ファンディーナ 牝馬で69年ぶりの皐月賞制覇へ挑む

牡馬クラシック第一弾皐月賞

先週の桜花賞は一本かぶりの大本命馬(単勝1.4倍)だったソウルスターリング(美浦・藤沢和厩舎)が道悪に泣きまさかの3着(勝ち馬は8番人気レーヌミノル)となりましたが、今週は牡馬クラシック第一段となる皐月賞です。

僕が競馬に興味を持ち始めて初めて見た皐月賞は、ナリタタイシンが勝った時の皐月賞だったのですが、当時はウイニングチケットビワハヤヒデという人気馬に対してライバル馬がどう絡んでいくという前予想で、僕も前日からレース直前まで一日中頭を悩ませたのをよく覚えています。当時の馬券購入(PAT)は確かダイヤルアップ接続でファミリーコンピュータ(スーパーファミコンじゃないです。初代です!)を使って馬券を買いましたね。今考えると凄い時代だ(笑)。(サムネイル画像引用:netkeiba.com「ファンディーナ」より)

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あれから20数年経ち、ここ10年ぐらいはタイミングが合えば競馬中継を見る程度になってしまいましたが、最近はこのブログを始めてかつての競走馬を取り上げたリ、ブログサークル(ブログ系SNS)やブログランキングなどで競馬を題材にしているブログを読んだりすることも多くなってきたので、実は僕の競馬熱が再燃し始めたりしています。

そんなこともあって、現在のクラシック有力馬のトライアルレースなどをYouTubeなどでしきりにチェックしたりしているのですが、現在前情報でもグングンその評価が上昇している牝馬でありながら皐月賞に登録しているファンディーナの動画を見る機会があったのですが、久々にこれは強いし、もしかしたら皐月賞勝っちゃうかも!?ということで今回取り上げてみることにしました。

ファンディーナとは

驚きの前走

このファンディーナの驚きの走りっぷりは、とにかく下の動画を見ていただくとよく分かります。このレースはフラワーカップ(GⅢ)という重賞で、桜花賞出走組が出てきていないという割引は必要なものの、そこそこ強い馬がそろっているはずなんですが、直線を向いてから鞍上の岩田康誠騎手は馬を追っていません。よーく見るとターフビジョンで後続との距離を確認しているのですが、それでいて着差5馬身です。

一般的に差したり追い込んだりする馬は見栄えがするので人々の記憶に残りやすく過大評価されがちなので、実は先行力こそ名馬の条件(ディープインパクトは例外中の例外)だったりするものなんですが、久々にこれは強い!と思いましたね。ちなみ前々走とデビュー戦も見ましたが、これと同じぐらいの圧巻の勝ちっぷりでした。

追加登録料を払っての出走

栗東 高野厩舎所属で現在三戦三勝の牝馬(女の子)なんですがこの皐月賞には追加登録料200万円を払って出走すると言われています。本来牝馬なら桜花賞に出走したり、オークスを意識するのであればそこから逆算したローテンションを組むのが普通なのですが、あえて牡馬クラシックにぶつけてきたということは、多少の勝算があるということでしょう。

牝馬の牡馬クラシック制覇と言えば2007年の日本ダービーウォッカ以来となりますが、皐月賞となると69年ぶりだそうです。果たして近代競馬ではウォッカ以来の快挙となりますでしょうか。

血統構成

最近競馬を注意してみていなかったので若干、母の父が何者か分からないのですが、そこ以外は堂々の血統構成ですね。父は説明不要のディープインパクトで3歳馬の2000メートルなら血統的には弱点と呼べるものはないでしょうね。大レースを制するだけの底力は十分でしょう。

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
ドリームオブジェニー Pivotal Polar Falcon Nureyev
Marie d’Argonne
Fearless Revival Cozeene
Stufida
Glia A.P.Indy Seattle Slew
Weekend Surprise
Coup de Genie Mr.Prospector
Coup de Folie

