アニメ「Steins;Gate」(シュタインズ・ゲート)を見た感想

噂の”神アニメ”を今さらながら見てみた

自分は特にアニメが大好きでしょうがないとか、ドラマが大好きでしょうがないといったわけではなく、何でも”とにかく面白いければいいじゃん”と考えているおっさんなのですが、それがゲームであれマンガであれ、小説だろうと日々面白いものがないかと探しています。

まぁ手軽に見たりできるのはマンガやアニメなので、どうしてもこのサイトでもそっち系のネタが多くなってしまいますが、今回はあの「Steins;Gate」(シュタインズ・ゲート)というアニメを見たというお話です。

スマホではよくまとめサイト系のアプリを利用しているのですが、たまにアニメなどのスレッドを見ると”何のアニメが面白い”という話によくなります。

そんな時によく名前が挙がるのが、この「シュタインズ・ゲート」というアニメです。神アニメだというかという意見も多いし、否定派もあまり見ないためずっと気になるアニメではあったんですよ。

冒頭に書いたように、僕は特にアニメが大好きでしょうがないというわけではないので、わざわざ探したり借りてきて見るつもりもなかったのですが、今クールからこのアニメと関連性のある「シュタインズ・ゲート・ゼロ」という作品が放送されているせいか、本作も最近になって再放送やネット配信が行われているようだったんですが、今回も例のごとく「Amazonプライム・ビデオ」でこのアニメが無料(月400円さえ払えば)自由に見ることができるので全24話+劇場版をしっかりと見てみました。

はたして噂のアニメは面白かったのか感想を書いてみたいと思います。

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アニメ「Steins;Gate」(シュタインズ・ゲート)とは

アニメ「Steins;Gate」(以下:シュタインズ・ゲート)は元々2009年にXboxで発売されたゲームが元ネタのようで、2011年から半年間放送されていた作品です(全24話)。

その後アニメは劇場版が製作されたあと、ゲームなどもPS4などで続編ゲームが製作されているようですが、それらを元に続編となるアニメ「シュタインズ・ゲート・ゼロ」が2018年4月から放送・配信されています。

あらすじ

僕なりの言葉であらすじを書きますと・・・

主人公の大学生岡部倫太郎(おかべ りんたろう:以下倫太郎)は秋葉原を拠点に活動する発明グループ「未来ガジェット研究所」のリーダーで、厨二病をこじらせ自称”狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院狂真(ほうおういん きょうま)と名乗りながら、研究所のメンバー(通称:ラボメン)である”天才ハッカー”ダルこと橋田至(以下ダル)、”不思議系少女”で幼馴染である椎名まゆり(以下まゆり)とともに日々、くだらない発明を繰り返していました。

そんなある日タイムマシン講義の聴講のためにとあるビルを訪れた倫太郎は、17歳天才少女科学者として有名な牧瀬紅莉栖(まきせくりす:以下クリス)と出会いコテンパンに論破されますが、その数十分後ビルの8階で血の海に倒れるクリスを発見します。

感想

ここから感想を書いていきたいと思いますが、10日近く僕のブログの更新が止まっていたのはこのアニメを見ていたせいです(笑)。

というのは半分冗談なんですが、相変わらず全話視聴するのには三日ぐらいかかってしまいましたが、これを月400円で見られるなんて「Amazonプライム・ビデオ」恐るべしですね。

あ、作品の感想を書かずに「Amazonプライム・ビデオ」のステマをしてしまいましたね(笑)

面白い作品ではあるが神アニメというのは言い過ぎかも

さて話を戻して肝心の感想ですが、率直に言うと確かにネット民の人たちが言うように中々面白い作品だと思いましたが、”神アニメ”、例えると10点中10点の作品で、知り合いに面白い作品を教えてと言われたときに真っ先に教える作品かというそこまでではなかったですね。

このアニメの場合ネタバレをしてしまうとまだ見てない方の印象を台無しにしてしまうので、できるだけオブラートにつつんで書きますが、タイムリープ・タイムトラベル物(これは色々なところであらすじとして書いてあるのでバラしても大丈夫でしょう)としては、色々なストーリー上の伏線をラストに向けてしっかり回収できているので、このあたりは”自称意識高い系アニメ好き”の方たちには、こういった伏線回収が受けたのかもしれませんね。

この作品を好きな人はもしかしたら最近文字や登場人物で溢れかえっている「HUNTER×HUNTER」や駆け引きや独自のゲームや心理戦が練りこまれているものの、練りこみすぎてライトな読者なんかを殺しにきている「嘘喰い」みたいなマンガが好きなのかもしれません。

