アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」を見た感想 やはりこれぞ王道

人気シリーズの三期はなんと4クール(一年間)にわたって放送

今回は人気アニメシリーズ「ソードアート・オンライン」の第三期作品である「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の記事となります。

この作品はこのブログでも一期、二期と二度にわたって取り上げたように僕も大好きな作品なんですが、何と言っても注目は今回は4クール、つまり一年にわたって放送されるという点です。

最近のアニメ作品の乱発ぶりを考えると一期、二期ともに2クール(約24話)にわたって放送されていたことさえスゴイことなのですが、最初から4クールにわたって放送されることが決定されているという時点でいかに人気のコンテンツで製作側からも信用されているかが分かりますね。

ガンダムシリーズばりの長期放送に僕も胸が高まりますが、今回は一応1クール分(約13話)見た上での感想となることをあらかじめご理解ください。(画像引用:「ソードアート・オンライン アリシゼーション」公式サイトなどより)

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「ソードアート・オンライン アリシゼーション」とは

概要

アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」とは同名のオンライン小説を原作としてアニメ化された「ソードアート・オンライン」(以下「SAO」)シリーズの第三期にあたる作品となります。(なお、劇場版も製作されていますが、今回はそれらの内容は含みません)

2018年10月から一年間(4クール)にわたって製作・放送されていることがアナウンスされており、現在(2019年1月)も放送中です。

番組は地上波だけでなくAmazonプライムビデオなど各種動画配信サイトでも同時放送されており、地域差なく放送をリアルタイムで見ることが可能になっています。

「SAO」シリーズ

第一期「ソードアート・オンライン」

2012年7月~12月まで全25話にて製作・放送。

前半は「ソードアート・オンライン(SAO)」、後半は「アルヴヘイム・オンライン(ALO)」のゲームを舞台としてストーリーが展開します。

第二期「ソードアート・オンライン Ⅱ」

2014年7月~12月まで全24話+総集編で製作・放送。

前半は「ガンゲイル・オンライン(GGO)」というゲームを舞台に、後半は第一期にも登場した「アルヴヘイム・オンライン」を舞台に描かれます。

後半は”マザーズ・ロザリオ編”としてヒロインであるアスナを中心として展開しますが、本来外伝として書かれたストーリーをベースにしているようです。

一期と二期のストーリーの内容

詳細は前回の記事にある程度まとめているのでこちらを参考にしてください。

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あらすじ(僕なりの視点入り)

前作、前々作と持ち前の剣の腕と頭の良さを活かしてデスゲームをくぐり抜けたキリトこと桐ヶ谷和人(きりがやかずと)ですが、VRMMORPG(多人数参加型ヴァーチャルオンラインゲーム)「ソードアート・オンライン」で出会ったアスナ(結城明日奈)とリアルでもラブラブのリア充生活を送っていました。

世間を大混乱に陥れた「ソードアート・オンライン」のサバイバーであり、クリアー者であるキリトはその経験やゲームやプログラムに対する深い知識を買われ、とあるVRシステムの開発にも関わっていました。

そんな現実世界の平穏を送っていたキリトですが、ある日前作内のゲーム「ガンゲイル・オンライン」で”死銃(デスガン)事件”を引き起こした犯人の最後の一人にアスナと一緒のところを襲撃され、彼女をかばって致死量の筋弛緩剤を注入されてしまいます。

意識不明に陥ったキリトですが、目を覚ますとそこはどこか見たことあるゲームの世界でした。

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少しテンポが悪い

さて、ここからが感想となりますが、ついに来ました「SAO」の第三期。

すでに13話が放送されて終わっているのですが、今回は4クールということもあり、ある程度見てから感想を書くつもりだったので、記事にするのが遅くなっていしまいました。