馬名の由来

ファンディーナという言葉はタイ語で「よい夢」(Phadlm Dina:英語表記だとFandina)という意味らしいですね。お母さんのドリームオブジェニーから連想しているのでしょう。

不安要素と勝利確率

中山競馬場はすでに経験していますし、1800メートルを三回ほど経験しているので距離や馬場に対する不安はないでしょう。レースぶりを見る限り前に行く足もあるし、スローペースに折り合いを欠くこともなさそうなので、逆にペースが上がる本番はレースがしやすくなるでしょう。鞍上も名手岩田康誠なのでマイナス要素はないですね。

力関係に関してもまだ未対戦の馬ばかりという点が不安かもしれませんが、おそらくこの時期に性別の差はほぼないので、普通に回ってくれば力負けということはない(少なくともいい勝負はできるはず)と思います。

それじゃ死角がないじゃないかと言われそうですが、問題は周りが牡馬だらけということでしょうね。この時期に本命馬の牝馬が飛ぶケースとしてフケ(発情)が原因なんてことがあるので、僕はここだけだと思いますね。

よって現在の僕の勝利確率は

50%と予想します

ライバル次第ではありますが、1,2着か着外の両極端な結果になるような気がします。

皐月賞展望

クラシック三冠のうち一番紛れのあるのが個人的には皐月賞だと思います。よく言われるように皐月賞は「最も速い馬が勝つ」と言われていますので、未完成な3歳馬だからこそマイラーや早熟チャンスにも十分チャンスはあるでしょう。ちなみに日本ダービーは「最も運がある馬が勝つ」、菊花賞は「一番強い馬が勝つ」と言われていますが、この名言はよくそのレースの性質を表しているなと思いますね。

重賞の勝ち馬がそれぞれ違うので例年ほど絶対的な存在がいません。牝馬のファンディーナにも十分勝機はあるのではないでしょうか。

※直前情報とリンクさせながら追記していきます。

出走予定の有力馬

ペルシアンナイト

ライバル馬に比べると距離適性でマイラーだと言われていますね。気になるのは二走前の京都の重馬場だったシンザン記念で中段から伸びを欠いての3着ですね。相手も強くないメンバーだったし、僕は思い切ってはずしてもいいような気がするんですが、デムーロというのが唯一怖いですね。父ハービンジャー、母父サンデーサイレンスで祖母はゴールドアリュールの母のニキーヤ。ここで5着、6着でのちのダートGⅠ馬というパターン?

カデナ

弥生賞の勝ち馬も、かつての名ジョッキー安藤勝己(アンカツ)の評価が実はあまり高くないのが不安。ということは弥生賞組は過度の信頼は禁物?

厩務員の良馬場を期待しますといったコメントや内からうまくさ差せれば・・・、という情報から読み解くとどうも絶対的な自信が感じられないんですよね。少し自在性を欠くということなんでしょうが、弥生賞のラップタイムなんかを見ると勝ち方の割には若干平凡ですよね。

少し人気先行型のようなタイプな気がします。父ディープインパクト、母の父フレンチドピュティ。鞍上は福永祐一で普通に着外に飛んでもおかしくない気がします。なんかのちの善戦マンという香りがしてくるんですが・・・。

弥生賞のレースをじっくりと見ましたが、この馬と2着のマイスタイルとの差は僅差という感じですね。逆に3着以下はいらんかも。

レイデオロ

藤沢厩舎なのが不安なんですけど、やはり目標はダービーのようです。ただ、アンカツはカデナよりもこっちのほうを評価しているみたいです。

鞍上予定のルメールによると

「四位(洋文)さんの馬、スワーヴリチャード(牡3歳/父ハーツクライ)ね。共同通信杯(2月12日/東京・芝1800m)は、ベリー・インプレッシブ(印象的)だった。それから、あとは……牝馬です。ファンディーナ(牝3歳/父ディープインパクト)。あの馬がたぶん、一番強い(笑)」(webSportivaより)

