ユニコーンステークス2017(GⅢ)予想

ユニコーンステークス春のグランプリレースの宝塚記念(GⅠ:阪神競馬場2200m)がいよいよ来週になりましたが、みなさんもそろそろ予想が始まっているところでしょうか、それともキタサンブラック一強の様相から今回は”見”に徹する方もいらっしゃるのでしょうか。

春のGⅠが毎週行われたのに慣れてしまうと、安田記念からの空白期間はとてつも長く、このブログの競馬予想記事も空白期間が生まれてしまいました(GⅠだけやろうと思ってました)が、ブログお友達の梅木官兵衛さんが”ユニコーンステークス(GⅢ)の予想はやらないの?”というご意見?もありましたので、ご要望にお応えして予想をしてみたいと思います。(画像引用:JRA公式サイト「ユニコーンステークス」より)

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ユニコーンステークス(GⅢ)概要

東京競馬場のダートコース1600mで行われる3歳限定のレースとなり、今年で22回目の開催となります。

かつては今ほどダートのレースが整備されておらず、ダートを得意としていた3歳馬はダービー終了後は古馬とのレースを待つしかなかったわけですが、20数年前に3歳馬の前半戦ダート王決定戦としてこのユニコーンステークスが創設されました。

第1回の勝馬はあの”マイルの王様”タイキシャトル(当時はマル外扱いでこのレースを使うしかなかったという記憶があります)ですが、この時期は休養にあてて秋に備える馬が多いのか、厩舎的にまだ芝で見切ることができないのか、それともGⅢで賞金的うま味が少ないのかあまり有力馬は揃わない印象を受けます。

レース展望

過去のレースを見る限り差し馬が有利だとか先行馬が有利といった目立った傾向は見られませんがタイムは1分36秒前後で決着することが多く、ダートにしては高速決着と言えるのである程度のスピードは必要だと思われます。

勝馬の血統を見ると、バリバリのダート血統なども見受けられますが、それほどダートが得意とは思えないステイゴールドやアグネスタキオン、サクラローレルなどの産駒がいることなどを見ても、血統だけで判断するのは危険な印象を受けます。

あまり共通点の見られる項目はありませんが、しいて言えば末脚のしっかりした馬、近走好走している馬がやはり勝ち馬に共通していることでしょうか。

ここ10年間の勝馬、2着馬を見ても20頭中18頭が3番人気以内と、突然激走というタイプが少なく、実はあまり荒れないレースと言えるかもしれません。

有力馬の血統診断と評価

リエノテソーロ(2枠4番)

父:Speightstown 母の父:Langfuhr

前走NHKマイルC(GⅠ)を13番人気ながら2着に飛び込んできましたが、中段待機から上り3ハロンで34.0を記録するなど芝の重賞戦線でも通用することを証明しました。

地方馬中心のメンバーながらも昨年の全日本2歳優駿(GⅠ:ダート1600m)を制するなどダートは2戦2勝、本命馬としての実績は十分と言えます。

血統的には父系がSpeightstown(Gone West×Storm Cat)、母系を見てもDanzigの他、Gulch、Easy Goerなどアメリカのダートの得意な名馬が並ぶのでバリバリのアメリカ娘という印象を受けますね。

芝で示した能力をダートでも発揮してくれることでしょう。

戦績:◎ 血統:◎

サンライズソア(8枠15番)

父:シンボリクリスエス 母の父:スペシャルウィーク

7戦3勝中ダートでは2戦2勝と未だ底を見せていないので上位人気が予想されます。

血統的には父、母の父のみならず母の母の父もホワイトマズルとかなり重たい(長距離向き)上、ダートよりも芝を得意としている血統で固められているのでこの条件にはまったくあっているとは言えません。

また、シンボリクリスエスは大物を出してくるというよりも、平均以上の馬をコツコツ出してくるタイプなので血統的には評価はできません。

戦績:〇 血統:×

サンライズノヴァ(4枠8番)

父:ゴールドアリュール 母の父:Thunder Gulch

現在6戦2勝(ダート5戦2勝)で前走オープンの風雛ステークスを4着、前々走伏龍ステークスを2着と安定した成績を残しています。

血統的にはパッと見完全なダート血統ですが、母の母の父まで遡るとリアルシャダイが出てくるので少しスピード感や決め手に欠ける血統のような印象を受けます。

好走はするでしょうが勝ち切るまでいけるでしょうか。

ただ父はあのゴールドアリュールで騎手戸崎で油断は禁物です。

戦績:〇 血統:〇

シゲルベンガルトラ(5枠9番)

父:プリサイスエンド 母の父:キングヘイロー

すでに13戦していますのでローテーション的に消耗が気になりますが、2歳途中からダートに転向してからオープンでも安定した成績を残しています。

血統的には父系がエンドスウィープ系のプリサイスエンド、母系が戦績は微妙でいい牝馬に恵まれない中そこそこ産駒成績を残したキングヘイローで一見地味な血統に見えます。

個人的な印象としてエンドスウィープ産駒は安定した成績を残す秀才タイプなんですが、そこにアメリカの名牝と呼ばれ、日本への売却が惜しまれたグッバイヘイローを母にもつキングヘイローが絡んでいるので、少し不気味さはある血統です。