僕は普段から色々物事の道理考えて生きている偏屈なほうなので、アニメやマンガ、映画なんかのエンターテイメントなどには、少しばかりのトリックを使っていかに最後に大きくひっくり返すようなどちらかと言えば簡単な作品のほうが好きで、どうしても求めるのは物語の余韻や勢い、感動などのバランスになってしまい、後味こそ重要かなと思っています。

そういったこともあってかそこまで心に突き刺さるほどの作品ではなかったですね。(誤解がないように言うと、そこまで突き抜けていないと言ってるだけで、面白いとは思いました)

映画「バタフライエフェクト」に少し似ている

物語の中盤から終盤に向けて主人公はとある人物を救うためにタイムリープを繰り返すのですが、何回挑戦しても悲しい結果にしかなりません。

そして色々なことがあってラストに街でまた別の人物と出会うのですが、このシーンを見ていて思ったのは「バタフライエフェクト」という映画とかなりやっていることが似ていることなんですよね。

僕はこの映画が大好きで昔やっていた10年以上前にやっていた映画サイトではトップ5に挙げていたぐらいの作品なんですが、どうしてもこの映画を先に見ていてラストもよくできた感動的なものだったので、アニメの評価がそれほど上がらなかったという可能性もあります。

ただ、この「シュタインズ・ゲート」の場合は、「バタフライエフェクト」にプラスして、敵勢力みたいなものの存在やパラドックス、過去の自分をだますというエッセンスが追加されていたので、このあたりはよく計算されているなという印象はありました。

ただ、しいて言えば少し計算しすぎかなという感じもして、伏線の張り方もわざとらしいと感じさせる部分も多く感じました。

二次元好きに寄せたせいか序盤は違和感しかない

次に気になったのは序盤のテンポの悪さと登場人物たちのクセの強さですね。

前半は主人公岡部倫太郎が”自称”鳳凰院狂真として友人ダルやクリスたちとの掛け合いを見せますが、いわゆるステレオタイプなオタク像を描いているせいで、”自称ノーマル”(笑)な僕は置いて行かれましたね。

登場人物たちをわざと痛々しく描いているのは理解できますが、元々の元ネタのゲームの設定なのか、見ている人間を劇中から排除して傍観者にしてしまっているのは肝心の導入部分としては残念だったと思います。

どうしても全24話ということもあり尺稼ぎの部分もあったかもしれませんが、こういった余計な描写がどうしても物語を助長化してしまったような気がします。

このあたりは後半が濃密でシリアスな展開だっただけに残念でしたね。

登場人物で言えば携帯のメールでしか話せないメガネっ子なんかは正体や劇中での行動を考えると少し整合性を欠き、違和感の残る部分でした。もうちょっと違った設定でもよかったと思います。

またヒロインであるクリスやまゆりも、どうしてもいかにもそっち系のキャラクターという感じもして、果たして真の二次元好きの人が作っているのか、またもしかするとまったくオタクの世界に興味のない人が、いわゆる世間一般のオタク像を具現化しているだけという両極端な想像もできてしまい、キャラクターにクセをつけすぎたような感じがします。

計算されてはいるが展開がベタ

最後にこの作品が少しだけ残念というか、突き抜けた作品に感じなかった点は予想の斜め上を行かなかった点です。

上でも書いたように何度もタイプリープなどをしていく中でこれまで起こったことを活かし、しっかり伏線回収していく点は感心できるのですが、見ていて”これは騙された!”とか、”こんな切ない展開ないだろ”というのがないんですよね。

作品を見ていくと”物事の結末は変わらない”というのはキーワードとしてあるんですが、見ているほうもこれに慣れてくると、主人公はまたタイムリープすればいいだけということが分かってくるんですよね。

分かりやすく言うと無限コンティニューが可能ということが分かっているため、主人公が悩みながらも最終的には何とかなってしまうという安心感があるため、見ている側の緊迫感がどうしても弱まってしまいます。

また、物語にはとある機関が出てきて、実はスパイだったとか未来から来た子が実は○○だったという軽いどんでん返しみたいなものがあるんですが、このあたりがどうも予想できてしまうというか想像の範疇なんです。

だから何度もタイムリープしながら伏線を回収していくというプロットはよかったんですが、見ていく人間の斜め上を行くには、もうちょっと大きな展開の中での小さいなネタのどんでん返しがあれば物語は壮大な完結を迎えられたような気がします。

まとめ

以上もっと褒めてもよかったんですが、よくなる要素がたくさんあったために少し厳しめに指摘しまいましたが、連続アニメのクオリティとしてはやはりよくできた作品だと思います。

現在続編となる「シュタインズ・ゲート・ゼロ」が放送中のようですが、この内容であれば十分期待して見てみたいと思いました。

続編のほうはまた感想を書きたいと思います。


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