やっぱりファンディーナ強いみたいです(笑)が、ぶっつけの本番ということに対しては多分ファ大丈夫、瞬発力が持ち味でスローペースになるとプランを変更しないといけないと答えているのでそのあたりがポイントでしょうが、やっぱり不安要素は藤沢和厩舎ということでしょうね(笑)。

父キングカメハメハ、母父シンボリクリスエスでどちらかと言えば切れる末脚というより自在性と勝負所で勝ち切るスピードで勝負する血統ですね。

レースぶりをチェックしましたが直線あまり強くない馬が相手に抜け出すのに時間がかかっていたので、このあたりをどう見るかですね。

スワーヴリチャード

ルメールが名前上げていますが、少し戦ってきた相手が弱すぎるのと中山未経験なのが気になりますね。全体的な材料として不気味なもののちょっと本命には押しにくいですね。

父ハーツクライ・母父Unbridled’s Songで距離はピッタリでしょうね。馬場未経験なのは不安ではありますが、買ってしまえば逆に馬場が合ったというパターンがあるので、難しいところですね。

共同通信杯(GⅡ)チェックしましたが、直線ギリギリまで馬なりで追っていないんですが・・・、ルメールが評価するのも納得です。相手次第ということもありますが、レースぶりだけ見ればファンディーナと同じぐらいの衝撃的な勝ち方ですね。

アダムバローズ

出走馬唯一の4勝馬。距離経験があるのと近走連勝は魅力も、いずれも僅差勝ちで過去に二戦ほど大負けあるので、馬体のの本格化の可能性があるので完全に切る所までは押さえるぐらいの評価まででしょう。

父ハーツクライ、母の父Unbridled’s Songで血統構成はスワーヴリチャードと近いですが、あちらはノーザンファームの馬ということもあって、どちらかと言えばそちらのほうがやっぱり有力な気がします。

サトノアレス

昨年朝日FS(GⅠ)を勝った世代のチャンピョンですが、スプリングSで後ろから行ってコロッと4着に敗れましたね。朝日FSも6番人気だったことを考えると、評価はできません。父ディープインパクト、母の父Danehill。競馬の歴史からすると名馬は簡単には負けないはずなので、少し評価はできませんね。

逆にここを勝つようだと名馬になるかもしれないけど、どうなんでしょう。

ウインブライト

スプリングS(GⅡ)の勝ち馬でサトノアレスやプラチナヴォイス、アウトライアーズに同じような位置取りから勝ち切っているのは評価できますね。前走まであまり評価は高くなかったようですが、軽視はできませんね。

父ステイゴールド、母の父アドマイヤコジーンで血統的に2着、3着もありな気はしますが、スプリングSのレースを見る限り前につけた馬が軒並み止まって後方待機組が上位に来ているものの、どの馬も目立った脚を見せるわけではなくたまたまこの馬が勝ったという印象ですね。

少しこの馬も難しい気がします。

アウトライアーズ

スプリングSの2着馬ですが、勝ったウインブライトより逆に今までの人気は高かったようですね。今までの戦績を見るとどうも勝ち切るまでは行っていないので、勝負を決めるだけの足がなく少し厳しいタイプなのではないでしょうか。

父ヴィクトワールピサ、母の父フレンチドピュティで距離適性はありそうですがどうなんでしょう。

プラチナヴォイス

弥生賞3着馬。決め手がなく掲示板まででしょう。とてもじゃないが買えませんね。父エンパイアメーカー、母の父マンハッタンカフェ。

マイスタイル

弥生賞2着も勝ちきるまでは難しそう。ただこの時期なので一変してもおかしくないし、差し馬が多いので先行して粘るというのが怖いですね。

父ハーツクライ、母の父フォーティーナイナー、鞍上も横山典で強い相手に前走2着、大負けした経験がないので軽視はできないので不気味。