持ち掛けます。

二人は日本に帰国し、様々な障害を懲り越えながら、フランス料理店「グランメゾン東京」で三つ星レストランを目指します。

といった感じのお話です。

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光る鈴木京香の存在感

さて、ここからこの「グランメゾン東京」に関する具体的な感想を書いていきたいと思いますが、何と言っても今回まず感じたのは

おっさん、おばさんだらけ(笑)

という点ですが、これがいい意味で効いていると思います。

主要キャストで若手と言えば、ホテルでシェフをしている玉森裕太君や、吉谷彩子さんぐらいなんですが、ぺーぺーの役者による薄っぺらい恋愛物語がないので、単純にストーリーに集中できるのがいいですね。

そして、鈴木京香さんや沢村一樹、及川光博さんといった他のドラマでは主役級の人間がまわりを固めているので、場面場面安定感があります。

日曜劇場らしくところどころ面白いキャスティングをしていて、演技について時折若干不慣れで違和感も感じるシーンもあるんですが、主要パートがしっかりしているので、逆にいいチェンジオブペースにもなっている印象を受けます。

そして何といっても注目はオーナーシェフ役の鈴木京香さんです。

若手女優には出せない色気や存在感は51歳という年齢を忘れさせてくれるほどで、ドラマ上では悪い意味で目だってしまうことの多い木村拓哉さんの存在を薄めてくれています。

言わば光の強い主役をもう一つの光で影の部分を消してくれています。

鈴木京香さんという清潔感だけでなく、表情や目力から感じさせる女性的な決意や悲壮感はさすが元朝ドラ女優という感じですね。

そしてその周りに沢村&及川コンビが出過ぎず、引き過ぎずという感じでハマっています。

そして最近は毎回一度はある吉谷さんの”おっさんおばさん弄り”は、キムタクや鈴木京香さんの全盛期を知っている身としてはクスりとさせられますね。

こういった遊び心もちゃんと入れられています。

王道少年マンガのような展開で男性向けかもしれない

そして今回何と言っても面白いのは、やはりストーリーです。

話は単純でフランス料理店を作って三つ星を目指すという簡単な話で当然ライバル店などが邪魔するという展開なんですが、目的がしっかりとしているので、見ていて難しさがありません。

これは前回の「ノーサイドゲーム」と同様なのですが、さすが日曜劇場というか何を見せたいのかしっかりとしており、そこに向かって余計な要素(恋愛)が排除されているので話としてのベクトルがしっかりとしています。

そしてフランス料理店版アベンジャーズという内容にもなっており、最初は尾花と倫子二人でスタートしたお店に昔の仲間が一人、また一人と集まってくるのはやはりベタながらムネアツな展開でおり、それぞれがまた特殊な人間というのも王道の少年マンガを見ているようでいてグイグイ引き込まれます。

展開については、おそらく冷静に見ていると、第五話のように客がこないのでカレーをつくるというような展開は”マンガかよ!”とツッコミどころは満載なのですが、そこはもう開き直ってストーリーを作っているような気もしますし、とにかく仲間と協力して最後は悪(ライバル店)を倒すという単純明快なストーリーは分かりやすくていいですね。

ただ、そこはマンガぽくなり過ぎないように巧妙に計算はされており、一話一話起承転結の展開を入れながら過去のナッツ購入事件の犯人は誰か?というロングスパンでの展開(これは前半戦で解決しましたが)も並行させており、また尾花の元恋人のあの人の真の狙いは何なのか?という要素もまた残っていたりして、このあたりも抜け目ないなという感じはしますね。

キムタクドラマと思って敬遠しないほうがいい

最後にまだ未見の人にはぜひこのドラマを見てもらいたいのですが、いつもほどこのドラマはキムタク臭が強くありませんし、主役は下手をすると鈴木京香と言ってもいいぐらいの内容にもなっています。

そして料理シーンも魅せるような演出がされており、ドラマとしての緩急が絶妙についていると思います。

まるでマンガ原作か?と思わせるような内容ではありますが、日本ではありそうでなかったドラマとして是非ともおすすめしたいとおもいます。

第五話でのラストはびっくりしました(笑)。


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