今日うちの奥さんが仕事から帰るやいなや
“ウチの家、ダニおるんちゃうのー?”
と足がプクっと腫れているを見せられたんですが、確かに通常の蚊に刺された腫れじゃない。
かと言って、ダニかな?というのも早計だし、そんなに騒ぐほど腫れているわけではないので、僕もフーンとなっていたわけですが、Yahooニュースを見ていたら、”「殺人ダニ」西日本に偏在?韓国の致死率高く 「SFTS」は日中韓で確認の新型感染症“というタイムリーな記事がありました。
記事を読んでみると最近世間を賑わせているヒアリ以上にヤバそうな内容だったので今回は取り上げてみることにしました。
「殺人ダニ」西日本に偏在?…の記事の抜粋
実際のページにリンクを貼ろうかと思いましたが、おそらく数か月もすればページがなくなりそうなので、記事の内容だけ抜粋だけすると
- 50代の女性が野良猫に噛まれ死亡したが、野良猫がマダニに噛まれていたことによる(媒介する)感染症が原因だった。
- 感染した猫に噛まれて人が死亡した例は初めて
- マダニ経由で死亡した人は日本では過去5年で57人
- これまでマダニ感染症を発症した266人はすべて石川県以西の地域で発生しており東日本では0。
- 平成25年に初めて報告された
- 日本での致死率は21%、韓国では46%
- この感染症はSFTS(重症熱性血小板減少症候群)というらしい
だそうですが、メッチャ恐ろしいですね。
ちょうどうちの奥さんがダニの話をしていたことや、ウチも猫を飼い始めたばかり(約1か月)なわけで、簡単に見過ごすわけにはいけません。
ただ、この記事は元ネタは産経新聞からの転載記事のようでしたが、実は肝心なことが書いていません。
初期症状や潜伏期間は?
本当に最近のマスコミは記事のツメが甘い(ヤレヤレ)ですよね。肝心なことが書いていない。
ということで、僕のほうでネットで少し調べてみました。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とは
主な症状
発熱、吐き気、腹痛、下痢など症状が風邪に似ている
症例
38度以上の熱を発症し、血小板や白血球の減少が見られる
原因
主にマダニが保有する重症熱性血小板減少症候群ウイルスの感染により発症する。
マダニに直接噛まれることにより感染するだけでなく、他の哺乳類(犬や猫)を経由して感染する場合(死亡例)もある。
潜伏期間
6日から14日
対処方法
現在有効な治療薬やワクチンは存在せず対症療法となる
致死率
日本では20%という報告例があるが、海外では50%という国もあり
感染が多くみられる年齢
主に50歳以上
日本では2017年現在300件近く報告されており、58名の方が亡くなられていますが、感染は主に50歳以上がほとんどで、今のところ50歳未満の死亡例はないようです。
その他
2011年に中国の研究者によって世界で初めて報告された。
以上注意喚起ということで国立環境研究所や厚生労働省、Wikipediaなどネットに書いてあったことを簡単にまとめてみました。
もちろん僕は専門家ではないので、似たような症状があれば病院などで専門家に相談してください。
色々分かったことがあれば今後も追記していきます。