アニメ「ゴブリンスレイヤー」を見た感想 面白い、面白くない?

2018年秋クールで評価が上ってきたダークファンタジー

アニメ「ゴブリンスレイヤー」

アニメ業界も2018年10月からは秋クールに入り色々作品が放送されていますね。

最近は地上波やBS放送だけでなくAmazonプライムビデオやAbemaTVなどネットメディアも普及しているので、色々な場所で色々なアニメが放送されており、すべてを把握しきれなくなっています。

さて、2018年秋クールですが、このブログでもよく取り上げる「ソードアートオンライン」の新作や「ジョジョの奇妙な冒険」の新シリーズなどビッグタイトルも見受けられますが、もちろんまったくの新作も多いですね。

すでに数話が放送され、ネット上にも色々な作品の評価が上がっていますが、今回はその中から名前の挙がることも多い「ゴブリンスレイヤー」を取り上げてみたいと思います。

(画像引用:アニメ「ゴブリンスレイヤー」公式サイトより)

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「ゴブリンスレイヤー」とは

「ゴブリンスレイヤー」とは蝸牛くも(かぎゅうくも)先生によるライトノベルが原作となる作品です。

2016年2月に商業化され刊行されたあと、6月にはコミカライズされマンガ版も発表されています。

そして2018年10月待望のアニメ化が行われ放送が開始されました。

あらすじ

魔法やモンスターが存在する世界。孤児であり神殿で洗礼を受けた15歳の女神官は、新人の冒険者として仕事を受けるためギルドを訪れます。

そこで彼女は同じ白磁等級(最下級)である新人冒険者三人に誘われ、初めてのパーティーを組みます。彼らは取りあえず簡単な依頼だと思ったゴブリン(小鬼)退治の仕事を引き受けることにし、ゴブリンの根城である洞窟に挑むことにしました。

洞窟を徐々に進むうちに彼らは目的のゴブリンたちに遭遇します。

しかしながら簡単な仕事だと思われたゴブリンの退治はそんなに甘いものではなく、男は殺され女は凌辱されます。

そして、残る一人となった女神官が諦めかけた時、一人の戦士が現れます。その男こそ銀等級でゴブリンのみを退治している謎の戦士”ゴブリンスレイヤー”だったのです。

といった感じのお話です。

第三話まで見た率直な評価

さて、ここからがアニメ「ゴブリンスレイヤー」の感想なんですが、まず今回の記事はこれから見ようかどうか迷っている人たち向けの記事なので、感じたことを正直に書きたいと思います。もしかしたらこの記事を読んでいる時点で作品が放送を終了している可能性もありますが、とりあえず第三話までの感想ということでご理解ください。

一応原作は読んでいないので、感じたままの感想です。

某掲示板のまとめサイトで2018年秋クールで面白い作品として名前の挙がることの多い、この「ゴブリンスレイヤー」ですが、一言でいうと

普通です(以上!)。

と、終わってもいいんですが(笑)、正直なところそこまで(絶賛するほど)ではないかな?という感じはしますね。

こういったアニメ系の作品の個別記事になると、コアなアニメファンや原理主義の過激派?(笑)が湧いてくるせいか、ほぼ絶賛系の記事しか見ないことが多いんですが、調べるほうは面白いか、面白くないかが正直知りたいと思うんですよね。

それか大好きな作品が世間でどういった評価をされているか気になるので調べている、ほぼこのどちらかだと思います。

だからそんな人達のために正直に感想を書くと普通です(真顔)。

面白いか?と聞かれると、もしかしたら面白くないという方も出てきそうな内容でしょうし、逆に面白くないのか?と聞かれると、そこまで非難するようなひどい出来でもなく、ストーリーも破綻しているわけではないので、面白くないとも言えない。

結果的に普通(しつこい)かなと思うわけです。

いきなり主人公の仲間がやられるダークファンタジー

今クールにも「ソードアートオンライン アリシゼーション」や「転生したらスライムだった件」など転生系(ソードアートオンラインは若干違いますが)作品が存在しますが、最近はこういった主人公無双系の作品が多いですよね。

