「ごめん、愛してる」(TBS日9ドラマ)感想

TBS日曜劇場ドラマ「ごめん、愛してる」
2017年7月9日(日)にスタートしたTBS日曜劇場(日9ドラマ)「ごめん、愛してる」ですが、すでに第二話が終わりましたがやっと録画していたやつを見ることができたので、ちょっと出遅れ感はあるものの感想を書いていきたいと思います。

春クールの「小さな巨人は」いかにもTBSの日曜劇場といった感じの無骨なドラマでしたが、この作品ははたしてどういった内容でしょうか、僕の感じたままを書いていきます。(画像引用:TBSドラマ「ごめん、愛してる」公式サイトより)

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ドラマ「ごめん、愛してる」とは

2004年に韓国で放送され人気を誇った、同名ドラマのリメイク作品となり、今回のTBSでのドラマ化だけでなく、トルコや中国でもドラマ化や映画が行われています。

ただ物語の舞台やストーリーなどについてはWikipediaなどによると多少の変更が行われているようですね。

あらすじ

かつて日本で母親に捨てられた過去をもつ主人公岡田律(長瀬智也)は韓国で裏社会のならず者として生活をしていたところ、人気若手ピアニスト日向サトル(坂口健太郎)の付き人として訪韓していた三田凜華(吉岡里帆)とふとしたドラブルがきっかけで出会います。

その出会いは当然一瞬のものと思われましたが、彼女が帰国後、主人公を兄と慕う韓国マフィアの二代目ラン(イ・スヒョク)の狙撃を身をもって防いだ代償として、頭には摘出不能の銃弾が残り、医者からはいずれ全身をマヒが襲い死に至ると伝えられ、マフィアからも使えなくなった人間に用はないと厄介払いを受けます。

死を意識し始めた律は最後に自分の唯一の肉親である母親に会うため日本を訪れますが、そこで再び韓国で出会った凛華と再会しますが・・・

というお話で、序盤の大半は韓国を舞台に、後に日本がメインで話が進みます。

さすがヒット作のリメイク作品 面白い!

さて、ここからが感想となりますが、かなり面白かったです。どちらかと言えば辛口の僕なんですが珍しいですね(笑)。

二話分を未視聴だったわけですが、第一話が面白かったので二話目も気になって一気に見てしまいました。

さすが韓国で大ヒットしたドラマのリメイク作品と言うべきでしょうが、かつてTBSでは僕の大好きな映画「インファナル・アフェア」を「ダブルフェイス 潜入捜査」というタイトルでしっかりとリメイクした実績があるので、このあたりの経験も活きたのではないでしょうか。

この「ごめん、愛してる」に関して、元のドラマは全く知りませんが、おそらく元のドラマの構図や小道具など忠実に再現しているのでないかと想像します。

よくあるリメイクの失敗例としては変なアレンジが作品を殺すことが多いのですが、今回のドラマに感じたテンポの良さや、登場人物の説明の丁寧さは最近のドラマにないものでした。

これは10年以上前のドラマをベースにしているということもあるかもしれませんね。

安心の長瀬君、大竹しのぶは少し違和感

今回のドラマ、キャスティング面では主演がTOKIOの長瀬君ということで期待していたのですが、彼はやっぱり絵になりますね。

決してセリフ読みが上手いとか、様々な表情を見せる演技派というわけではありませんが、ジャニーズ離れしたスタイルの良さや、存在感、自然さは彼独特のものですね。

同じジャニーズのキムタクや嵐の面々たちのように、あ!キムタクだとか嵐だ!というのがないのがいいですね。

個人的にはジャニーズで同じような雰囲気があるのはV6の岡田君が思い浮かびますが、理由はよく分かりません。

一方、主人公の実の母親だと思われる(もしかしたらそうでない可能性もあるのではとちょっと感じました)大竹しのぶもキーパーソンですが、ちょっと演技が大げさのような印象を受けました。

もっと自然体で天才肌の女優さんだったはずなんですが、舞台などの影響なのでしょうか、周りの出演者などに比べて少し熱量を持たせ過ぎだった気がします。

あとヒロインの吉岡里帆ですが、あまり意識したことはなかった女優さんですが、微妙なブサ可愛さ(いや可愛さの中にあるほんの僅かなブス要素か?)がいいですね。ちょっと気になってしまいました。

逆に坂口健太郎が憧れるサックス奏者の女性はちょっと違うんでない?という感じはしましたね。

ベタなドラマだがそこがいい

最後にこのドラマですが、やはり韓国ドラマぽいというのは感じましたね。

日本のドラマで言えば昼ドラぽいんですが、展開のありえなさ(韓国で出会った女性と日本でピンポイントで再会するなど)はドラマはしょうがないとして、登場人物をしっかりと色分けしている点や、そこに至るまでの行動のバックボーンをしっかり時間をかけて説明しているので、それぞれに感情移入することができます。

今回のドラマは主人公だけでなく、ヒロインや、ヒロインに憧れるピアニスト、その母など、それぞれの感情がしっかり手に取るように分かります。

前回の「小さな巨人」のような登場人物の行動やセリフが二転三転して何考えているのか分からない・整合性が取れないなどで、物語に入り込めなったことを考えると雲泥の差に感じます。

最近のドラマはキャスティングやそのプロットの奇抜さばかりが目立つことが多いとは思いますが、こういったしっかりと地に足をつけたドラマをもっと見てみたいものですね。

本当にベタな感じのするドラマですがオススメできます。