極楽とんぼのKAKERU TVを見て思ったこと

KAKERU TV(極楽とんぼ)

極楽とんぼ山本圭壱の本格的な復帰番組

ご存知の方も多いと思いますが、先日の2017年3月4日~5日にかけてインターネットストリーミングサイトのAbemaTVにて極楽とんぼ山本圭壱が10年ぶりの復活後初冠番組として、AbemaTVのチャンネルを一日ジャックする形で極楽とんぼMCによる「KAKERU TV」が24時間生放送で特別版が放送されました。(画像引用:Abema TIMES :極楽とんぼ「KAKERU TV」~24時間AbemaTV生JACK〜 タイムテーブルより)

この話題は芸能ニュースとして色々なところで報道されましたね。

肝心のこの番組ですが、僕はリアルタイムで見ることはなかったのですが、AbemaTVが公式チャンネルとしてこの番組の模様をYouTubeでコーナー分割して公開しているので、いくつかのコーナーを見ることができました。

すべてを見たわけではないのですが、この番組を見ていると色々なことを考えさせられました。



番組そのものは極楽とんぼの山本圭一の復帰作ということもあってか、盟友のロンドンブーツやココリコ遠藤を始めとして、かなりの大物お笑い芸能人が登場していましたね。(あとこの前取り上げたセクシー女優も(笑))恐らくこれだけのメンツを集めるとなるとかなりのギャラがかかるだろうというようなスゴイメンツでしたが、おそらく今回に関しては、山本の復帰祝いということでほぼ友情出演でノーギャラと見て間違いないでしょう。

山本の復帰に関しては、個人的には事件は不起訴ということや、どうも問題となった事件は色々裏もありそうということで、なぜ長い間吉本興業やTV局は締め出していたんだろうかなと不思議には感じていました(裏で圧力がかかっていたんでしょうけど)。ベッキーに関してもそうなんですが、別に重犯罪者じゃないんだし一部のクレーマーの顔ばっかりうかがわなくてもいいんじゃない?とは思ったりします。

このあたりはまぁ人によって考え方が違うので、まったく逆の意見も多いことでしょう。

さて今回はですね、僕がこの番組を見て思ったことは、この山本の復帰が適切かどうかという問題ではありません。

今回の番組を見て(と言っても一部しか見てないので偉そうに語るのも若干気が引けますが・・・)感じたことは、いよいよTV局の存在意義がもうすでになくなり始めていることと、芸能事務所の存在も盤石ではないこということです。

もはやTVである必要はまったくない

今回の「KAKERU TV」を放送したAbemaTVですが、改めて調べて直してみるとIT大手のサイバーエージェントとテレビ朝日がタッグを組んで作ったストリーミング会社のようです。

僕もまだこのサービスを利用しているわけではないので申し訳ない(ただ、うちの奥さんはすでに使っている様子)のですが、説明を見る限り様々なチャンネルを用意してありそれをリアルタイムで放送し、ユーザーはそれを無料で見れるということみたいです。

ただ、有料会員にならない限りオンデマンド(自分の見たい時に見る)で視聴はできないようなんですが、これってやっていることはテレビと同じことなんですよね。最近Jリーグのスポンサーになったものの最初の週で大遅延を招いたことで話題となったDAZNも有料ではありますが、いわばこちらは有料のCSスポーツチャンネルみたなもんでしょうか。

番組を見てて思ったんですが、内容はかなりテレビでやっていることと同じ内容で、出ている芸人さんたちも安定感抜群なので、インターネット番組なんでしょうがないなというエクスキューズもなく、クオリティの問題は全く感じませんでした。それどころかYouTube内では見たいところを一発で飛ばせるので、見てて快適そのもの。録画しているお笑い番組を見ているようでしたね。

つまりは、番組のソフトさえしっかりしていればこのインターネット放送が完全に成立してしまうということを、今回の番組でしっかりと認識してしまいました。今回は出ていたメンバーも一流どころばかりだったという理由はあるでしょうが、手軽にどんな端末からでも見れるという点を考えると、テレビより劣るという点が少ないという印象もうけましたね。

また、このインターネット放送の利点としてはWEB端末さえあれば、どこでも中継ができるという点もあるでしょう。事件や事故が起これば、下手な話そこらへんの一般の方がリアルタイムで記者になれますし、この放送する側も色々なジャンルの専門家や各地方に潜在的に記者を捕まえておけば、いつどんな話題もすぐに対応できるので利点しかないような気がします。

また、免許制のテレビ放送局とは違い、インターネット放送局は法整備も追いついてないせいか、いつでもだれでも、その気になればどんな内容でも放送が可能です。

今は週刊文春が大スクープを連発して世間の度肝を抜いたりしていますが、もしかしたら一般人がスクープチャンネルを自分で作って、リアルタイムで芸能人の熱愛をスクープする日も近いようなきがします。

今はこういったリアルタイム物はニコニコ動画の配信や、YouTubeでも目立ち始めたライブ配信がメインですが、半ば公的と言えるニュースもこれに近づいてくるかもしれませんね。

芸能事務所もふんぞり返っている時代ではない

テレビ放送局が安泰ではないとは書きましたが、これは芸能事務所にも同じことが言えるのではないでしょうか。

例えば今回の極楽とんぼの山本圭一の復帰はAbemaTVという、いわばまだまだ世間一般には認知されているとは言えない媒体を使って行われました。おそらくいきなりテレビなどで露出を増やすのは世間の声が怖いというテレビ局なり所属する吉本興業の判断なのでしょうが、さきほど書いたようにテレビが盤石の時代はますます過去のものになってしまうと思います。

そう考えると、今後不祥事なりでテレビに出られなくなった芸能人なんかはインターネット放送局を使ってくると思うんですよね。また現在のテレビ局なんかは出演者の実力そのものよりも明らかに事務所のパワーバランスによって露出が決定しているので、どうしても弱小事務所に所属している芸能人なんかもこちらに流れてくるのは間違いないでしょう。

現在はYouTubeなどで自分で動画配信をしている芸能人などの方も一部いらっしゃいますが、大手のテレビ放送局がからんだインターネット放送局や、そういったテレビを辞めた関係者なんかが独自にインターネット放送局を本気でやり始めればYouTubeなどの人気動画配信などを凌駕することは簡単でしょう。

こういった理由などから、実力さえあれば今や大きな芸能事務所に所属するというメリットは、何かトラブルがあった時に守ってくれたりするということしか無いようなきがします。ヒカキンやはじめしゃちょーなどのように素人でも人気YouTuberなどになれる時代です。

将来的には今でいう芸能人と人気YouTuberがインターネット放送局上でクロスオーバーする時代が現在もたまにありますが、もっと増えくると思います。

果たしてこの辺りの現状をテレビ局や芸能事務所がどれぐらいの危機感をもって取り組んでいるかはわかりませんが、フジテレビの凋落やバラエティ番組のマンネリ具合を見ていると、すくなくとも分かっているのはごく少数派か皆無に近いのかもしれませんね。

雨上がり決死隊なんかが、ある日突然吉本辞めて、個人事務所でインターネット放送局で頑張りまーす!と突然フリーエージェントする時代も近いかもしれませんね。収益モデルさえハッキリさせるパイオニアが出てくれば、あとはなし崩しになるんじゃないでしょうか。

思いついたままの殴り書きなので後日読みやすく校正します(笑)