キタサンブラック対サトノダイヤモンド 久々のマッチ戦 ~第155回天皇賞・春(2017)~

長距離王決定戦開幕

予想した有力馬が4着までに一切絡んでこないという自身でも歴史的な大外し(恥ずかしー)をした皐月賞ですが、今週はいよいよ古馬の長距離王決める天皇賞・春がいよいよ今週(2017年4月29日発走)やってきました。回数をみてもお分かりのように第155回(秋もあるので1年に二回やります)という歴史的な一戦です。

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天皇賞とは

古くは八大競争とよばれる黎明期からある権威的なレースのうちの一つであり、ジャパンカップが開始されるまでは国内の古馬最強馬を決める一戦でした。現在は春に京都競馬場で3200m(16ハロン)、秋には東京競馬場で2000m(10ハロン)の距離で行われ、位置づけ的には天皇賞・春が古馬の長距離王決定戦、天皇賞・秋が3歳馬も含めた中距離王の頂上決戦の場となっています。

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フロックでは勝てない天皇賞・春

初めて天皇賞・春を意識して見たのがメジロマックイーンの天皇賞・春の三連覇のかかったレースでしたが、この時はたしかマックイーンがゲート前で珍しくイヤヨイヤヨをして長距離バカのライスシャワーに敗れたレースでしたね。ライスシャワーも最後は残念でしたが当時の絶対王者であったマックイーンが敗れるという衝撃のレースでした。

あと思い出深いのが、先頭に立つと仕事を終えたとばかりにやる気をなくすビワハヤヒデ(僕の最初のアイドルホースです)が全く危なげなく勝ったレースや、ナリタブライアンマヤノトップガンの絶対ムード(たしか、あの伝説の阪神大賞典の後のレースです)の中ぶっ壊れたレース展開(主力馬が折り合いを欠いたり早仕掛け)もありサクラローレルが抜けてきたレースですね。

ただ、過去の勝ち馬を眺めてきましたが、GⅠで一番何も起こりにくいのがこの天皇賞・春だと思います。やっぱり距離が長いだけにごまかしがききにくいというのがポイントなのでしょう。

伝説の前哨戦 ナリタブライアン対マヤノトップガン

天皇賞・春のレースではないのですが伝説の前哨戦となった一戦です。このマッチレースをした二頭が本番で敗れました。見どころは2:20秒あたりからです。

二強対決

現段階ではまだ枠順が決定しておらず19頭が登録されているというデータしかありませんが、今回は久しぶりに二強対決の様相を呈していますね。

菊花賞制覇からそのまま有馬記念まで制して一気に競馬界の主役に上り詰めた新鋭サトノダイヤモンドと、ビッグレースを制しながらもどこか頼りなさのあったものの、大阪杯を勝利したことによりその底力を証明して見せたキタサンブラック。他の有力馬が引退してしまったり故障などのため脇役たちが少し弱いという印象も受けますが、こういった二強対決も競馬の醍醐味だったりします。

個人的にはキタサンブラックもまだどこか完全には信用できないというところはありますし、サトノダイヤモンドも斤量も増えるし、春を迎えてどこまで成長しているかも鍵だと思います。

ここに割って入るとすれば展開が有利に働く馬(極端な逃げ馬や追い込み馬)か、絶対的な長距離適正のある馬(かつてのライスシャワーやステージチャンプ)ぐらいだと思いますが、残し数日までにそんな馬がいるかどうか動画をチェックしまくって探してみたいと思います。

二日後ぐらいには予想を発表してみたいと思いますが、果たしてそんな馬がいるかどうか注目です。(両頭のデータ並びにその他有力馬の情報は後に追記します)

サトノダイヤモンド

ディープインパクト
2002 鹿毛

*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

マルペンサ
Malpensa
2006 鹿毛

Orpen
1996
Lure Danzig
Endear
Bonita Francita Devil’s Bag
Raise the Standard
Marsella
1997
サザンヘイロー Halo
Northern Sea
Riviere Logical
Talonada

(Wikipediaより)

天皇賞・春の段階で9戦7勝(うちGⅠ2勝:菊花賞、有馬記念)二着1回(日本ダービー)、三着1回(皐月賞)と底を見せていないのが強みですね。少しだけ母系が中距離よりな印象をうけますが、お父さんがディープインパクトなので不安というほどのことはないですね。

全くはずす理由のない本馬ですが、一つだけマイナス点を上げるとすれば初の58キロ(今までは55キロならびに57キロで走っている)を背負うというところでしょうか。距離が長いだけにこの1キロがどういった影響を与えるか、ここでしょうね。

キタサンブラック

ブラックタイド
黒鹿毛 2001

*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ
Halo 1969 Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well 1975 Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair 1991
鹿毛 アイルランド
Alzao 1980 Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere 1977 Busted
Highclere

シュガーハート
鹿毛 2005

サクラバクシンオー
鹿毛 1989
サクラユタカオー 1982 *テスコボーイ
アンジエリカ
サクラハゴロモ 1984 *ノーザンテースト
*クリアアンバー
オトメゴコロ
栗毛 1990
*ジャッジアンジェルーチ 1983 Honest Pleasure
Victorian Queen
*テイズリー 1981 Lyphard
Tizna

(Wikipediaより)

現在15戦9勝(うちGⅠ4勝:菊花賞、天皇賞・春、ジャパンカップ、大阪杯)二着2回(皐月賞、宝塚記念、有馬記念)、三着3回(皐月賞)、着外は1回(日本ダービー:14着)の現在の古馬最強馬ですね。

戦績だけを見ると阪神競馬場や中山競馬場など比較的パワー型の馬場で敗戦していますが、逆に京都競馬場は合っていると言えるかもしれませんね。日本ダービーの敗戦はもはや度外視して大丈夫でしょう。サトノダイヤモンドと昨年の有馬記念で直接対決をし2着に敗れていますが、着差はほぼなく斤量が同じになるので、結果はひっくり返る可能性も考えられますね。

血統的にはパッと見、一昔前なら母系は底力のないマイラー?という印象も受けますが、長距離型×スピード型という血統で長距離を苦にしない馬も多いので、本質は10ハロン~12ハロン向きでも問題はないでしょう。父はディープインパクトの全兄ブラックタイドです。渋い(笑)