アニメ「ガールズ&パンツァー」をやっと見た(感想)

「ガールズ&パンツァー」第1弾PV

ついにあの”ガルパン”を見てみた

ガールズ&パンツァー

タイトルだけ見るとなんとも怪しげなタイトルです(笑)。

実際にこのアニメを取り上げたtweetに対し、某”NO 安倍!”系の人から”少女とパンツとは下品で、けしからん!”という趣旨の抗議があったようですが、当然パンツとはまったく無関係のアニメです。

SNS界隈ではネタなのか電波系の人なのか話題になったみたいですね。

そんなヤバい人たちにはなるべく目をつけられたくないと思いますが、僕がこの”ガールズ&パンツァー”を初めて知ったのは確か、数年前にパチンコかスロットの新台で出てきたからだと思います。

まぁ、僕もテレビCM(地方都市はパチンコ屋の新台入れ替えのテレビCMが多い)で、タイトル名をいきなり聞いたときは

”ガールズ&パンツ・・・?”

と二度見ならぬ、二度聴きしてしまったんですが(笑)、まとめ系サイトで薦められている面白いアニメなどよくよく見返すと、たまに名前の挙がる作品でした。

そんなこんなで少しだけ気になっていた作品だったんですが、今クールのアニメが不作気味だっとということもあり、Amazonプライムで一気見してみました。

今回はその感想を書いてみたいと思います。

(画像引用:「ガールズ&パンツァー」公式サイトより)

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「ガールズ&パンツァー」とは

「ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)」とは2012年10月から12月にかけて製作・放送された日本のオリジナルアニメとなります。

日本での通称は”ガルパン”、海外では”GuP”と表記されることが多いみたいですが、”GIRLS”はもちろん英語、”und”と”PANZER”はそれぞれドイツ語のようです。

直訳すると”少女と戦車”というタイトルとなりますが、英語とドイツ語がミックスされていることになりますね。

調べてみると”少女”を表すドイツ語は”Mädchen(メートヒェン)”らしいのですが、これだとメインターゲットとなる日本人には直感的にどんなアニメか分かりませんし、”PANZER”は英語圏でも意味は分かるみたいなんですが、”PANZER”はニュアンスとしては”ドイツの戦車”を表すようです。

苦肉の策としておそらく”and”をドイツ語の”und”にして、ドイツ語を少し分かりやすくしたのだと考えられますね。

あらすじ

空母の上に学校が存在し、「華道」や「茶道」とならんで乙女の嗜みとして昔から世の中に親しまれてきたのが「戦車道」という世界が舞台になります。

高校二年生で主人公の西住みほが茨城県大洗町の県立大洗女子学園(と言っても空母の上にあり、それが小さな街を形成しています)に転校してきます。

みほの実家は”西住流戦車道”の家元であり、みほも転校前は戦車道の名門”黒森峰女学園”で一年生ながら副隊長を務めるほどの腕前の持ち主でした。

しかしながら試合中のとある出来事が原因で戦車道やその学園が嫌になり、戦車道のない大洗女学園に転校してきたという過去がありました。

元々、引っ込み思案の性格から中々友達のできなかったみほでしたが、そんな彼女にも武部沙織と五十鈴華という友人ができるようになりました。

そんな、ある日のこと生徒会から全校生徒へ向けて、文部省から戦車道へ力を入れるよう全国の学校にお達しがあったことが発表され、戦車道を履修した人たちには色々な待遇や優遇措置を受けることができることが伝えられます。

それに色めき立つ生徒たちでしたが、大洗女学園には昔は存在した戦車道や戦車そのものがありませんでした。

当然そういった話に興味のないみほでしたが、三人が昼食をとっていると、彼女たちの前に生徒会が現れます。

生徒会はみほの経歴を知っており、戦車道へ是非ともみほを参加させたいのでした。

事情を察した沙織と華は生徒会の申し入れをきっぱりと断りますが、結局、みほはそんな二人の気遣いや思い触れ、戦車道に参加するとになります。

参加希望者も何人か集まりスタートする戦車道でしたが、みほ以外は戦車道は知っているものの戦車については全員素人です。

そんな状態で全国を目指すことになるわけですが、みほは仲間達と戦車道を通して新しい戦車道を見つけ始めるものの、突然学校が戦車道を始めたのには理由があったのでした。

という感じのお話です。

説明的になり過ぎずいいテンポ感を生みだしている

さてここからは感想となりますが、

中々面白かった

ですね。

インターネットなどで、たまに面白い作品に挙げられることがあるこの作品ですが、納得です。

作品は基本的に全12話で構成されて、これに劇場版が加わる形になっており、尺としてはかなり短いのですが、その尺を絶妙なテンポ感で進められており、グイグイと惹きつけられます。

テンポが良すぎて、見出したら止まらないというタイプの作品ですね。

余計なストーリーに時間を割けないという制約もあったんでしょうが、「戦車道」という独特の競技が存在する世界や学校が空母の上に当たり前にあるという世界観を、特に説明することなもなく、それでいて分かりやすく構成されており、計算された脚本という印象でした。

テレビの人気バラエティ番組のプレバトの俳句コーナーではやく夏井先生が、

”余計な説明はしない” ”説明すると散文的になる”

とおっしゃっていますが、これにまるで当てはまるように見ている人間に想像力を働かせることでしっかりと理解できる内容になっているのは、突飛な設定ということを考えると大いに感心させられました。

戦車のことを知らなくても楽しめる

そして、もう一つ惹きつけられた点は戦車を題材として、それをしっかりと掘り下げて描いていた点でしょうか。

おそらく見ている人の中で戦車について詳しく知っている人は100人に1人もいないのでしょうが、それでもストーリーはそんなことを気にすることなく様々な戦車が出てきて、車名も色々登場します。

まぁ、戦車のことは分かりません。

でも、それでもストーリーというか大勢に影響はないようにうまく構成されており、作中でも大洗女学園の一部の戦車マニアがそう語っているだけで、見ている側はその他大勢の部員と同じなので、置いていかれている感じがありませんよね。

まるで「ヒカルの碁」のようなストーリー構成の上手さというか、囲碁を知らなくても何だか囲碁をやっている、理解して、楽しい感じになっているのといっしょで、戦車ってなんか奥が深そうで面白そうだなという感覚にさせてくれますよね。

このあたりを配慮していないようで、深い配慮がされていたような印象でした。

ツッコミどころは満載もストーリーの軸がブレないので気持ちイイ

最後に、この作品は一気に最後まで駆け抜けるような感じでストーリーが展開しますが、細かいところ見ると街中でドンパチをやったり、家やお店をガッツリぶっ壊したりしていたりして、笑えます。

まぁ、そもそもが空母の上に街ができているという点や、それらが海上で運行して、大会となればある場所へ集結するという時点でおかしなところだらけではあります。

戦車で撃ち合いながら大怪我しないのも激しいツッコミどころなんですが、それはサラッと進められて触れられません(笑)。

ただ、それがさも当たり前という感じで展開されていたり、現実の世界に無理に寄せにいっていないのがなんとも清々しく感じますよね。

また、そういった超非現実な世界観の中でありながら、しっかりと戦車道というスポコンモノや戦略モノの要素を軸としてブレずに成立させており、逆に通常であればツッコむところはなんだからニヤリと笑わせる要素になっている印象でした。

決して深い作品とは言えないとは思うんですが、頭空っぽにして見ると本当に馬鹿馬鹿しくも愛する作品だなという内容でした。

こういった作品を”面白い”とはっきりと言える人とはいいお酒が飲める感じがします。


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