「プレイボール2」が想像以上に「プレイボール」で連載スタート

プレイボール2

「キャプテン」、「プレイボール」の正統後継作品

前回の記事ではコージィ城倉さんの「おれはキャプテン」がかなりおススメですと紹介させていただきましたが、その記事の中で少し触れたように作者のコージィ城倉さんが集英社グランドジャンプちばあきお(故人)さんの「プレイボール」の後継作品である「プレイボール2」の連載を始めたということもご紹介させていただきました。

この「プレイボール」は元々ちばあきおさんの中学野球を題材とした「キャプテン」のスピンオフ作品として高校編を描いたものですが、ちばあきおさんが連載途中で体調崩し、その後亡くなってしまったため事実上は未完のままでした。

その後遺族と編集部でリバイバル企画を相談した際にこの作品のファンでもあったコージィ城倉さんに相談したことからこの連載の話が持ち上がり、実際にスタートするこことになったようです。このあたりの経緯はグランドジャンプに作者のインタビューがぎっちり載っています。(画像引用:集英社「グランドジャンプ」公式サイトより)

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「キャプテン」、「プレイボール」とは

あしたのジョー」や「あした天気になあれ」(ともに講談社)で有名なマンガ家ちばてつやさんの実弟でちばあきおさんの作品で、「キャプテン」は1972年頃から1979年まで月刊少年ジャンプで「プレイボール」は1973年頃から1978年まで週刊少年ジャンプにほぼ同時期に連載されていました。

ストーリーそのものは相関性があり、物語は「キャプテン」から始まりますが、名門中学校野球部(二軍の補欠)から弱小中学校へ転校してきた主人公谷口が勘違いから期待されますが当然実力はなく最初は呆れらます。しかし持ち前の頑張りでキャプテンに選ばれるようになり、チームを強くしていくという作品です。この作品では谷口だけが主人公ではなく、学年が上がるにつれて次のキャプテンが主役になります。(話を詳しく忘れたのでWikipediaでカンニングしてきた)

かたや「プレイボール」は高校進学後の谷口を描いた作品で、怪我により一旦野球をやめた谷口が野球への思いを捨てきれず野球の世界へもどり甲子園を目指すという作品です。

一応両作品とも完結の体裁は取られていますが、プレイボールに関してはストーリ的には未完と言われています。残念ながら精神的な不調(躁うつ病)をだったようでその後1984年に41歳の若さでちばあきおさんは自殺されています。

気になる「プレイボール2」の中身は?

実際昨日の時点では紹介しただけで読んではいなかった(どちらかと言えばマイナー雑誌なもんで・・・)のですが、グランドジャンプ探して読んできました!

まんま「プレイボール」でした(笑)

作者のインタビューではその後の谷口達とか10年後の話を描くとか色々な案があったそうですが、どうやら連載が途中で切れた時点からスタートしているようで、絵柄も時代背景もそのままになっています。

ハッキリ言っちゃうと、コージィ城倉要素は0です(笑)。言われないと多分分かりません。ストーリーはちばあきお先生の話のまま真面目な話になっているので、僕みたいなコージィ城倉作品を期待していたら完全に期待外れですが、かつての「キャプテン」、「プレイボール」の続きを読みたい方は、ちゃんとした続きになっているので期待してくて結構だと思います。絵柄はかなり寄せているので違和感ありません。

しかし、「キャプテン」と「プレイボール」て長いこと読んでないので僕話全く覚えてないですわ(笑)。