ちょうど2018年に放送された内容で第一部が終わるような切りよさでしたが、率直な感想を述べると

なんか話が進まねぇ・・・

これにつきますね(笑)。

当該作品についてはこれから見る人のためになるべくネタバレしないように書きますが、冒頭からいきなりわけが分かりません。

もちろんストーリー上のとある伏線のために、主人公キリトだけでなく見ている側も???な内容になっているのですが、製作側もそれを分かっているので第一話は一時間の特別版になっています。

それでも序盤の数話はその謎が少しづつ明らかになってくる展開になっており、ゲーム内とリアルでストーリーが同時並行で進みます。

最初はキリト中心に描かれていたのが、一転してヒロインのアスナ回になるのはファンにとってはうれしい限りなのですが、キリトがプレーしているゲームの概要が分かる、説明されるまでにどうしても時間が取られ過ぎているという印象を受けてしまいます。

前作までの「SAO」シリーズを見てきた僕ですらこの状況ですから、もしこのシリーズを最初に見た人にとっては、物語の概要もつかめず、ドラスティックな主人公の活躍もない序盤をクリアするのは少し厳しいというのが正直なところなんですが、この人気シリーズ「SAO」を楽しみたい人たちにアドバイスをするのであれば、

もう少しだけガマンして見てね

というアドバイスを送りたくなる内容になっています。

「ソードアート・オンライン」のときや「ガンゲイル・オンライン」の時と比べると明らかにテンポが悪いんです。

これはおそらく原作(僕は未読です)を忠実に映像化しているのが原因なのかもしれませんが、一期や二期のある程度の軽快なテンポ感を考えると、少し心配になるぐらいの出だしに感じてしまいます。

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王道アニメの展開も・・・

さすがにキリトのプレイしている(?)ゲームの全容が分かってくると、さすがの王道展開といういいますか、物語に集中して見ることができるようになります(と言ってもかなりの時間を要しましたが・・・)。

ただ今回の「ソードアート・オンライン アリシゼーション」のここまでの展開を見ると一期、二期の面白さとは少しポイントが異なるような気がしますね。

以前の記事でも書いたように、この「SAO」シリーズの面白さや醍醐味は、ゲームオーバー=死というデスゲームというペナルティが存在する中で、主人公が無双するというのがポイントであったわけですが、今回もゲームオーバー=死という可能性は高いものの、現在のストーリーの展開上では主人公のキリトがそれを認識しておらず、ただ目の前の問題を解決しているだけというよくある転生系アニメのひとつという印象に感じてしまいます。

おそらくここから三期分の時間があり、さすがの「SAO」シリーズなので、大きなテーマや展開が存在するのでしょう(と期待しています)が、現在の状況では主人公キリトやその友人であるユージオがかつての仲間であるアリスを取り戻すだけの話になってしまっている平凡な展開に終始していますし、よくある目の前の障害をギリギリクリアしていくというだけの話になっています。

通常のアニメ作品であればこれでいいのかもしれませんが、あの「SAO」だということを考えるとこれでは物足りないと感じる方も多いのではないのでしょうか。

一期、二期を見た上で言わせてもらうと、これで終わるはずではない作品だと思うので、今後どうやってリアルとリンクさせながらひっくり返すのか、注目してみたいと思いますし、今後大きなテーマが描かれるのか期待はしたいと思います。

ただ最後に少しだけ厳しい言い方をすると、一期、二期のスタートダッシュ(つかみのウマさ)を考えると現段階では時間的制約の少なさに少し胡坐をかいている状況のように感じますし、新規のファンを殺しにきているように感じます。

個人的に”人に薦めたいレベルの作品”であった「ソードアート・オンライン」や「ソードアート・オンラインⅡ」を知っているからこそ、このままでは終わってほしくないですね。

ハードルが高い分個人的には

現段階では期待外れ

です。

「SAO」はこんなものではないはずなので、はやく盛り上がってほしいんですが、大丈夫なんでしょうか(笑)。

一抹の不安をいただきつつもキリトの活躍を見守りたいと思います。

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