戦績:〇 血統:〇

ハルクンノテソーロ(1枠2番)

父:ファスリエフ 母の父:ワイルドラッシュ

2歳時点ではひ弱さも見えた馬ですが前走青龍ステークスで2着など好走気配があります。

血統的にこの馬が祖母があのトウカイテイオーの妹という点が注目ですが、母系の産駒成績はトウカイテイオー以外はソコソコ活躍するものの、重賞を勝ちきれない馬が多いので、父系母系ともに底力に欠ける印象があります。

ワイルドラッシュがいるのでダートの適正はあるかもませんが、どこまでという感じはします。

戦績:〇 血統:▲

アンティノウス(4枠7番)

父:クロフネ 母の父:ネオユニヴァース

前2走がダートで2連勝と注目が集まりますが、戦績だけ見るとスピードや決め手不足からダートに転向してきて勝利したという印象を受けます。

ただ前走500万以下と思って舐めて動画を見たら、かなりの大楽勝でした。着差も開いています(0.7秒)が、それ以上に手ごたえが抜群でしたね。まだまだ力を秘めているかもしれません。

血統的には父クロフネはダートで圧倒的な結果を残しましたが、自身ほどのダート適性を産駒が記録してないことなどから、バリバリのダート向きとは断定できません。

どちらかと言えばダートはこなせるが母系や能力の高さで重賞に勝つというタイプだと思いますので、母の父ネオユニヴァースという点からも血統面からは押せるほどではないですね。

戦績:△ 血統:△

ラユロット(3枠6番)

父:エンパイアメーカー 母の父:マイネルラブ

現在5戦2勝2着2回と安定した成績を残していますが、まだ500万以下を勝ったばかりです。

父と母の父だけパッとを見ると、条件下までの馬が多いという印象の血統で底力不足に感じます。

ダート適性に関しては比較的ダートで走る馬が多数見受けられますので、適正はあるでしょうがやはりちょっと地味な血統ですね。

戦績:△ 血統:△

サヴィ(3枠5番)

父:ストリートセンス 母の父:アルカセット

戦績はまだ条件下までながら2戦2勝と唯一の無敗馬で、問題は他馬との力関係です。

この二つのレースとも重馬場であり比較的早い馬場になったようですが、良馬場で若干パワーが必要な馬場になった時にどういったレースをするか分かりません。

血統的な印象としては若干個人的になじみのない馬が多く、母系は少し芝向きかな?というぐらいしか判断しにくいのですが、3代前まで遡ると日本の競馬に合いそうな血統が揃っているので軽視はしにくいかなという印象を受けますね。

ウォーターマーズ(7枠13番)

父:シンボリクリスエス 母の父:El Prado

前走風雛ステークス(OP)3着で好走が続きます。

血統的には長めの芝向きの印象を受け、スピード感や決め手には若干欠けるような気がします。戦績を見ても早い時計を持っておらず、スピード勝負になった時に対応できるか若干疑問があります。

血統的には勝ち切るまではどうかと思いますがサンライズソアよりはダートには合っているような気はしますね。

戦績を調べると分かりますが、すべてのレースが後方から進めており鋭い末脚を繰り出しているものの、スピード不足で前半ついていないのかもしれないので若干距離が短い気がします。

戦績:〇 血統:×

タガノカトレア(6枠11番)

父:エンパイアメーカー 母の父:Saint Ballado

ここ2戦大敗しているので人気を下げそうですが、2走前は芝のGⅡ戦(フィリーズステークス:4番人気で14着)、前走の端午ステークス(1番人気で12着)は若干展開の影響があったことを考えると馬券的うま味はありそうです。

血統的にはダート向きの血統ですが、大物になりそうかと言われると若干微妙な感じがしますね。

戦績:〇 血統:〇

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馬券的に切った馬

シゲルコング(1枠2番)

父:シニスターミニスター 母の父:ダンスインザダーク

血統的にダートは向いてそうですが、近走が凡走続きで底が割れています。特に目立った決め手を見せたレースもないので切ります。

トロピカルスパート(7枠14番)

父:フリオーソ 母の父:コマンダーインチーフ

前走青竜ステークス9着。2勝していますが、勝ったレース以外は凡走が多く厳しいでしょう。血統的に見どころがないような気がします。

トラネコ(8枠16番)

父:スズカマンボ 母の父:コマンダーインチーフ

前走500万以下を勝っていますが、時計を持っていない、大外、血統的に特に気になる部分がないということで消します。

参考レース

風雛ステークス

5月21日開催の京都ダート1800m3歳限定オープン戦。前半1分1秒3(勝ちタイムは1分51秒9:ローズプリンスダム)の比較的早いレースで進み、先行馬が下位に沈む中サンライズノヴァは2番手から4着に粘り、ウォーターマーズとブルベアバブーンは後方から追い込む展開でした。

