難解NHKマイルカップ2017を振り返る

アエロリット昨日(2017年5月7日)行われた3歳馬のマイル王決定戦、第22回NHKマイルカップ(GⅠ 東京競馬場 1600m)は横山典弘騎手騎乗のアエロリット(2番人気)が1分32秒3の好タイムで優勝し、この馬を管理する菊沢隆徳厩舎はGⅠ初制覇となりました。(画像:JRA公式サイト「第22回 NHKマイルカップ」より)

菊沢調教師と言えば僕なんかの中では騎手のイメージが強かったのですが、この勝利をきっかけにあまり目立つことの少なかった騎手時代を見返すことができればいいですね。

ではNHKマイルカップを予想と合せながら僕なりに振り返ってみましょう。

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第22回NHkマイルカップ(2017)結果

着順 馬番 馬名 騎手 タイム 体重 人気 予想
1 16 アエロリット 横山典弘 1:32.3 478 -2 2
2 14 リエノテソーロ 吉田隼人 1:32.5 1 1/2 450 -4 13
3 6 ボンセルヴィーソ 松山弘平 1:32.9 2 1/2 462 -2 6 ×
4 15 レッドアンシェル 福永祐一 1:32.9 クビ 442 -14 7 ×
5 11 オールザゴー 内田博幸 1:33.0 3/4 480 6 16
6 8 タイムトリップ 戸崎圭太 1:33.0 ハナ 478 -2 10
7 12 ミスエルテ 川田将雅 1:33.1 1/2 446 -4 5
8 13 トラスト 柴田大知 1:33.3 472 0 17
9 1 モンドキャンノ C.ルメール 1:33.3 クビ 472 -2 3
10 10 ディバインコード 柴田善臣 1:33.4 1/2 490 -2 11
11 5 プラチナヴォイス 石川裕紀人 1:33.4 クビ 508 4 8
12 7 ジョーストリクトリ 武豊 1:33.6 3/4 490 -2 9
13 3 アウトライアーズ 田辺裕信 1:33.6 ハナ 480 0 4
14 2 キョウヘイ 高倉稜 1:33.7 1/2 424 -4 14
15 9 タイセイスターリー 北村宏司 1:34.0 1 3/4 518 -2 15
16 17 ナイトバナレット 藤岡佑介 1:34.0 アタマ 478 0 18
17 4 カラクレナイ M.デムーロ 1:34.2 1 1/4 484 4 1
18 18 ガンサリュート 池添謙一 1:34.3 3/4 508 4 12

レースの感想

まず、率直な感想ですが勝ったアエロリットは強い勝ち方でしたね。レースのタイムもペースも比較的早い中先行し、上がりも34秒台前半でまとめるなどほぼ完勝と言っていい勝ち方でした。2着に入ったリエノテソーロに関しては人気薄でしたが中段のいい位置をキープしベストのレース結果でしょう。逆に1番人気カラクレナイは少し負けすぎという気がしますが、一夜明けて厩舎がどういったコメントを出してくるか今後の参考にしたいと思います。

僕が本命に押していたモンドキャンノですが、レースが始まってすぐに掛かり気味先行した瞬間負けを覚悟しました(笑)。あくまで中段あたりをキープしての予想だっただけに予想していた悪いパターンのほうが出てしまいました。対抗馬にしていたミスエルテに関しては悪くない位置取りだっただけに単純に力負けでしょう。

戦前の予想からの答え合わせと各馬の今後

第22回NHKマイルカップ2017 予想
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アエロリット

勝ち馬 予想:大崩れはないと見るも善戦タイプと見て無印

戦前の僕の予想ではこの馬は1勝馬でありながら、桜花賞5着や2着が3回があることから力はあり大崩れはないと予想していたものの、同じ桜花賞組のカラクレナイとの比較でどちらがレースを勝ちきれるかという点で善戦タイプと判断して切ったわけですが、そういった評価を覆す形であっさり勝ってしまいました。

切ったもう一つの理由としてクロフネ産駒で芝のGⅠ、しかも東京コースなんでちょっと難しいだろうと判断したんですが、母の父ネオユニヴァースの血が騒いだんでしょうか、この勝ち方であれば今後も体調さえ万全ならかなり期待できる勝ち方だと思いますが、おそらく血統的には本来このレースのように勝ち切るタイプではないと思います。今後はGⅡなどグレードが下がってもあくまで2着3着が多くなってくるのではないでしょうか。

