「前代未聞ですよ・・・」そういえばこの言葉って悪い意味で使うのか?

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高野連事務局長の2試合連続引き分け再試合へのコメント

みんさんこんにちは。今回は日本語に対するテーマを取り上げてみたいと思います。

昨日(2017年3月26日)の甲子園で行われているセンバツ高校野球ですが、2試合連続15回引き分けとなり再試合となることが決定しました。これにより新たなな日程の追加となったわけですが、運営のほうは入場料にホクホクしながらも、日程の調整に四苦八苦、果たして予定通りにちゃんと終わるのかは正直びくびくだと思いますし、再試合となった学校のほうも応援に際しての在校生の応援の手配や、試合をする野球部の滞在費に関しては走り回ることになりかなりバタバタしていることが想像できます。

この2試合連続引き分け再試合に対する高校野球の事務局長のコメントが「前代未聞です」だったそうなんですが、これを最初Yahoo!ニュースで見たとき、正直なところなんて不謹慎な事務局長なんだと感じたわけです。

でもね果たしてこの「前代未聞」という言葉て悪い意味で使う言葉なのでしょうか。そんなことをふと思ってしまったわけです。


通常「前代未聞」と聞くと悪い意味の枕詞のように感じる

まず最初にですね、結論から言うと完全な正解は分かりません。

僕が思い違いをしている可能性はあるのですが、「前代未聞」の出来事と聞くと、何か悪い意味でとんでもなく珍しい出来事がおこった、もしくは起こしたように感じませんか。個人的な感覚でも、まぁ間違いなく今までの常識や経験上味わったことのないようなことを、しでかした、やらかした人間がいるような聞こえ方がします。

大体みなさんのこの言葉の使い方からしても大概こんなイメージだと思うのですが、こういった珍しいことってよーく考えてみると、実は別に悪いことを表現するために使うとは教えられてはないような気がするんですよね。実際に現在の国語辞典などにも、未だかつて体験したkとがないような意味合いで説明はされているそうなんですが、けっして悪い意味というニュアンスで使うなとの表記はないそうなんです。

となると、例えば「前代未聞」の快挙という使いかたも、世間一般の感覚だと少し違和感がありますが、どうもあながち間違った使い方ではないようなんですよね。

この「前代未聞」の類義語として、 「かつてない」「 空前の」「 未曾有の」などがありますが、前二つははどちらかと言えばプラスから最悪でもニュートラルな印象、「未曾有」はどちらかといえば「未曾有の大惨事」とかマイナスなイメージ、そしてこの「前代未聞」の持っているマイナスのイメージって何なんでしょうね。

この四字熟語も単純に文字だけから意味を拾うと、「今までに聞いたことがない」というだけですからやっぱりマイナスぽさはこの言葉単体だけ拾うとないんですよね。こういうのはやっぱり口語的な使い方による勝手なおもいこみなのでしょうか。それともニュースなどのテレビ番組の影響なのでしょうか。

結局正解は日本語学者の方や林修先生のような国語のエキスパートにしか正解はわかりませんが、新聞などの校閲が厳しいメディアがかつての勢いを失っている以上、テレビなど耳から言葉が入り人々に影響を与えやすい媒体はしっかりとした言葉の使い方をしてもらいたいものですね。

アナウンサーは言葉のイントネーションばかり優先されているようですが、正しい日本語の使用が第一にあるべきなのではないのでしょうか。

とりあえず、「前代未聞」の正しい使い方の正解、多分いい意味でも使っていいんだろうけど誰か正解教えて(笑)