3着 ウォーターマーズ
4着 サンライズノヴァ
5着 ブルベアバブーン

ウォーターマーズ(上り3F37秒1)とブルベアバブーン(同38秒0)は同じ位置からこの着差ということで決め手という点ではウォーターマーズのほうが上と言えるかもしれません。

青竜ステークス

5月14日開催の東京ダート1600m3歳限定のオープン戦。重馬場ということで早いペースで進んだものの、上位馬のほとんどが中段より前に位置していたのがポイントですが、2着のハルクンノテソーロだけ8番手から追い込んできたのが目立ちます。

1着 サンライズソア(1分35秒2)
2着 ハルクンノテソーロ
3着 シゲルベンガルトラ
9着 トロピカルスパート

シゲルベンガルトラはレースを見る限り、抑える感じなく積極的に行った形だったので、翌3着に粘ったなという印象を受けますし、勝ったサンライズソアは逆にいいペースメーカーを前に馬が置けてうまくハマったという味方もできます。

端午ステークス

4月30日開催の京都ダート1400m3歳限定のオープン戦。前半800mが48秒6とこの距離にしてはそれほど早いペースではありませんが、4着までの馬は中段より後ろから差してきています。

2着 ブルベアバブーン
3着 シゲルベンガルトラ
12着 タガノトレア

ブルベアバブーンとシゲルベンガルトラは36秒台ちょうどぐらいの上りタイムでほぼ着差なしですが、ここで気になったのは12着のタガノトレアです。この馬が1番人気だったということですが、前半が少し早すぎたというのが敗因でしょうか。ただちょっと負けすぎな気もしますね。

伏竜ステークス

4月2日開催の京都ダート1800m3歳限定オープン戦。重馬場で行わていますが、2着サンライズノヴァは勝ったリゾネーターから0秒7差、4着シゲルベンガルトラは1秒9差、6着ブルベアバブーンは2秒4差とあまり着順がそのまま評価できないレースです。

2着 サンライズノヴァ
4着 シゲルベンガルトラ
6着 ブルベアバブーン
8着 シゲルコング

重馬場だったという理由はるもののサンライズノヴァとシゲルベンガルトラは4番手5番手あたりにいてこれだけ差があるので、この2頭にも少し力の差もあるのかもしれませんね。

ユニコーンステークス2017最終予想

まず、ダートの予想なのとリエノテソーロ以外それほど実績がないので全く自信ありません。昨日はかなり悩みましたが、おそらくはずれるので最終予想はざっくり行きたいと思います(笑)。

最初はリエノテソーロを本命にしようかなとは思ったんですが、牝馬であることや前走の反動などを考慮して若干危ないと思い単穴(▲)に評価を下げました。サンライズソアに関しても前走が重馬場だったことやシンボリクリスエス産駒、外枠ということで評価を下げました。

そうなると本来三番手と思っていたサンライズノヴァが浮上してきたのですが、前走は実は1番人気で、かなり前目に行っての4着。しかも200m長かったことを考えるとそこまで評価を下げることはないのかなと思いましたが、決め手は父がダートの魔王ゴールドアリュールという簡単な理由です(こじつけ)。

対抗のアンティノウスは前走500万以下のレースだったんですが、レースを見る限りかなり楽な手ごたえで最後までレースをしていたので、まだまだタイムをだせるということで評価を上げました。

他には色々なレースに出ているシゲルベンガルトラ基準で似たような力の馬は思い切って消していきました。

今回はどちらかと言えば底を見せてない馬を中心に選んだので、今までで一番自信がありません。

◎サンライズノヴァ(8)
〇アンティノウス(7)
▲リエノテソーロ(4)
△ハルクンノテソーロ(2)
×サヴィ(5)
×サンライズソア(15)

仮想投票

すべて馬連で

8から7、4、2、5、15
7から4、2、5、15
残り2-4

各100円 計1,000円です

現在の収支

7戦3的中(投資8,000円 回収5,380円)

回収率67.25%

安田記念の1着3着(◎-×)がやっぱり痛いです。

お友達予想

ブログのお友達も予想してますので参考にしてください。

コメント

  1. 梅木官兵衛 より:

    ゴールドアリュール産駒を軽視してはいけなかったorz
    完敗です。
    とうとう来週は春のシーズン総決算、宝塚記念ですね!
    頑張ろう!

    • neCOSTA より:

      梅木官兵衛さんコメントありがとうございます。
      リエノテソーロちゃん負けちゃいましたが、今回は展開や馬場などの影響があったと思うので悲観する内容ではないと思います。

      この結果で次走は評価を下げそうなので次はねらい目かもしれませんよ。

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