個人的にはこういった主人公が正体を隠しつつも悪(敵)を倒すという「暴れん坊将軍」的な勧善懲悪ストーリーは大好きなんですが、この作品は完全に裏を行っています。

あらすじにも書いているので少しだけネタバレしますが、いきなり主人公のパーティーはやられてしまいます。まぁ肝心のメインキャラクターである”ゴブリンスレイヤー”が登場するための前振りではあるんですが、男はあっさり死亡し、助けてくれた女性格闘家は犯され、もう一人の女性も毒にやられてもはや回復不能。

この女性も助からないので”ゴブリンスレイヤー”が介錯するんですが、当初メインキャラクターと思われた登場人物たちがいきなり酷い最後を迎えるというのはインパクト絶大でトラウマレベルでした(笑)。

お、とんでもないアニメが始まったなと思いましたね。

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ただゴブリン狩っているだけ

結局主人公の女神官は”ゴブリンスレイヤー”とコンビを組むことになり、さらには新たなキャラクターも増えてきます。

なぜ主人公がゴブリンばかりを退治するのかは確か第二話で語られたはずなんですが、問題は、結局話の筋は新人冒険者の主人公とゴブリンに私怨をもつ戦士を中心にしただけの話なんですよね。

一応魔王の影響により魔物たちの活動が活発になっているというような話はでましたが、あくまで主人公たちのメインの目的はゴブリン退治なので、ゴール地点がどうしても低いんです。

原作を読んでいないので今後どういった展開になるのかは不明なんですが、もしかしたらゴブリンの先があるかもしれないものの、どうもそんな雰囲気はないんですよね。

あくまで、

”ゴブリンだけを狩っているこだわりの男カッケー!”

という感じのお話なので、この”ゴブリンスレイヤー”に感情移入できないと非常に陳腐な話に感じる部分もあります。

世界観としてはモンスターが闊歩する世界で、魔物退治のために色々なキャラクター達がたくさん世界を救うために戦っているはずなんですが、あくまで辺境の街で私怨で戦っているだけなんですよね。

だから描かれる世界がどうしても内面的で狭く感じてしまいます。

感情移入ができずどうしてもインパクト重視な作品に感じる

そして大事な部分として、この”ゴブリンスレイヤー”など登場人物に(多分)意図的に名前が与えられていません。また、彼が感情を表に出す描写がなく、極めて合理的な人物として描かれています。

おそらく”ゴブリンスレイヤー”をより際立った存在として見せるための手法なんでしょうが、特異な存在として描くには効果的ではあると思うんですが、これだとまったく感情移入できないんですよね。

主人公の女神官は助けられた恩もありパーティーを組んでいるんですが、”ゴブリンスレイヤー”は僕としてはあくまで自己の目的のためだけに行動しているだけなので、なぜ二人が組むのか説明としては弱いですし、違和感しかありません。

このあたり、それぞれの人物の利害が一致する描写があれば多少は納得できるんですが、主人公の女神官はちょっとした回復魔法しか使えない駆け出し、”ゴブリンスレイヤー”はとにかくゴブリンを狩りたい。

そんな二人が組んで、またゴブリンたちを狩りに行く。

ここに、さぁ次はどうなるんだろうという要素がないと思うんですよね。主人公の女の子もただの世間知らずのラッキー女子にしか見えませんし・・・。

結局のところまとめると、最初は描写や展開などにインパクトはあったんですが、それ以降はそういった描写もなく、比較的マイルドな路線で展開しつつあります。

もしかしたら原作は冒頭と同じようなテンションで話が進んでいる可能性はあるんですが、二話、三話だけ見るともうなんか普通のファンタジー作品になっているんですよね。

おそらく1クールでとりあえず話はまとめていくのだと思いますが、残り九話程度でどう話が膨らむのか謎ですし、

”最後までゴブリン狩りを見せられるだけなんじゃね?”

どうしてもこう思ってしまうんですよね。

恐らくなんですが、原作が売れているらしいだけにアニメ化しなかったほうが良かったパターンなんじゃないのかなぁと想像してしまいます。


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