今回馬券的には買えなくもなかったですよね。少し桜花賞の結果を重視し過ぎたのかもしれません。馬場が稍重だったということは考慮してもよかったですね。

将来的には馬券的に信頼できる一頭だと思います。

リエノテソーロ

2着 予想:オープンでの実績がないと見て完全に切る

オープンの成績がアネモネステークスの4着だけではとてもじゃないが買えません(笑)。今回の馬券を当てるとすればアエロリットを完全に軸としておかないと完全に当てるのは不可能ですよね。レース結果を見る限りもちろん地力はあるでしょうが位置取りもよかったなど、ハマった感が多少あると思います。

今後は、成長力しだいではありますが、少しグレードの高いレースでは厳しいのではないのでしょうか。

モンドキャンノ

9着 予想:本命予想もかかるのを不安視

見事不安が的中しました、予想的中です(笑)。

結果論ですが、あの決して遅くない展開で前に行きたがって尚且つ直線でも余裕がないということはこの馬には距離の限界がありそうです。血統的にもマイラーまでと見ていましたが現段階ではもっと短いほうが力を発揮できそうですね。

今後はあくまでマイル前後だとゲートを出てみないと分からないでしょうが、馬券的に信頼をおくとしたら1400m以下になってくるでしょうね。距離が短くなってあっさり勝つというパターンもあるかもしれないので、まだまだ見切るのは早いかもしれません。

ミスエルテ

7着 予想:対抗馬と見るも圧勝か惨敗のどちらか

この馬も予想通りでしたね。勝つとすれば2歳時の評価が正しく圧勝、負けるとすれば力負けの惨敗とふんでいましたが後者でした。位置取りも悪くなかったと思うので力負けでしょう。

ただ、この結果であれば今後同じ条件では買えませんが、父がフランケルなのでもう少し距離が伸びたほうがいい可能性があります。オークスには出てこないでしょうが秋のトライアルなどでは狙ってみてもいいかもしれません。

そこでダメなら完全な早熟タイプだったということでしょうが、馬券的には面白いかもしれません。

オールザゴー

5着 予想:単穴、三勝馬+スプリングSでモンドキャンノより先着

スプリングステークスのレース内容から結果は額面通り評価できないと判断し、まだこの馬は底を見せていないと思っていましたが間違ってはいなかったようです。ただ5着というのは微妙ですよね。

今後の成長次第ではありますが、父ステイゴールドのようにGⅠ戦線で活躍する可能性もありますし、逆に現段階ではそこまでの馬じゃない可能性もあります。こういった馬の取捨が馬券的には重要ですね。秋に向けてレース内容は注視していきたいと思います。

カラクレナイ

17着 予想:底を見せていないと判断して連下(△)

オッズでは一番人気でしたが負けすぎですね。厩舎のコメントしだいでしょうが牝馬なのでこういうことはあるでしょう。敗因は馬に聞いてくれというレースかもしれません。

僕としては、牝馬で、しかも桜花賞はあくまで4着ということで過剰な評価はどうかなとは思っていたのですが、間違ってはいなかったですね。なぜ負けたということは重要ですが、こういった大敗は逆に何か理由があるはずなので、馬券的にはそこが今後のポイントでしょうね。

ボンセルヴィーソ

3着 予想:あくまで3着までと見て押さえ

3着、正解です(笑)。もう一回やれば2着にくるかもしれませんが、この結果で完全な善戦タイプということが判明しました。正直あれだけ前に行って好成績を続けられるということは強い馬だと思いますが、どういったレースや馬場がこの馬の勝てるパターンなのか早く見つける可能性がありますね。

こういったタイプは距離次第ではありますが今後GⅠで頭はないと見て買いやすい(切りやすい)ですね。

レッドアンシェル

4着 予想:勝ちきるまではいかないまでも軽視はできないと見て押さえ

皐月賞2着のペルシアンナイトが出ていたレースとしてアーリントンカップ(GⅢ)を基準レースとし、この馬を取り上げレッドアンセル>ジョーストリクトリ=ディバインコードではないかと判断していましたが、ここも間違ってはいなかったですね。

父マンハッタンカフェなので距離が延びることは悪くなさそうですが、今後のレースしだいですね。

まとめ

結果的には一着、二着を無印にすることになりましたが、しっかりと根拠をもって切った馬が下位に沈むなど全体的な予想としては間違っていなかったのではないかと思います。ただ、どちらかと言えばあまり深く考えずに切った二頭で決まったのは少し痛かったですね。今後の教訓にしたいと思います。

馬券収支(仮想)

投資:1,400円 回収:0円

累計3戦1的中 -2,570円(投資:4,000円 回収:1,430円)

回収率:35.75% はずし過ぎ(笑)